Office Beltaの「大人のアート塗り絵」基礎の
トマトの描き方です。
色鉛筆で絵を描く場合、
1.薄い色から塗る
2.濃い色から塗る
など、塗り方はいろいろです。
ですが、初心者の場合、
薄い色を塗り、濃い色を重ねる、
色のアタリ(どこに何色を置けばいいか)ができたら、
それぞれを重ねて濃くする方が簡単なようです。
以下、色の塗り方です。
1.下塗りをします。
ベースになる色を全体に薄く塗ります。
周囲にピンク。
全体にオレンジ。
赤が濃い(影)ところに赤。
![最初は薄く薄く](http://www.belta.jp/wordpress/wp-content/uploads/2010/08/2010_05_07_tomato_01.jpg)
ポイントは、薄く!
基本のストロークで、とにかく、薄く薄く。
2.色を重ねていきます。
ベースの色を、薄く薄く重ねながら、
だんだん濃くしていきます。
![だんだん濃くします](http://www.belta.jp/wordpress/wp-content/uploads/2010/08/2010_05_07_tomato_02.jpg)
ポイントは、トマトの丸みを意識すること。
描いているのは平面の紙ですが、トマトを平面から掘り起こす意識で。
この状態のときは、本当にできるかどうか不安になります。
けど、自分を信じてね。
3.ヘタを塗る。
ヘタはトマトの丸みに対して、
直線的でシャープなラインを持っています。
そのラインが出るように。
![ここまでくれば。](http://www.belta.jp/wordpress/wp-content/uploads/2010/08/2010_05_07_tomato_03.jpg)
ヘタは、最初に影になるところに、
しっかり濃い色を置きます。
鉛筆をぎゅっと握って、
紙の白いところが見えなくなるように、ぎゅっぎゅっと。
濃いグリーンの上に、ミッドナイトブルーのような青を塗ると
より深みが出ます。
濃い色を置いたら、それより明るい緑を塗ります。
明るい緑と言っても、ボトルグリーンのような深い色です。
![ヘタはシャープに。](http://www.belta.jp/art/wp-content/uploads/2010/08/2010_05_07_tomato_03_02.jpg)
ここまでくれば、なんかイイカンジ。
4.立体感を出します。
影になっているところは、「青み」を感じる色です。
そこを強調します。
![強調します。](http://www.belta.jp/art/wp-content/uploads/2010/08/2010_05_07_tomato_04.jpg)
ミッドナイトブルーのような深い青を薄く重ねます。
青がこわければ、深い赤や茶色でもOKです。
![暗いところを強調します。](http://www.belta.jp/art/wp-content/uploads/2010/08/2010_05_07_tomato_04_02.jpg)
5.調整します。
綿棒、練り消し、ホワイトでなめらかにして
できあがり。
![できあがり](../../wordpress/wp-content/uploads/2010/08/2010_05_07_tomato_05.jpg)
color pencil : Faber Castel polychromos
paper : maruman
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