この絵をポストすると、
「お皿がすてき。鉛筆が転がらなくていいですね」
という反応をいただくことが多いので、今日はそれに関連して。
© Belta(Mayumi Wakabayashi)
お皿は、ミルククラウンの形の小物入れです。
色鉛筆を乗せると確かに転がらないですね。
ここに反応するということは、
色鉛筆が転がって困っていらっしゃると想像して、
今日は色鉛筆の収納と転がり防止について書いてみました。
すみません、時間がなくて鉛筆で走り書きです。
↑クリックすると拡大されます。
© Belta(Mayumi Wakabayashi)
まず、収納について。
かつてはカップやジャムの瓶に立てていました。
このブログのどこかにそういう記事があると思います。
今は、120本のペンシルケースに収納しています。
2つ使っています。
1つはメインでよく使う120色。
もう1つは、ときたま使うものとヴァンゴッホ 36本。
ペン立てからペンシルケースに変えた理由は、
ペン立てだと色鉛筆が探しにくいから。
色もわかりにくいし、短くなった色鉛筆は埋もれてしまいます。
その点でこの一覧性の良いペンシルケースは
とっっっっても使いやすいのです。
このペンシルケースは、収納面が4面あるので、
・1面~2面の途中…ポリクロモスの36色セット+123番フューシャ
理由は、ポリクロモス36色セットをお持ちのお客様に
対応できるよう36色セットは把握しておきたい。
ただし、123番のフューシャは60色セットにも入っていない色ですが、
使いやすい色なので、ここにセット。
それから、36色セットは基本となる色がそろっているので、
この基本色をメインとし、足りない色を足す、と考える方が
楽だから。
・2面…ポリクロモス他の暖色系。
レッド、イエロー、オレンジ、茶色など、
暖色系の色を集めています。
・3面半分…ピンク
ピンクはよく使うので
クール系のピンク、ウォーム系のピンクをまとめて
ここに置いています。
・3面半分~4面少し…グレー、ブルー系
グレー、ブルー系、紫系は一緒に使うことが多いので、
ここにまとめてセット。
・4面残り…グリーン
植物を描くのに欠かせないグリーンは、
まとめてここに。
特に順番は決めていません。
このメインの色鉛筆がセットされているペンシルケースから、
使う色を取り出して使います。
その際、机に直接色鉛筆を置くと、転がりやすいので、
タオルハンカチを敷き、その上に置きます。
タオルハンカチの上だと、ころころとは転がらないですからね。
ティッシュ1枚敷くだけでも、転がり方は違います。
大きな絵や描いている途中でさらに色を足すようなときは、
ペンシルケースを膝の上に広げて置きます。
そこから色鉛筆を取り出して、
またタオルハンカチの上に置いて使い、
描き終わったら、全部しまいます。
そして次の絵のときは、また取り出して
タオルハンカチの上に。
というやり方です。
色鉛筆が転がって困る、という方、
タオルハンカチ(普通のハンカチでもOK)を
お試しください。
本当にティッシュ1枚敷くだけでも、
転がりやすさは違いますからね。
以上、色鉛筆の収納と転がり防止のお話でした。
また新しい発見やアイディアが浮かんだら、シェアしますね!
ホルベインの36色セットは48本用にセットしています。
色鉛筆の持ち方、削り方、色の作り方を
丁寧に説明しました。
塗り絵、コロリアージュだけでなく、
色鉛筆画にも役立つ内容だと思っています。
(in 松江)