【色鉛筆」濁りがない黄緑
以前、黄緑を探している、と書いたことがあると思います。
ホルベインのアップルグリーンは、
植物を描くにはほどよく濁っていてきれいなのですが、
濁りがない色を使いたいときには困るわけです。
ホルベインの36色セットにはきれいな黄緑がないんですよね。
と思っていたら、
気づきました。
絵の具で濁りがない黄緑を作るには、
ビリジアンとレモンを混ぜます。
そう!
36色セットにはビリジアンとレモンがあるわけです。
試してみました。
先にレモンを塗るとますますきれいな黄緑になりますね。
ビリジアンにもレモンにも「赤」が入っていませんので、
濁らないわけです。
カナリーイエローには「赤」が入っていますから、
ごくわずかですが濁ります。
(※濁るのが悪いわけではありません。きれいな濁りは重要)
ただ、先にレモンをしっかり塗ると、
上にビリジアンは乗りにくいです。
のみならず、
先にビリジアンを塗り、次にレモンを塗ったものも
その上には他の色が乗りにくいです。
だからこの色を使ってさらに混色するのは、
かなり塗りにくいことになります。
そして一つ、問題が。
これは私だけの話しかもしれませんが、
目がチカチカします(笑)
レモンは蛍光色のような色味ですからね、
塗りながら見つめると、目が疲れます。
今もチカチカ中。
私だけかなぁ。