【色】ホルベイン 449マゼンタ(magenta)
絵を描く暮らしを提唱している若林眞弓の
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色鉛筆の色シリーズ。
今日はホルベインのマゼンタです。
前回はバイオレットでしたね。
3原色の1つとして使え、
様々な色と好相性です。
色としては、赤紫、青系の赤、濃いピンクと言われる方も多いかな。
プリンターのインクのマゼンタを思い出していただくといいかも。
赤に重ねると、真っ赤を作れます。
グリーン系の色と好相性で、
ビリジアンやその他のグリーンに重ねると、
ぐっと深みのあるグリーンになります。
ワインボトルや植物の陰色として重宝します。
とにかくグリーンとは合いますね。
配色としても補色ですし。
ブルー系のピンク(ホルベインならコスモス)
赤の陰色としても便利。
ただ、少しだけ黒みを感じる色なので、
濃く塗りすぎると、ピンクが濁るように思います。
紫、茶色系とも相性抜群。
少し赤みがかった味わい深い色を作り出します。
↓は茶色との混色例です。
ところで、
「マゼンタ」ってあまり聞いたことがない言葉ですよね。
色名以外では耳にしないと思います。
語源は、イタリアのミラノ近くの街「マジェンタ」から。
1859年、第二次イタリア統一戦争の際、
「マジェンタの戦い」で、イタリア・フランス連合軍が勝利しました。
ちょうどそのころ、フランスでこの色の合成塗料が
発明されたから、という説と、
勝ったフランス軍の「ズアーヴ兵」の軍服ズボンの赤い色から、
という説の2つの説があります。
どちらにしても地名の「マジェンタ」に由来している、というわけです。
ちなみに「『ズアーヴ兵』ってどんな人たち?」と疑問に思った方も
こちらの絵はご覧になったことがあると思います。
ファン・ゴッホの「ズアーヴ兵」です。
ズボンが描かれてなくて残念。
民族としては、
アルジェリアやチュニジア人(当時フランスの支配下)だそう。
以上、マゼンタ豆知識でした。
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