BeltaのColored Pencil Gallery  色鉛筆ギャラリー

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【色】ホルベイン ライトレッド 054 バーントシェンナ057

色鉛筆の色シリーズ。
教室でオススメしているホルベインの36色セットの色について解説しています。
(ポリクロモスは少しお待ちください)

2022年中にはホルベインを完成させたい。

これまでご紹介してきた色は、こちらをご覧ください。

バイオレット441
マゼンタ449
カーマイン 042
フレッシュグリーン243 アップルグリーン251
ローアンバー184
アイスグリーン 220
ジョーンブリヤン122
コスモス(437) ピンク022
プルシャンブルー368
ターコイズブルー343
スカーレット044
エメラルドグリーン 163
ホルベイン バーントアンバー180 セピア 182
ホルベイン クリムゾンcrimson 062

今日、ご紹介するのは、ライトレッド 054 バーントシェンナ057です。

よく似ている2色です。

番号もとても近くて、054と057

0で始まっているので赤の仲間ですね。
真ん中が「5」ということは、純色ではないけれど、
彩度はそんなに低くはない。

どちらも一般的には「茶色」と呼ばれる色だと思いますが、
いわゆる「茶色」より赤みを感じる色です。

比べると、ライトレッドの方が赤みをより強く感じますね。
名前に「レッド」が入っていますもんね。

この色は誤解されやすくて、「ライト」な「赤」、
つまり、「薄い赤」と勘違いされる方がいらっしゃるんです。

なので、「赤」のつもりで塗った後、「あれれ?」ということがあります。

実際は、赤に明るいグレーが入っているような色味ですので、
「赤茶色」と思っていただくと良いと思います。

同じ色の仲間としては、
インディアンレッドやベネチアンレッド(どちらもホルベインではないです)
があります。

ホルベインでは、
おそらく、スカーレット(044)とコーラル(024)が仲間の色で、
彩度、明度違いになっていると思います。
スカーレット

コーラルは持っていないので、検証できないのですが、
お持ちの方は、色を比べてみてくださいね。

スカーレットの明るい色がコーラル、暗い色がライトレッドで、
混色も配色もグラデーションもよくなじむと思います。

スカーレットの影色にライトレッド、
明るさを出すのにコーラル、という使い方ができるわけです。

もう一つのバーントシェンナは、
バーントアンバーと同じ、土由来の色名です。
イタリアのシエナで産出される土から作られる顔料です。
「バーント」とあるので、焼いた後の色。
ホルベインにはありませんが「ローシェンナ」という色もあります。

ライトレッドと比べると茶色のイメージですが、
やっぱり少し赤いですね。

ホルベインではおそらくタイガーリリー(047)と対応していると思います。
お持ちの方、検証してみてくださいね。

タイガーリリーは原色で、少し明度が低い(彩度もやや低い)のが
バーントシェンナではないかと。

おそらくよくなじむと思います。

ライトレッドもバーントシェンナも
明度、彩度と、色相ともに近い色ですので、
色味を変えずに深みを出したい時に重宝します。

初心者の方向けのどんぐりは
この2色を使って色を深めていますよ。

どちらも少し明るいグレーを感じる色なので、
やや濁色で、マット感があります。

純色では(例えばスカーレット)鮮やか過ぎるとき、
少し重ねることで色を落ち着かせることができます。

たくさん重ねると鈍くなるので、そこはご注意を。

【文房具】suuuhさんのサイトを覗いてみてね

2月 1st, 2022 Posted in FaberCastell

2月のオンライン教室は塗り絵とイラスト。
6日(日)14:00~16:00 塗り絵(ドレッサー)募集締め切りました
7日(月)13:00~15:00 塗り絵(ドレッサー)募集締め切りました
詳しくはこちら↓
【教室】2月のモチーフはドレッサー

イラスト教室は募集中です。
スイーツを簡単に描けるコツをご紹介しますよ。
詳しくはこちら↓
18日(金)13:00~15:00イラスト基礎(○、△、□で描くスイーツ)

2022年の塗り絵教室のモチーフの予定はこちら↓
【教室】2022年 モチーフの予定
【教室】リバイバル教室(オンラインのみ)


文房具専門のwebメディア 「Suuuh」さん。
https://suuuh.jp/

万年筆、ノート類など、文房具の情報を発信されています。

文房具版キナリノさん、とう感じでしょうか。

そのSuuuhさんのサイトに私のイラストがちょこっと載っています。
(掲載のご依頼をいただきましたので、OKしました)
https://suuuh.jp/40

文房具、楽しいですよね。

私は長年の万年筆ユーザーで、文房具も大好き。

2000年頃は万年筆を使っている人はそう多くなく、
万年筆を使うとずいぶん目立ちました。

© Belta(Mayumi Wakabayashi)2022

それ以外にも面白いものをいっぱい使っていたっけ。

モレスキン、方眼ノートなど、パーフェクトペンシル、今では珍しくなりものも、
あのころは使っている人は少なくて(特に女性が)目を引いたようです。

© Belta(Mayumi Wakabayashi)2022

今のように楽天のお店で気楽に買える時代ではなくて、
万年筆屋さんのサイトがいくつかあるだけ。

その中で、お値段や品揃えを比べて、お得なところで買うわけです。

中でもフルハルターさんは、大好きなお店で、
ご店主の森山さんが研ぎ出したペン先がすばらしく、3本も購入!
もう二度と手に入らない仕様で、宝物です。
http://www.fullhalter.jp/

それから松江には「中屋万年筆店」と「パピロ21」という
全国からお客様が訪れるお店があります。
中屋万年筆店↓

© Belta(Mayumi Wakabayashi)2022
ここは足繁く通いました。
ご縁で、一緒にTVまで出ちゃった。

© Belta(Mayumi Wakabayashi)2022

万年筆業界は長らく売り上げが落ち込んでいて、
このままでは万年筆は消えてしまうかもしれないと
言われていたのです。

当然、万年筆について知っている人も少なく、
友人たちは、今でも万年筆、文房具で気になることがあると、
「Beltaに聞こう!」と。

もう更新できなくなっているブログでもたくさん文房具をご紹介したものです。

新しいブランドや手作り万年筆、インク沼なんて言われている現在からは
想像できないですよね。

© Belta(Mayumi Wakabayashi)2022

万年筆が滅びる心配がなくなって、本当に良かった!

あれ、話しがどんどん逸れちゃった(笑)

逸れたついでに、

毎日お出かけするときには、たくさんの筆記具を持ち歩いていました。
少なくとも7本、長期でお出かけするときはもっとたくさん。

あるとき、空港の保安検査でひっかかって、
「これは何ですか?」と尋ねられて
「ペンです」と答えた私。

バッグのポケットに14本のペンをぎゅうぎゅう差し込んでいたので、
不審に思われたみたい。
ペリカンの万年筆が6本くらい、
他にはラミーのゲルボールペン、ファーバーカステルの
エモーションシャープペンシル、パーフェクトペンシルなどなど。

何かを書くために持ち歩くのではなく、
持っていると気分がいいから、なんですけどね。

でも、そんなに持って飛行機に乗る人、いないですよね。

今はそう思います。

【色】ホルベイン クリムゾンcrimson 062

2月のオンライン教室は塗り絵とイラスト。
6日(日)14:00~16:00 塗り絵(ドレッサー)
7日(月)13:00~15:00 塗り絵(ドレッサー)
詳しくはこちら↓
【教室】2月のモチーフはドレッサー

イラスト教室もあります。
スイーツを簡単に描けるコツをご紹介しますよ。
詳しくはこちら↓
18日(金)13:00~15:00イラスト基礎(○、△、□で描くスイーツ)

2022年の塗り絵教室のモチーフの予定はこちら↓
【教室】2022年 モチーフの予定
【教室】リバイバル教室(オンラインのみ)


色鉛筆の色シリーズ。
教室でオススメしているホルベインの36色セットの色について解説しています。
(ポリクロモスは少しお待ちください)

2022年中にはホルベインを完成させたい。

これまでご紹介してきた色は、こちらをご覧ください。

バイオレット441
マゼンタ449
カーマイン 042
フレッシュグリーン243 アップルグリーン251
ローアンバー184
アイスグリーン 220
ジョーンブリヤン122
コスモス(437) ピンク022
プルシャンブルー368
ターコイズブルー343
スカーレット044
エメラルドグリーン 163
ホルベイン バーントアンバー180 セピア 182

今日、ご紹介するのは、クリムゾン062です。

語源は、カーマイン(042)と同じ。
カイガラムシ系です。

色としては暗い赤、深紅とか真赤と表記されることもあります。

ホルベインのクリムゾンの番号は062なので、
赤の仲間で、原色ではありませんが、彩度、彩度ともに中程度。

色としては赤に黒を混ぜたような色で、濁りのない清色です。
濃く塗っるとよくわかるのですが、マット感は感じられないですね。

いわゆる臙脂色(えんじいろ)と言えるかな。
「小豆色」と言われる方もいらっしゃると思います。

色名はやっかいで、人それぞれに色のイメージが違うので、
「いや、臙脂はもう少し暗い」とか「小豆色はもっと赤い」とか言われそうですが。

でも仲間の色だと思います。

なので、色のイメージは「和」を感じさせます。

例えば、あんこの色


バーントアンバー(180)やカーマイン(042)を重ねると粒あんもできますね。

それからアンティークなイメージもありますよね。

© Belta(Mayumi Wakabayashi)2022

ローアンバー(184)、モスグリーン(290)と組み合わせると、あら、アンティーク♪

それから赤の仲間ですので、当然、カーマイン(042)との相性もばっちり。
もちろんピンク(022)とも。

番号をよく見ると、クリムゾン(062)カーマイン(042)ピンク(022)と
違うのは中央の数字だけ。

つまり、この3つは同じ色の明度彩度違いということ。

↓この3色でちょこっとグラデーションを作ってみました。小さいけど見てくださいね。

混色も配色もグラデーションも良くなじみます。

カーマインを色味を変えずに少し落ち着かせたいときなど、
とっても便利というわけ。

シックな雰囲気を出したいときには本当に重宝するクリムゾン。
7~8年前には使いこなせなかったのですが、最近はよく使っています。

【色】ホルベイン バーントアンバー180 セピア 182

2月のオンライン教室は塗り絵とイラスト。
6日(日)14:00~16:00 塗り絵(ドレッサー)
7日(月)13:00~15:00 塗り絵(ドレッサー)
詳しくはこちら↓
【教室】2月のモチーフはドレッサー

イラスト教室もあります。
スイーツを簡単に描けるコツをご紹介しますよ。
詳しくはこちら↓
18日(金)13:00~15:00イラスト基礎(○、△、□で描くスイーツ)

2022年の塗り絵教室のモチーフの予定はこちら↓
【教室】2022年 モチーフの予定
【教室】リバイバル教室(オンラインのみ)


色鉛筆の色シリーズ。
教室でオススメしているホルベインの36色セットの色について解説しています。
(ポリクロモスは少しお待ちください)

これまでご紹介してきた色は、こちらをご覧ください。

バイオレット
マゼンタ
カーマイン
フレッシュグリーン アップルグリーン
ローアンバー
アイスグリーン 220
ジョーンブリヤン(122)
コスモス(437) ピンク(022)
プルシャンブルー(368)
ターコイズブルー(343)
スカーレット(044)
エメラルドグリーン 163

今日、ご紹介するのは、バーントアンバー180とセピア182です。

番号の末尾だけが違うということは、とてもよく似た色、ということです。
つまり混色も配色もなじみやすい。
頭が「1」なので、どちらも黄色の仲間です。

一つずつ解説しますね。
まずは、バーントアンバー。

暗い赤みの黄色です。

「バーント」というのは「焼いた」という意味です。
焼いたアンバー色という感じ。私的は焦げたアンバーかな。

では焼く前のアンバーはどんな色?
というと「生」のアンバーなので、「ローアンバー」です。

この2色は焼く前と後の「アンバー」なんですね。

「アンバー」というのは、イタリアのウンブリア地方のこと。
ここの特産のマンガンと鉄を含む土を原料としてできる顔料は
色が美しい良質の天然顔料として古来からずっと使われてきました。

たぶん、今は合成顔料が使われていると思いますが、
土由来の顔料が使われている絵具も見かけます。

さて、ここで注意が一つだけ。

「アンバー」と聞いて「琥珀色」を思い出す方もいらっしゃると思います。

なので「あ~、琥珀を焼いた色?」と結びつけやすいのですが、
それは間違い。

先ほど書いたように「バーントアンバー」「ローアンバー」は
「ウンブリア」が語源です。
綴りは、「Umber」

対して「琥珀」のアンバーは「Amber」

日本語ではどちらも「アンバー」になってしまうのですが、
綴りが違います。

アンバーは琥珀色
ローアンバーとバーントアンバーはウンブリア地方の土
バーントアンバーは、アンバーを焼いたのではなく、ローアンバーを焼いた色。

ああ、ややこしい(笑)

ではセピアは?

こちらは有名ですね。
イカ墨のことです。

コウイカのイカ墨はインクとして使われていました。
やがて顔料として使われるようになり、
19世紀末には人気の色として定着しました。

ごく暗い黄色ですが、私の感覚では、色味のある無彩色。
ほんとは色味があったら無彩色ではないのですが(笑)

それはさておき、黒ではあっさりし過ぎる時にとても重宝します。
(ポリクロモスのダークセピアは重宝する色です)

1月のモチーフの地図でも大活躍でした。

この地図で使った色は、
モスグリーン、
ホリーグリーン
フォレストグリーン
ローアンバー
バーントアンバー
セピア
プルシャンブルー

詳しくは、
ちょっと気に入った地図
をご覧くださいね。

まとめます。

バーントアンバーとセピア、ローアンバーはどれも黄色の仲間で
同じ色味の要素を持っています。

明度は全般に低いのですが、明るい順に並べると

ローアンバー>バーントアンバー>セピア

です。

同じ要素を持っているので、混色も配色もよくなじみます。

反対色は青系の色で、
こちらも混色、配色、ともに調和します。

青系の色との混色は無彩色に近い深みのある色を作ります。

地図、アンティークなもの、色を引き締めるときなど、
さまざまな場面で活躍する色たちです。

そうそう、同じ土系の色に「バーントシェンナ」があります。
こちらも焼いた色です。
ホルベインにもポリクロモスにもありますね。

近いうちに解説しますので、お楽しみに♪

【色】ホルベイン エメラルドグリーン 163

色鉛筆の色シリーズ。
教室でオススメしているホルベインの36色セットの色について解説しています。
(ポリクロモスは少しお待ちください)

これまでご紹介してきた色は、こちらをご覧ください。

バイオレット
マゼンタ
カーマイン
フレッシュグリーン アップルグリーン
ローアンバー
アイスグリーン 220
ジョーンブリヤン(122)
コスモス(437) ピンク(022)
プルシャンブルー(368)
ターコイズブルー(343)
スカーレット(044)

今日、ご紹介するのはエメラルドグリーンです。
番号は235

名前の由来は、宝石のエメラルド。
青みの緑です。

ホルベインのエメラルドグリーンは、純色ではなく、若干白が入った明るい色です。

グリーンというと、植物を描く色、というイメージがありますが、
エメラルドグリーンは自然を感じさせる色、ではないですね。

教室では先日、自転車の色に使いました。

© Belta(Mayumi Wakabayashi)2021

こういう工業製品にはぴったり。

お客様からは、
「久しぶりに使った~」
「初めて使った~」

というお声をいただきました。

というくらいあまり使っていません(笑)

でも、ほら、こういうものに使うとかわいい。

© Belta(Mayumi Wakabayashi)2021

他の色ではできないかわいらしさです。

ところで、エメラルドグリーンはポリクロモスにもあります。
比べてみましょう。

反射して見えづらいですが、
ホルベインとよく似ています。
色相は同じだと思います。

ただ、ホルベインが白が入っている(ややマット)のにくらべ、
ポリクロモスには白が入っておらず、クリアな色ですね。
より宝石のエメラルドに近いと思います。

やや冷たい印象もあるかな。

同じ色名でもメーカーによって若干色みが違います。
面白いですよね。

【色】ホルベイン ターコイズブルー 343

色鉛筆の色シリーズ。
教室でオススメしているホルベインの36色セットの色について解説しています。
(ポリクロモスは少しお待ちください)

これまでご紹介してきた色は、こちらをご覧ください。
バイオレット
マゼンタ
カーマイン
フレッシュグリーン アップルグリーン
ローアンバー
アイスグリーン 220
ジョーンブリヤン(122)
コスモス(437) ピンク(022)
プルシャンブルー(368)

今日、ご紹介するのはターコイズブルー(343)です。

真ん中の番号が4ですので、純色です。

緑みの青ですね。
ロイヤルブルーやコバルトブルーに比べると、
やや暖かみがあります。

私が三原色の一つとして使っている色です。
↓どれも3色だけで描いています。

© Belta(Mayumi Wakabayashi)2021

赤みを含んでいないので、黄色と合わせると濁りのない緑を作ることができます。

使い方としては、濁らせずに低明度の緑が欲しいとき、
ホリーグリーンの上に重ねること多いです。

筆圧があまり強くないため、
フォレストグリーンでも深い色が出づらい方は、
フォレストグリーンの上にターコイズを重ねてみてください。

少し深い色になると思います。
(さらに明度を下げたいときはプルシャンブルーがおすすめ)

私はメインの色というより、
他の色を調整する色といて使っていることが多いかな。

表だっては見えないけれど、とっても使い勝手の良い色です。

メインとして使っているのはこれ。

© Belta(Mayumi Wakabayashi)2021

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ホルベイン アーチスト色鉛筆 36色セット
価格:8200円(税込、送料別) (2020/10/14時点)

 

 

【色】ホルベイン コスモス437 ピンク022

4月 9th, 2021 Posted in holbein, ★color sample(色見本)

久しぶりに色鉛筆の色シリーズ。
教室でオススメしているホルベインの36色セットの色について解説しています。
(ポリクロモスは少しお待ちください)

これまでご紹介してきた色は、こちらをご覧ください。
バイオレット
マゼンタ
カーマイン
フレッシュグリーン アップルグリーン
ローアンバー
アイスグリーン 220
ジョーンブリヤン(122)

今日、ご紹介するのは、コスモス437とピンク022です。

どちらも一般的には「ピンク」という色ですが、
2色を比べてみると、ずいぶん違う色だとわかると思います。

コスモス(437)は少し涼しく、
ピンク(022)は暖かい感じがしませんか?

教室では区別するために「クール系のピンク」とか「ウオーム系のピンク」と呼んだりします。

番号を比べてみましょう。

コスモスは「437」 頭が「4」ですので、実は紫の仲間です。
ピンクは「022」頭が「2」ですので、赤の仲間です。

同じピンクですが、ベースになる色が違うんですよね。

コスモスは、紫系のピンクで、
名前の通りコスモスの花やいちごシロップなどにぴったり。

印象はクールで、軽く、キレがあります。
やや男性的なイメージもあります。
透明感も感じさせますね。

ピンクは、赤系のピンクで、わずかに黄色が入っていて、
桜餅など春を感じさせます。
いちごのシロップではなく、クリームのイメージ。
マットでやや女性的です。やや重さがあります。

桜餅の塗り絵はその違いを使い分けています。

© Belta(Mayumi Wakabayashi)2021

混色はまずは同系色で考えるとわかりやすいです。

コスモスは同じ紫系の色、36色セットでしたら449のマゼンタと好相性です。
36色セットではないですが、
448のアゼリアとはスムーズなグラデーションができます。

余談ですが、449のマゼンタと対応するピンクは、
429のローズピンクだと思います。

またブルー系、グリーン系のとの混色でも、
あまり鈍くはなりません。
(クール系ですので、黄色を含んでいないため)
黄色との混色は濁ります。

042のカーマインとの混色、グラーションは
すきっとした赤系で力強い赤を作ります。

対して、ピンク022は、カーマイン042と対応していて、
やはりよくなじみます。

同じ赤の仲間で、黄色が含まれている
スカーレット044やオレンジ048ともよく合い、
暖かみのある柔らかな色を作ります。

ブルー系、グリーン系と、バイオレット系はいずれもややくすみます。
(くすむのが悪いわけではないですよ)
黄色との混色は濁りません(黄色を含んでいるから)

ピンク022の特徴としては、マット感がとても強いです。
おそらくは白のピグメントがたくさんブレンドされているのでしょう。
どんな色との混色も少しソフトになります。

単色ではマット感が強くても、
ピンク022を紙の目が埋まるくらい塗り込んだ上に
スカーレット044を塗り込んだ色は
透明感を演出するのに使えます。

ただし、混色については、
クール系とウォーム系を混ぜてはいけないというわけではないですよ。

くすむのも濁るのも悪いわけではなく、
必要があって濁らせることもよくやります。

みなさんも混色、試してみてくださいね!

色については、ぜひ基礎教室をご利用ください。
色は仕組みがわかり、見分けがつくようになると、扱いやすくなります。

またこちらのカードで色見本を作るのもオススメです。
発送は5月8日以降になりますので、ぜひご予約を。

120色用と36色用があります。

120色用はこちら
36色用はこちら

どちらもご自分で切り離し、
パンチで穴を空けてカードにします。
綴じるためのリングはお近くの文具屋さんでお求めください。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ホルベイン アーチスト色鉛筆 36色セット
価格:8200円(税込、送料別) (2020/10/14時点)

【色鉛筆情報】芯が柔らかい色鉛筆

3月 1st, 2021 Posted in colored pencils

■ オンラインで色鉛筆の塗り絵教室をしています。
パーツを塗りつぶすだけの塗り絵ではなく、
将来絵を描くときにも役立つ内容を織り込んでいます。

3月1日(月)13:00~15:00(桜と桜餅)
3月7日(日)14:00~16:00(桜と桜餅)
3月8日(月)13:00~15:00(桜と桜餅)
3月17日(水)19:00~21:00(桜と桜餅)
3月18日(木)14:00~16:00(基礎)

詳細は、下記のリンクから。
【教室】3月の教室のお知らせ
【教室】3月の基礎教室

ネットショップではなくお振り込みでもお申し込みできます。
ネットショップでなくてもご利用できます


Instagramで

「芯が柔らかい色鉛筆を教えて欲しい。
色数はたくさんある方がいいですか?」

というご質問をいただきました。

せっかくですので、みなさまにもシェアします。

このブログでも何回か似たご質問についてお答えしていますが、
いかんせん、古い記事は探しにくいですよね。

久しぶりに私の考えをご紹介します。

ただし、芯が硬いからダメ、児童用の色鉛筆がダメ、というわけではないです。
こういうものは、自分が気に入ったものが一番ですから、
試し描きをして好みを見つけてくださいね。

カンタンに試し描きができない環境の方は
(島根県も試し描きはほぼできません)
こういうデータが役立つかと。

記事が長くなるので、まず結論から。

理由を知りたい方は続きを読んでくださいね。

● 私の結論

ホルベイン36色セットかポリクロモス36色セットがオススメ。
特に初心者の方はホルベインが発色しやすいし、
色構成が良いので買い足す必要がなくオススメ。

ポリクロモス36色セットは数色買い足すといい。
買い足すと良いと私が思っている色はこちら

ホルベインより細かいものが描きやすいく、
透明感のある発色が魅力的。
ただし、筆圧が弱い方は発色が弱くなります。

色鉛筆の選び方は人それぞれ重視するものが違うと思います。
色、塗りやすさ、値段、手に入りやすさ、補充しやすさ、持ちやすさなど
いろいろあると思います。

すごく好きな色だけど補充がしづらいと困る人もいらっしゃるし、
補充しづらくても、とにかく色重視、という方もらっしゃるでしょう。

描きたいものによっても、必要な色は違います。

ですので、色については私の絵が基準です。
私が描いているような絵を描くための色、と思ってください。

では具体的に。


1.芯の硬さについて

水彩色鉛筆と油性色鉛筆では、水彩色鉛筆の方が芯が硬い傾向です。

水に溶かすために界面活性剤が入っていることもあり、
顔料が油性の色鉛筆より少ないので、
油性の色鉛筆より色が薄い、という印象です。

また、ファーバーカステルの赤缶のようなアカデミー用の色鉛筆は、
子どもが使っても芯が折れないようやはり硬めで、色が薄いものが多いです。

 

 

一般的に、プロフェッショナル用の油性色鉛筆は、
芯が柔らかいため、紙に色が乗りやすいです。

紙に色が乗る、ということは強い色で発色します。
つまり鮮やかに感じます。

ただし、芯が柔らかいと、細かいものを描く(塗る)とき、
つぶれやすい傾向があります。

私が柔らかいと感じる色鉛筆は、
ホルベイン、カリスマカラー、ダーウェントのカラーソフト、ヴァンゴッホです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

絵筆 『ヴァンゴッホ油性色鉛筆36色セット』 VAN GOGH ヴァンゴッホ
価格:3799円(税込、送料無料) (2021/3/1時点)

硬いと感じる色鉛筆は、
ダーウェントアーチスト、カランダッシュパブロ、三菱ユニ、トンボの色辞典

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ダーウェント アーチスト カラーペンシル 36色セット
価格:10296円(税込、送料別) (2021/3/1時点)

大きな面積は柔らかい色鉛筆で塗り、
細かいところは硬い色鉛筆で塗る、という使い方もできます。

私はポリクロモス→ホルベイン→ポリクロモスという順に重ねて使うコトも多いです。

また、芯が硬い方が繊細なグラデーションを作りやすいです。


2.手に入りやすさ、補充のしやすさ

店頭で買う場合、
おそらく色辞典、三菱ユニ、次にホルベイン、カリスマカラー、ポリクロモスが
手に入れやすいと思います。

通販でしたら、
ダーウェントやヴァンゴッホ、パブロも買うことができます。

オークション、フリマアプリを使う手もありますが、
扱いが悪く、中で芯が折れていることがちょっと心配。

正規の画材屋さんでのご購入がお勧めです。


3.発色について

これは好みです。概して硬い色鉛筆より、柔らかい色鉛筆の方が、
発色を強く感じます。


© Belta(Mayumi Wakabayashi)2021

左はポリクロモスで柔らかく描いています(36色セットではありません)
右はホルベイン 36色セットで、紙の目を埋めるくらい強く塗っています。
ですので、単純な比較にはならないのですが。

ホルベインはややマット、
ポリクロモスはやや透明な感じ。

ヨーロッパの色鉛筆は少しシックな発色をする傾向にあるようです。

4.色数について

たくさん色数を持つ方が複雑な発色をしますが、
初心者の方が、いきなり100色くらいを持つと、
色選びに苦労します。

オススメとしては、36色セットを使ってみて、
「あったらいいな」と思う色を買い足す方が良いでしょう。

メーカーは統一しなくても大丈夫です。

いきなり150色買った場合も、
まずは36色セットに入っている色だけ使ってみてください。

使っていくうちに「こんな色が欲しい」と思った色を使うようにします。

「使いこなせる色を少しずつ増やす」のが私の使い方です。


5.色構成について

ホルベイン、ポリクロモス、ヴァンゴッホの36色セットのデータで比較します。

・ホルベイン
後発で画材メーカーということもあり、
36色セットの色構成はとても使いやすくできています。

ピンク、黄緑、グレーはクール系とウォーム系の両方があります。
欲を言えば、明るい紫やクール系の水色、サップグリーン系があるとさらにヨシ。
でも、36色セットだけでかなりのものが描けます。

教室ではホルベインの36色セットだけで10年描いていらっしゃる方も。

ちなみに50色セットは、ルミナンスが数色入っており、
50色全部が使いやすいわけでないです。
(ルミナンスはほぼ使いません)

ですので、36色をベースに買い足す方がオススメ。

・ポリクロモス
色構成としてはやや弱いです。
ピンク、グリーン、水色が足したいところです。

残念ながら60色セットでもそろいません。
やはり36色セット+あると良い色の組み合わせが良いかと思います。

買い足すと良い色はこちら↓をご覧ください。
【色鉛筆】ポリクロモス36色セットにこれをプラス

・ヴァンゴッホ
ヴァンダイクブラウンやターコイズなど
シックなすてきな色がそろっています。

残念ながら、ピンクがありません。

全60色セットの中にもないので、
他のメーカーからピンクを補充すると使いやすくなります。

おまけ。
色辞典はニュアンスのある色が多く、原色もきれいです。

長らくスカーレットやマゼンタがありませんでしたが、
数年前新色として発売されました。
それらを含めて選ばれた36色セットは使いやすいと思います。
ただし、直接試すチャンスがなく、色名だけでの判断です。

6.軸について

描きやすさ、持ちやすさを考慮すると、軸が太い方が楽です。

軸の太さは、太い順に

ダーウェント(8mm)
カランダッシュルミナンス(8mm)

ホルベイン(7.8mm 芯3.8mm)
ポリクロモス(7.6mm 芯3.8mm)

カリスマカラー(7.4mm)
ヴァン・ゴッホ(7.4mm)

軸、芯が太い方が芯が折れにくいです。
ただ、8mmに対応している鉛筆削り、エクステンダーは少ないです。

軸が細いものは、軸の中で芯が折れることが、太軸のものより多いように思います。

8mmも削れる鉛筆削り。

 

7.おまけのおまけ

それにしても、三菱ペリシアの廃盤は残念でした。
36色までしかありませんでしたが、厚みのある美しい色でしたね。
私も手元にある数色を大切に大切に使っていこうと思っています。

【色】ホルベイン ジョーンブリヤン 122

1月 28th, 2021 Posted in holbein, ★color sample(色見本)

久しぶりに色鉛筆の色シリーズ。

これまでご紹介してきた色は、こちらをご覧ください。
バイオレット
マゼンタ
カーマイン
フレッシュグリーン アップルグリーン
ローアンバー
アイスグリーン 220

今日、ご紹介するのはホルベインのジョーンブリヤン(122)
最近お気に入りの色です。

「『ジョーンブリヤン』とはどういう意味なの?」とご質問をいただことがあります。
聞き慣れない音ですよね。

意味は「輝くような黄色」なんですよ。

joune…黄色 ツールドフランスの黄色のジャージのことを、マイヨジョーヌっていいますよね
brillant…英語のbrilliant。輝くような、です。

ホルベインの色番号は122ですので、黄色の仲間に入っていますね。

私たち昭和世代には「黄色」といより「肌色」を感じさせる色ですよね。

教室でもつい「肌色」と言ってしまったり「うすだいだい」と言っています。

陶器のあたたかい肌合いや貝の内側の色、
黄色よりもう少し深みのある色が欲しいときなどにもほどよい色です。

また紙の色を真っ白ではなく、少しだけ色をつけたい
(でも、白を感じさせたい)ときにも便利。

私としてはなんて良い色!という感じです。

面白いのは混色。
ホルベインの36色セットに含まれている色と重ねてみました。

本来は番号をきちんと書いておくべきですが、
ホルベインの36色セットは把握しきっていますので、
隣に小さく塗っておくだけにしています。

何色を混ぜても、少し彩度を落としソフトにしてくれますよね。
マゼンタ、ピンク、コスモス、スカーレットなど暖色系(同系色に近い色)は
優しい色にしてくれます。

スカーレットとの混色やグラデーション、きれいです。

私が気に入っているのは、補色の青系との混色です。

真ん中の下3つを見てくださいね。

ターコイズブルー、セルリアンブルー、ロイヤルブルーとの混色なのですが、
ちょっとレトロな雰囲気になります。
ロイヤルブルーとの混色、いいなぁ。

こういう色、欲しかったんですよね。

みなさまも、混色をいろいろ試してみてくださいね。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ホルベイン アーチスト色鉛筆 36色セット
価格:8200円(税込、送料別) (2020/10/14時点)

 

 

【色鉛筆情報】ルミナンス6901に新色24色!

10月 16th, 2020 Posted in carandache, colored pencils

カランダッシュのルミナンス6901に新色24色が追加になりました!


現在発売されている76色と合わせると100色、
色の幅がずいぶん広がりますね!

同時に、その24色から人物を描くのにぴったりの20色を選んだセットも発売されるそう。

まだアマゾンや楽天には並んでいないようなので、
画材屋さんで見てくださいね!

そういえばペリシアショック(廃番になった!)から1年、
新しい色鉛筆のニュースはうれしいですね!

現在販売されている76色セット。