BeltaのColored Pencil Gallery  色鉛筆ギャラリー

色鉛筆専門サイト。色鉛筆画とモレスキンスケッチ。色鉛筆と紙の情報も満載。
Home » colored pencils » Archive by category 'FaberCastell' (ページ 3)

【色鉛筆情報】ファーバーカステル ゴールドファーバー

12月 16th, 2018 Posted in colored pencils, FaberCastell

【東京】

1月6日(日)武蔵小杉教室の前に新年会をします。
新年会だけのご参加も大歓迎です。11:30~13:30。
ご一緒に♪

1月8日(火)ミッドタウンのおしゃれなマンションで
イラスト教室をします。
少人数で個人レッスンに近い形です。14:00~16:00 3,000円。
ご興味のあるかた、info@belta.jp若林まで
お知らせください。


ご存じの方もいらっしゃると思いますが、
ファーバーカステルのゴールドファーバーが
リニューアルされました。

油性と水彩色鉛筆の2種類で、軸もとってもおしゃれ。

パンフレットもイイカンジです。

色鉛筆画のちょっとしたヒントが載っていますよ。

パラレルハッチングとクロスハッチングのヒントも
ちらっとありました。

画材屋さんで見かけたら、手にとってみてくださいね。

ゴールドファーバーは2種類。
油性は丸軸、水彩は六角軸。間違えないでね。

【色鉛筆画】初秋の草花と秋の緑色

10月 18th, 2018 Posted in color, FaberCastell, green, Polychromos

少し前に描きかけにしていた初秋の草花、
できあがりました。

© Belta(Mayumi Wakabayashi)

彼岸花、吾亦紅、オミナエシ、
カラスウリ、いちじく、どんぐり、
ヨウシュヤマゴボウ。

落ち着いたグリーンは、
ポリクロモスのパーマネントグリーンオリーブ(167)

この色は自然のグリーンを描くのにぴったり。
(サラダには向かないかも(笑))

このグリーンをベースに、同じくポリクロモスの
メイグリーン(170)やディープコバルトグリーン(158)などを
重ねて色を作ります。

秋の緑は春の緑とは違いますよね。
パーマネントグリーンオリーブは秋の緑にぴったりですよ~。

【色鉛筆画】ぶどう ちら見せ

9月 16th, 2018 Posted in colored pencils, Polychromos

14日、15日と体調を崩しておりました。
原因は睡眠不足。

面白いことがあるとつい無茶しちゃうんですよね。

2日間、ひたすら寝た今日は元気ですよ~。

さて、こちらをご覧ください。

© Belta(Mayumi Wakabayashi)

ぶどう、ちら見せ(笑)

ぶどうの粒は、丸いものの立体感の練習の参考になるのではないかと思います。

塗り方は、濃い色から。

でも、濁らせたくないので、
ビリジアンとかエメラルドグリーン(ポリクロモス)のようなクリアな色で
陰から塗り始めます。

後は順に黄緑系の色を重ねていき、
最後にカドミウムイエローレモン(ポリクロモス)のような
わずかに緑がかったイエローを塗り込んであげると、
明るく、輝くようなグリーンになります。

本物のマスカットはわずかにくすんだ黄緑ですが、
「おいしそうなイラスト」にしたいときは、
鮮やかな黄緑の方が向いているように思います。

【色について】コールドグレー#Ⅱ の使い方

12月 23rd, 2017 Posted in color, FaberCastell, grey(gray), Polychromos

Beltaの絵に無くてはならない色の一つが、
ポリクロモスのコールドグレー(cold gray) #Ⅱ

数字が小さいほど明るい色なので、
この色は、コールドグレーの中で2番目に明るい色ということになります。

この色が大切な色だという理由は以下の2つです。

1.下書きに使う


© Belta(Mayumi Wakabayashi)


© Belta(Mayumi Wakabayashi)


© Belta(Mayumi Wakabayashi)

こういうペンを使わない絵の下書きは、
コールドグレーⅡで描いています。

コールドグレーⅡはとても明るい色で、
軽く描くと練り消しよく消えるので、
下書きにぴったりなのです。

線が目立たない上、消そうと思ったらカンタンに消すことができる、
というわけです。

できれば、紙を傷めないため、練り消しは最小限にしたいのです。
きちんとモチーフに色を塗れば、下書きの線は見えなくなります。

コールドグレーⅢは濃すぎて、線が目立ちます。

コールドグレーⅠはワックス(オイル)成分が多いので、
この上に色が乗りにくく、逆に線が目立つことになります。

やっぱりコールドグレーⅡがいい!

2.さりげない陰色に使う

これを見てください。

微妙ではありますが、立体的ですよね?
わずかに陰をいれているので立体感があります。

この陰色がコールドグレーⅡなのです。

コールドグレーは、黒が明るくなった色なのです。
それに対してウォームグレーは、黄みを帯びています。

ということは、

他の色に重ねたときに違いが出てきます。

ウォームグレーは、色を重ねると、元の色に少し黄みがかって暗くなり、
コールドグレーは、色を変えることなく、色を暗くすることができる、
ということです。

しかも明るいので、黒ずむことなく陰を作わけです。

ただ、光の強さや光の色によっては、
ウォームグレーやクールグレーⅢやⅣを使うこともあります。

こういうお話はややこしそうに思われるかもしれませんが、
ちょこっと知って、システマチックに使えると、
「しまったー!」が少なくなりますね。


毎月オリジナルのイラストを掲載した「Belta通信」を発行しています。
2018年のご購読を募集しています。


お申し込み、お問い合わせは、こちらのページをご覧ください。
プレゼント作成中


イラストのご依頼等、
こちらのフォームからお問い合わせくださいませ。
★お問い合わせ★

後ほど担当者からお返事をさせていただきます。


定例教室のご案内です。

Office Beltaの塗り絵教室は、
2時間で、ポストカードサイズの塗り絵を1枚仕上げます。
色鉛筆の基礎が身につきますよ!

入会金なし、1回完結型でタイミングが合うときに参加できる
とても参加しやすい教室です(東武カルチュアスクールは3回が1クールです)

ご興味のある方は、
info@belta.jpまでメールでお問い合わせください。
携帯メールをお使いの方は、PCからのメールを受け取れるようにしてくださいね!
参加費は大阪教室以外、3,000円~3500円(下絵、塗り方レシピ代込み)です。

大阪はたまにしか行けないので、
ボリュームのある教室になっています。

【12月】
2日、3日、大阪教室
2日(土)1day イラスト教室
3日(日)13:00~16:00 塗り絵教室

9日(土)14:00~21:00 大人のアート塗り絵(武蔵小杉)

12日(火)13:00~15:00 大人のアート塗り絵(東武カルチュアスクール)

19日(火)19:00~21:00 大人のアート塗り絵(アンネイ・松江)

【1月】

14日(日)14:00~16:00 大人のアート塗り絵教室(武蔵小杉)
12:00~ランチ新年会です。ぜひご一緒に♪

23日(火)14:00~16:00 大人のアート塗り絵(宍道・松江)

アンネイ教室はお休みです。

【2月】

5日(月)14:00~16:00 大人のアート塗り絵教室(大塚 サロン イル・トゥリパーノ)

赤の色鉛筆コレクション

一部ですが、赤の色鉛筆のコレクションです。

セットだけでなく、赤だけを持っているブランドも多いのです。

赤はどのセットにも入っている上、
よく使う色ですから、まずは赤を買うことにしています。

イラストの方は上から、

ホルベイン、ポリクロモス、ペリシア、ヴァンゴッホ、
カリスマカラー、パブロ

です。

途中まで描いて、松江に持って帰ったら、
カリスマカラーを東京に置き忘れ~。

左は、水彩色鉛筆。

ステッドラーのカラトアクレェル、
ダーウェントのインクテンス、
カランダッシュのミュージアムアクアレル。

ミュージアムアクアレルは非常に美しい発色です♪
一目で好きになりました。

ところで、これも色見本です。

色見本を作るのは、
色を探しやすくするためではなく、
どんな発色をするか確認するためです。

同じ赤(スカーレット系、カーマイン系)でも、
ずいぶん発色が違いますよね。

青に寄っていたり、黄みが強かったり。
少し黒を感じさせる色が入っていたり。

それを見るためのものだと思っています。

発色がわかれば、
塗ったあとで「あれ、こんなはずでは~」ということが少なくなりますから。

持っている色の色見本を一気に作るのは大変ですが、
こんなふうに小さなものをちょこちょこ作るのはできそうですよね。

できれば、飾れるように作れば、作った後も楽しめます。

それにしても、ミュージアムアクアレル、いいなぁ。

基本色12色セット

20色セットは2種類あります。
ランドスケープとマリン。
山色セットと海色セットですね!

ランドスケープ

マリン

76色木箱セット

アルブレヒト・デューラー マグナス 水彩色鉛筆

5月 10th, 2017 Posted in ALBRECHT DÜRER, colored pencils, FaberCastell

ファーバーカステルの水彩色鉛筆アルブレヒト・デューラーの新作(?)
マグナスの発売が始まりました。

マグナスは、太軸、太芯。
これまでのアルブレヒト・デューラーと比べてみましょう。


左がアルブレヒト・デューラー。
右がアルブレヒト・デューラーマグナス。

かなり違いますよね。

芯の直径は5.3mm。

5mmを超えると迫力です。

太軸なので、持ちやすく、疲れにくいという特徴があります。

芯が太いということで、広い面積を塗りやすく、
削って使うにも良さそうです。
細く削ればシャープな線も描けます。

これだけ太ければ、色鉛筆というより、
固形絵具的な感じもしますね。

まだ24色までしか販売されていませんが、
24色あれば、かなりの色が作れますよね。
水彩色鉛筆なので、水の力も使えます。

Beltaは今は、あまり水彩色鉛筆は使っていませんが、
以前はよく使っていました。
今も100本くらい持っているかなぁ。

アルブレヒト・デューラーはポリクロモスと
色番号も同じで、発色も同じ。
好きな水彩色鉛筆です。

ただ、太軸だと、削ることができる鉛筆削りが少ないですね。
ナイフで削ることになりそうです。

マグナスはまだ一部の大きな画材店のみでの扱いみたいです。
楽天には従来のアルブレヒト・デューラーしかありませんでした。

梅ジロウの季節

3月 6th, 2017 Posted in color, FaberCastell, green, Polychromos Tags:

色鉛筆アーティストのBeltaこと若林眞弓の色鉛筆ブログです。
松江、大阪、東京で「大人のアート塗り絵」教室をしています。

カラー、心理学のブログはこちら Office Beltaのブログ


梅がきれいですね。

梅にやってくるメジロのことを梅ジロウというらしく、
この季節、フォトグラファーたちが梅ジロウを楽しく撮影されているのを見て、
描いてみたくなりました。


© Belta(Mayumi Wakabayashi)

勢いあまってルリビタキも。

メジロを描きたくなった理由の一つが
最近、ポリクロモスのメイグリーン(170)で色を作るのが楽しいから。

メイグリーンは前はアップルグリーンと言ってたっけ。

少しくすんだ黄緑系の色です。

この色を鮮やかなグリーンと重ねると、
鮮やかだけれど、押さえた感じの自然のグリーンができるのです。

どんな色かというと、

© Belta(Mayumi Wakabayashi)

ホルベインのアップルグリーンと比較してみました。
どちらも使い勝手の良い色です。

一つの色が気に入ったら、
一度徹底的に使うと、使い方がわかり使いこなせるようになります

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ファーバーカステル ポリクロモス油彩色鉛筆 メイグリーン 170
価格:292円(税込、送料別) (2017/3/6時点)


イラストのご依頼等、
こちらのフォームからお問い合わせくださいませ。
★お問い合わせ★

後ほど担当者からお返事をさせていただきます。


  
  

教室のご案内です。
中には満席の教室もありますが、お席をご用意できることがあります。
info@belta.jpまでメールでお問い合わせください。

【3月】

12日(日)14:00~16:00 大人のアート塗り絵教室 武蔵小杉
お一人分ご用意できます。
ご興味のある方はメールでお問い合わせください。
info@belta.jp若林まで。

14日(火)13:00~15:00 大人のアート塗り絵教室 東武カルチュアスクール(池袋)

23日(木)19:00~21:00 大人のアート塗り絵教室 アンネイ(松江)

28日(火)14:00~16:00 大人のアート塗り絵教室 宍道(松江)

ご興味のある方、info@belta.jp宛て
お知らせくださいませませ。

【4月】

3日(月)14:00~16:00 大人のアート塗り絵教室 大塚(東京)
あと2席です。

8日(土)14:00~16:00 大人のアート塗り絵教室 武蔵小杉

11日(火)13:00~15:00 東武カルチュアスクール(池袋)

【6月】
3日(土)4日(日)大阪で教室をします♪

一緒に楽しく作品を作りましょう♪

「どんな教室かしら?」と思われた方、
クリックすると、2月の教室の様子を見ることができます。ご参考に。
2月11日(土)14:00~16:00 大人のアート塗り絵(武蔵小杉)終了

2月14日(火)13:00~15:00 大人のアート塗り絵(東武カルチュアスクール)
2月21日(火)19:00~21:00 大人のアート塗り絵(アンネイ教室)

島根の岩のりと黒

1月 19th, 2017 Posted in black, Caran d'Ache, color, FaberCastell, holbein

色鉛筆アーティストのBeltaこと若林眞弓の色鉛筆ブログです。
松江、大阪、東京で「大人のアート塗り絵」教室をしています。

カラー、心理学のブログはこちら Office Beltaのブログ


先日、描きかけをアップしていた「島根の岩のり
できあがりも見てくださいね。

2017_01_10_iwanori_04
© Belta(Mayumi Wakabayashi)

このスケッチには、2種類の黒を使っています。

ポリクロモスとパブロ。

パブロはポリクロモスより少し硬いのですが、
硬くても色のノリがよく、細かいものを描くのに
ぴったりです。

このスケッチのサイズはトラベラーズノートなので、
絵の一つ一つのパーツはとても小さいのです。

こういうものを描くのには、ポリクロモスを使うのですが、
パブロの方がやや硬いので、持っているなら使わにゃ損(笑)

ホルベインは芯が柔らかいので、小さなパーツを
真っ黒に塗ろうとすると、エッジがシャープになりません。
その代わり、広い面積に黒を効かせたいときには便利です。

ちなみに黒もやはり混色する方が、色が深くなります。

重ねる色として主に使っているのがダークインディゴ系の色。

一番の愛用は、ポリクロモスのダークインディゴ(157)

この色はとても便利な色で、
Belta流にはなくてはならない色です。

ホルベインの36色セットにはインディゴがなく、
プルシアンブルーのみなので、
ホルベイン36色をお持ちの方は、プルシアンブルーを
塗ってみてくださいね。

もちろんホルベインにポリクロモスのダークインディゴを
重ねてもOKです。

参考までに色見本を載せておきますね。

H…ホルベイン P…ポリクロモス Pb…パブロ
black_02
© Belta(Mayumi Wakabayashi)
   
   
   


   

教室の内容をぎゅっと詰め込んだ本です。
遠方で教室にいらっしゃることができない方はご活用ください。


イラストのご依頼等、
こちらのフォームからお問い合わせくださいませ。
★お問い合わせ★

後ほど担当者からお返事をさせていただきます。


【1月の予定】

14日(土)14:00~16:00 大人のアート塗り絵(武蔵小杉)
終了。教室の様子はこちらをご覧ください。

24日(火)14:00~16:00 大人のアート塗り絵(宍道公民館 松江)
あと3人、お席をご用意できます。

24日(火)19:00~21:00 大人のアート塗り絵(アンネイ 松江)

ご興味のある方は、info@belta.jpまで
メールでお知らせください。

【2月の予定】

11日(土)14:00~16:00 大人のアート塗り絵(武蔵小杉)
ご参考までに1月の教室の様子をこちらからご覧ください。


カラーの専門店 カラーショップ Belta

楽天 カラーショップBeltaのロゴ

黒の比較 compare black color

ちょっと前に描いていた各ブランドの黒の比較。

書きかけになっていたので、あらためて書きます。

少し前の睡蓮で、仕上げに黒を使うというお話を書きました。

それに関連して、手持ちの「黒」を比較してみました。
black_01

すみません、文字が逆になってる!

上から、

ダーウェント アーチスト
Derwent artists

カランダッシュ パブロ
Caran d’Ache Pablo

ファーバーカステル ポリクロモス
Fabecastell Polychromos

ヴァン・ゴッホ
van Gogh

ホルベイン アーチスト
Holbein artists

カリスマカラー
karismacolor

塗ってみた個人的な感覚ですが、
上から順に芯が硬いものから柔らかなものへ並んでいます。

よく使っているのは、
ポリクロモス、パブロ、ホルベイン。

パブロのブラックはポリクロモスより硬いのですが、
発色がよく、隅々まで紙の目を埋めるように塗りたいモノ、
小さなパーツ(目や文字)に愛用しています。

ホルベインは柔らかいのですが、少しさらさら。
カリスマはねっとり、
ヴァンゴッホはその中間くらいかな。

この3つは、背景に黒を入れる際によく使っています。
カリスマは練り消しでは消えにくいので、最後の仕上げに。

ダーウェントのアーチストは、硬い芯で薄付きです。
カサカサした感じの黒に発色します。
(悪い意味ではありません)

 

 

黒の比較 compare black color

少し前の睡蓮で、仕上げに黒を使うというお話を書きました。

それに関連して、手持ちの「黒」を比較してみました。
black_01

すみません、文字が逆になってる!

上から、

ダーウェント アーチスト
Derwent artists

カランダッシュ パブロ
Caran d’Ache Pablo

ファーバーカステル ポリクロモス
Fabecastell Polychromos

ヴァン・ゴッホ
van Gogh

ホルベイン アーチスト
Holbein artists

カリスマカラー
karismacolor

塗ってみた個人的な感覚ですが、
上から順に芯が硬いものから柔らかなものへ並んでいます。

よく使っているのは、
ポリクロモス、パブロ、ホルベイン。

パブロのブラックはポリクロモスより硬いのですが、
発色がよく、隅々まで紙の目を埋めるように塗りたいモノ、
小さなパーツ(目や文字)に愛用しています。

詳細は後ほど。

今日はここまで~。