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【色について】コールドグレー#Ⅱ の使い方

12月 23rd, 2017 Posted in color, FaberCastell, grey(gray), Polychromos

Beltaの絵に無くてはならない色の一つが、
ポリクロモスのコールドグレー(cold gray) #Ⅱ

数字が小さいほど明るい色なので、
この色は、コールドグレーの中で2番目に明るい色ということになります。

この色が大切な色だという理由は以下の2つです。

1.下書きに使う


© Belta(Mayumi Wakabayashi)


© Belta(Mayumi Wakabayashi)


© Belta(Mayumi Wakabayashi)

こういうペンを使わない絵の下書きは、
コールドグレーⅡで描いています。

コールドグレーⅡはとても明るい色で、
軽く描くと練り消しよく消えるので、
下書きにぴったりなのです。

線が目立たない上、消そうと思ったらカンタンに消すことができる、
というわけです。

できれば、紙を傷めないため、練り消しは最小限にしたいのです。
きちんとモチーフに色を塗れば、下書きの線は見えなくなります。

コールドグレーⅢは濃すぎて、線が目立ちます。

コールドグレーⅠはワックス(オイル)成分が多いので、
この上に色が乗りにくく、逆に線が目立つことになります。

やっぱりコールドグレーⅡがいい!

2.さりげない陰色に使う

これを見てください。

微妙ではありますが、立体的ですよね?
わずかに陰をいれているので立体感があります。

この陰色がコールドグレーⅡなのです。

コールドグレーは、黒が明るくなった色なのです。
それに対してウォームグレーは、黄みを帯びています。

ということは、

他の色に重ねたときに違いが出てきます。

ウォームグレーは、色を重ねると、元の色に少し黄みがかって暗くなり、
コールドグレーは、色を変えることなく、色を暗くすることができる、
ということです。

しかも明るいので、黒ずむことなく陰を作わけです。

ただ、光の強さや光の色によっては、
ウォームグレーやクールグレーⅢやⅣを使うこともあります。

こういうお話はややこしそうに思われるかもしれませんが、
ちょこっと知って、システマチックに使えると、
「しまったー!」が少なくなりますね。


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【1月】

14日(日)14:00~16:00 大人のアート塗り絵教室(武蔵小杉)
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