9月 大阪で教室開催します。
2日 大人のアート塗り絵(初心者向け)
3日 色鉛筆上級コース(経験者向け)
上級コースは、デモンストレーション多めで、
マニアックなテクニックをご紹介します。
最近、思っていることを。
チャンスがあれば、カリグラフィーや水彩のワークショップに参加しています。
先日、ちょっと気になることに遭遇したので、
皆様にもシェアしますね。
とあるスケッチのワークショップで。
ご参加のお一人が、とってもへこんでいらっしゃいました。
そのワークショップについていけなくて
「(絵を描くことが)トラウマになりそう」
とおっしゃるのです。
なんでも、絵を描くのは学生時代以来(現在50代?)
確かにそれでは遠近法なんて言われても、ピンとこないですよね。
おそらくは、現状、簡単な図形、たとえば直線とか円だって、
描きにくいと思います。
その教室では、先生の解説付きデモンストレーションを見て、
「さあ、描いてみましょう♪」と始まりました。
途中、先生はみなさんの間を回り、
丁寧にアドバイスをしてくださいます。
ただ、それでは、
まったくの初心者がモノを見て「形」を描くには難しいのです。
初心者の方は、
モノを見る「目」
見たモノを手に伝える「伝達力」
伝達してきたものを描く「筋力」
これらができていないから。
あまりにもしょげていらっしゃるので、
教室の後、お茶をしながら、絵を描くためのストレッチや、
モノの見方を簡単にご紹介したら、
「今日の教室より参考になった」と喜んでいらっしゃいました。
「Beltaの方が良い」と自慢するつもりではないですよ。
実際、その先生のワークショップはBeltaにはすごく役立ちましたから。
言いたいのは、
まったくの初心者の方は、「絵を描く」ための準備が要るということです。
その方は、まだその準備がない状態で、いきなり描いたから、
大変だったんですよね。
そしてその教室は、「準備」が整っている方向け、だったということです。
Office Beltaのイラスト教室、絵を描く教室というのは、
まさにその「準備」にあたることをしています。
基礎の基礎です。
なので、全くの初心者だった方にとっては、
「知りたいことを知った」ので良かったわけですね。
Beltaが経験した多くの絵画教室は、
「まずは描いてみましょう。描いているうちにわかります」
または、
「理屈は抜きにして、まずは楽しくやりましょう」
がほとんどでした。
大人の初心者には、どちらも難しいです。
全然楽しくない。
だって自分が納得できる絵になってないんだもん。
原因は「見方」「描き方」を教えてもらってないから。
そういうものは教えてもらうものではなくて、
自分で発見するものなのかもしれませんが、
大人で始める方にはそんな時間はありません。
それに大人はある程度の「理屈」「理論」がわかった方が、
ダントツ描きやすいのです。
「楽しく描く」ということは、
「理屈」や「理論」がわかり、
自分の成長が感じられること、なのだと思います。
なので、Office Beltaの教室は、塗り絵もイラストも
理屈や理論をお教えしています。
イメージは絵を描くために足りてないパーツを埋めていく感じ、かな。
ピカソやマティスや北斎にして差し上げることはできなくても、
絵を描く暮らしが楽しめることを目標に。
そして、
絵を始めたいと思っていらっしゃる方は、
ご自分の経験をしっかり考慮してください。
「初心者向け」とあっても
ある程度の経験がある人向けの方が多いです。
本来「初心者向け」の教室であっても、
参加されている方の多くが経験者であれば、
自然、教室のレベルはあがります。
特に有名な先生の教室だと、
参加される方のレベルも高く、
自然と先生もハイレベルの説明をします。
これは仕方ないことだと思います。
なので、まったく初めての方は、
事前に見学ができるなら、見学をして、
レベルや内容を確認してくださいね。
参加者のみなさんが、サクサク描かれているから
自分にもできると思わないで。
見ることとやってみるのは違いますから。
きっと初心者向けの教室ありますから、
ご自分に合うところを選んでくださいね。
長々と書いてきましたが、
絵を描くことは楽しいことなので、
トラウマなんかにしないでね。
それはモッタイナイことですからね。
そのためには少し、基礎、理論を知識として持っておきましょうよ
ということです。
そして、
それを教えてくれる教室を見つけてね!
です。
絵を描くのは楽しいことです。
描いたものは一生の宝物。
絵を楽しんでもらえたらいいなと思います。
3人以上集まり、会場の手配をしていただくと、
絵を描く教室を開催いたします。
場所は、
東京と東京近郊、
松江、出雲 です。
夏休み、お子さんとご一緒でも楽しいですね!
info@belta.jp若林までお声をかけてください。