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【テクニック】黄色で光りを表現する

9月 19th, 2019 Posted in color, yellow

昨日のランチのスケッチ、
ちょいと疲れていたので、今日になって解説です。


© Belta(Mayumi Wakabayashi)

実物より黄色を鮮やかにしています。

理由は、

おいしそうに見える
画面が明るく見える
透明感を出す

ためです。

元の画像がないので、わかりにくいかと思うのですが、
文字だけで説明をしてみますね。

色を全部入れ終えたら、
明るくしたいところに黄色を塗り重ねます。

このイラストの場合は、

スパークリングワインの底、前菜全て、
スープの左側、パスタところどころ、です。

薄く重ねるのではなく、
ぐいぐいと紙の目がつぶれるくらい重ねています。

生ハムのピンクにも重ねていますよ~。

ポイントは、重ねる前の色を濃く塗ること。

サーモンのオレンジ色も
生ハムのピンクも、
スープの色も、とっても強く塗っています。

強く塗っておくと黄色を強く重ねても、
ほとんど色が変わりません。

色が変わらず、明るさだけ増す感じになりますよ。

もちろん青系の色の上に黄色を重ねると
緑系の色になるか、濁るのでご注意です。

今回使ったのは、
ホルベインのダンディライオン145です。

【動画】バラで試してみました

4月 23rd, 2019 Posted in flower, lesson & technic, making, model, pink

コラージュの材料としてバラを描き始めました。

途中で、「動画撮ったら良いんじゃない?」と思いついたので。

暗いなぁ。

ぐちゃぐちゃと塗っているように見えますが、
小さなところを除くと、一方方向に塗っています。

ストロークが早いため、ジグザク塗りに見えるんですよね。

状況はというと、

1.全体を薄く、明暗をつけながら色を付ける
2.部分を少しずつ、明暗や色みを強くする(←今ここ)
3.さらに、同様に色を強くする。ギアをあげる感じ
4.暗部を引き締める。ストロークはフォルテッシモも使う

この後、もう少し描いたので、現在は3です。
こんな感じ。

© Belta(Mayumi Wakabayashi)

使っている色鉛筆は今のところ写真の5色のみです。
左4色がポリクロモス、右1色はホルベインのチェリーブロッサムです。

左から右へ順に明度、彩度が低くなっています。
一般的には「薄く」感じる順番ですね。

細かく言うと、

左3色のポリクロモスはとてもよく似た色で、
色相はほぼ同じ。違いは明度と彩度だけ。

次の1色は色相が違っていて、青みがかっています。
でも、そんなに大きくは違いません。
明度はかなり高いです(明るいです)

最後の1色は色相が黄みより。
明度はとても高いです。

今回使った順番は、左から2番目から始め、
3番目、4番目と使いました。

その際、5番目を効かせたいところは塗り残したり、
薄いグラデーションにしたりしています。

5番目は黄みが強い色ですが、とても明るいので、
他のピンクともなじみが良い色です。

この色を塗り残したところから、
薄いグラデーションのところへなじませるように塗ります。

必要に応じて、かなり強く塗り込みました。
(明るい色なので、強く塗っても濃くはならないのです)

そして1番左のピンク(一番高彩度で明度もやや低め)で
ぎゅっと締めていきます。

この通りにきちんと順番立てて描いているわけではなく、
行きつ戻りつしながら、色を重ねています。

今回、3色が良く似た色のため、変化が少ないようなので、
もう1~2色重ねようかと思っていますが、
さて、どうするか?

「作品」というよりコラージュ用ということもあり、
一度スキャンしたら、違う色に変更する可能性もあります。

このままのおとなしい感じは少し物足りないかなと。

さてさて。

教室はこんなことを、
もっと簡単な言葉で、もっと楽しく説明しています。

もちろん詳しく聞きたい方には、詳しくお話ししますよ。

松江、東京、時々大阪(次は7月)で教室をしています。

ぜひご一緒に。

【5月の教室】
12日(日)大人のアート塗り絵 武蔵小杉教室
14日(火)大人のアート塗り絵 池袋教室
28日(火)大人のアート塗り絵 宍道教室

【6月の教室】
3日(月)大人のアート塗り絵教室 大塚教室

塗り絵教室は2時間で1枚、ポストカードサイズの塗り絵を仕上げます。
参加費は、3,000円~3500円。
丁寧に色鉛筆の基礎をお教えします。
下絵、塗り絵レシピがありますので、初心者の方も安心です。

1回完結の教室ですので、入会金、年会費等がなく、
とても参加しやすい教室です。

また、プライベートレッスンもしています。
1時間5,000円 2時間から受け付けています。
会場費は折半。

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    【色鉛筆情報】オールド ポリクロモス

    4月 4th, 2019 Posted in color, colored pencils, FaberCastell, green, Polychromos

    時々、教室にいらっしゃる方の色鉛筆の中に
    面白いものを見つけます。

    先日の宍道町の教室では、
    古いポリクロモスの24色セットをお持ちの方がいらっしゃいました。

    ぱっと目を引いたのは緑のバリエーション。

    目を引いた理由は、

    今の24色セットには入っていない色ということと、

    今とは違う色名であること。

    写真は小さくてわかりにくいので、解説しますね。

    167 サップグリーン
    168 モスグリーン
    170 アップルグリーン

    です。

    この3つ、すべて今は名前が違います。

    今は、

    167 パーマネント グリーン オリーブ

    168 アースグリーン イエローイッシュ

    170 メイグリーン

    です。

    ポリクロモスはねぇ、いつのことなのか、
    たくさんの色の名前が変わったんですよね。

    番号を覚えてなくて、名前だけで「いいかも」と思って買ったら、
    すでに持っていたこと、とっても多かったです。

    「メイグリーン?持ってないから買っちゃった」

    でも、自宅にはアップルグリーンがあった、というわけ(笑)

    どうして名前を変えたのでしょうね?

    「パーマネントオリーブグリーン」より「サップグリーン」の方が、
    「アースグリーン イエローイッシュ」より「モスグリーン」の方が、
    ずっと覚えやすいし、実際の色を把握しやすいですよね。

    そして色校正についていうと、

    この3色のうち、現行の24色セットに入っているのは、168だけです。

    他の2色は60色セットにも入っていないのです。

    この2色は個人的にはとっても使い勝手が良い色で、
    私にとってはなくてはならない色。
    買い足しお勧め色なんです。

    何年前(何十年前?)のセットかわかりませんが、
    当時は24色セットにあったんですねぇ。

    なぜ除外したのかしらね。
    あるといいのにね。

    それにしても、古い色鉛筆を拝見できるのは、
    とっても楽しい。

    色鉛筆の歴史を見ているようです。

    買うなら、24色セットより36色セット♪

       
       

    <教室の色鉛筆について>

    教室ではホルベインの36色セットをお勧めしていますが、
    すでにお持ちの色鉛筆があれば、それをお使いくださいね。

    100円ショップ、無印良品、子ども用のもの以外でしたら、OKです。
    これらは、重ね塗りがしづらいのです。

    【色鉛筆画】初秋の草花と秋の緑色

    10月 18th, 2018 Posted in color, FaberCastell, green, Polychromos

    少し前に描きかけにしていた初秋の草花、
    できあがりました。

    © Belta(Mayumi Wakabayashi)

    彼岸花、吾亦紅、オミナエシ、
    カラスウリ、いちじく、どんぐり、
    ヨウシュヤマゴボウ。

    落ち着いたグリーンは、
    ポリクロモスのパーマネントグリーンオリーブ(167)

    この色は自然のグリーンを描くのにぴったり。
    (サラダには向かないかも(笑))

    このグリーンをベースに、同じくポリクロモスの
    メイグリーン(170)やディープコバルトグリーン(158)などを
    重ねて色を作ります。

    秋の緑は春の緑とは違いますよね。
    パーマネントグリーンオリーブは秋の緑にぴったりですよ~。

    【色鉛筆画】ポルトガルのアズレージョ

    10月 10th, 2018 Posted in blue, color

    今年最後の大阪教室です。
    奈良でも開催しますよ!関西のみなさま、ぜひご一緒に♪
    28日(日)大阪 大人のアート塗り絵(心斎橋)
    29日(月)奈良
    30日(火)大阪 三色の色鉛筆で描くイラスト教室(心斎橋)


    いろいろ記事がたまっていますので、
    ポストしていきますね。

    まずはこれ。

    男性の方から、「男性向けの図柄でスマホケースを」という
    リクエストをいただき、思い出したのがこちら。

    © Belta(Mayumi Wakabayashi)

    この夏に描いたポルトガルのタイル、アズレージョです。

    染め付けの器と同じで、

    水色から青紫までの色を使っています。

    描き方は、

    クールグレーでアタリを取り、
    ウルトラマリン系の色で大まかなパーツを描きます。

    この色は、
    中間の色、一番多く使われている色というイメージの色です。

    大まかな形がとれたら、
    明るい色数色で、今描いた色を伸ばしたり、広げたりしながら、
    肉付けをしていきます。

    手では難しいくらい薄い色は綿棒を使って色を広げます。

    パーツによっては、
    先ほどのウルトラマリン系の色を使うこともあります。

    8割~9割くらい仕上がったら、
    次は青紫系の暗い色数色を使って、締めていきます。

    多くの場合、キンキンに芯を尖らせます。
    細い線を描いたり、小さな点を打つこともあるので。

    この色は綿棒で伸ばすことは少ないです。
    綿棒を使うと色はソフトになります。

    でも、ここはコントラストをしっかりつけたいところ。
    ぎゅっと鋭くね。

    締めるのが楽しいんですよね~。

    絵が生き生きしてきますから。

    この描き方は、青い絵だけでなく、
    もっとたくさんの色を使う絵も同じです。

    最後にぎゅっと締めること、お忘れなく。

    使った色鉛筆は、ポリクロモスとパブロ。
    ホルベインでは少し柔らかく、
    この大きさの絵では、きりっとした線が難しいかも。

    やっぱり大好き、ポリクロモス。

    [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

    ファーバーカステル ポリクロモスパステル 60色セット
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    楽天で購入


    新ショップに少しずつ商品を並べています。
    塗り絵、ポストカード、スマホケース。
    ぜひご利用くださいね!

    カラーショップBelta

    【絵を描く暮らし】花を飾ろう

    3月 7th, 2018 Posted in color, holbein, pink

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    おうちに花を飾ろうと、小さな絵をもう1枚描いてみました。

    © Belta(Mayumi Wakabayashi)

    モデルなしで描くのは難しい~。
    お花をもっと観ないと。

    中心の花は、最近のお気に入り、黄色とスカーレットです。
    この組み合わせ好き♪

    ところで、この季節よく使うのが、ホルベインのチェリブロッサム(011)
    右側のピンクの色鉛筆です。

    色は淡いピンク。まさに桜の色です。
    この色の良さは、色が濁らないこと。

    おそらくグレー、黒の色みを感じるピグメントが入っていないのだと思います。
    とてもクリアで、色を暗くしません。
    とってもかわいらしい色です。

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    見ているだけで楽しい。

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    3日(日)14:00~16:00 大人のアート塗り絵教室 武蔵小杉(武蔵小杉)終了。様子はこちら
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    【4月】
    7日(土)14:00~16:00 大人のアート塗り絵教室 武蔵小杉(武蔵小杉)
    11日(水)14:00~16:00 大人のアート塗り絵教室 サロン・イル・トゥリパーノ(大塚)

    【色】ホルベイン 441 バイオレット(violet)

    2月 12th, 2018 Posted in colored pencils, holbein, purple

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    以前から、各ブランドの「色」についての情報を
    まとめてみたかったので、ぼちぼちと始めようと思います。

    その色の特徴やBelta的使い方などを簡単にご紹介するというものです。

    今日はホルベインのviolet バイオレット(441)です。

    © Belta(Mayumi Wakabayashi)

    とても使い勝手の良い色です。
    Beltaの必須色の一つ。

    濃く塗っても薄く塗っても黒や濁りを感じさせない
    クリアな色なので、混色しても相手を濁らせません。

    混色して緑、赤を深くするのにも使え、
    スカーレット系の色と合わせると味わい深い夕焼け色になります。

    同じホルベインのビリジアンと一緒に
    クロスハッチングに使うことも多いです。

    紫の基本となる色として使うのはもちろん、
    影色としてとても便利。

    透明なガラス、セロファンなどを引き締める色としても
    おすすめです。

    バイオレットは、36色セットに入っています。

    色見本用のカードはこちら。
    マス目入りと空白カードがあります。
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    36色セット(シート3枚)

     

     

    120色シート(シート10枚)

     

     

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    ホルベイン アーチスト色鉛筆 OP441 バイオレット
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    20日(火)19:00~21:00 大人のアート塗り絵 アンネイ教室(松江)

    【3月】

    3日(日)14:00~16:00 大人のアート塗り絵教室 武蔵小杉(武蔵小杉)
    13日(日)13:00~15:00 東武カルチュアスクール(池袋)
    20日(火)14:00~16:00 大人のアート塗り絵教室 宍道教室(松江)

    【4月】
    大人のアート塗り絵教室 サロン・イル・トゥリパーノ(大塚)

    【教室】薄紫の指輪

    2月 10th, 2018 Posted in color, grey(gray), purple

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    3月の武蔵小杉教室のモチーフは指輪。

    石はお好きな色で塗っていただくといいのですが、
    ある程度、同系色の色が多い方が塗りやすいと思います。

    薄紫の指輪だとこんな色を使います。

    © Belta(Mayumi Wakabayashi)

    これより少なくても大丈夫です。

    色を選ぶ時のポイントは、

    1.紫なら、まず青系か赤系かを決めること。
    青紫系なのか、赤紫系なのか、ですね。

    2.決めたら、その色でグラデーションになるように、
    明るい色、中間の色、暗い色とそろえます。
    これが基本色となります。

    最低この3色でできます。

    3.さらに、味わいをつけるために、
    もっと暗い色(ほとんど黒に近い色。でも黒はオススメしません)があると、
    引き締めることができます。

    4.そして、さらに味わいをつけるには、
    紫となじみが良いクール系(コールド系)のグレーを用意します。
    可能ならば、明るい、中間、暗い3色があるとベストですが、
    なければ2色でも1色でも。

    クール系(コールド系)のグレーがないからといって、
    ウォーム系のグレーは使わないように
    ウォーム系のグレーは黄色が入っていて、
    この場合、少しモッタリとした感じになってしまいますからね。

    5.さらにさらに変化をつけるとしたら、
    クール系のブルーや赤紫系を使います。
      
      

    指輪は小さなパーツも丁寧に、
    塗り面の輪郭はまっすぐシャープに、
    角が丸くならないよう気をつけるとカッコよくなりますよ!

    キラキラ感を出すには、
    明るいところ(最大の明るさは紙の白)と
    暗いところの差が重要。

    ぐっと濃い色を使うのをこわがらないでくださいね!


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    【4月】
    大人のアート塗り絵教室 サロン・イル・トゥリパーノ(大塚)

    サンタクロースっているんでしょうか?

    12月 25th, 2017 Posted in color, white Tags:

    毎年、クリスマスになると思い出すのが、
    サンタクロースっているんでしょうか?

    ご存じの方も多いと思います。

    1892年、8歳の少女が「サンタクロースっているの?」
    とニューヨーク サン紙に質問します。

    小さな友達は「サンタクロースはいない」っていうので、
    パパに聞いたら「サン紙に聞いてごらん」と。

    そのお手紙に同紙の記者は、社説で
    「そう、サンタクロースはいるんだよ」と答えます。

    このエピソードは語り継がれ、
    やがて本になり、広く読まれるようになりました。

    その質問の手紙と、社説の一部を書いてみました。

    © Belta(Mayumi Wakabayashi)

    文字はシグノの白、
    絵は3種類の白の色鉛筆です。

    ポリクロモスとホルベインとホルベインのソフトホワイト。

    ポリクロモスとホルベインの白は、セットの中に入っているので、
    特に珍しいものではないでしょうが、
    ホルベインのソフトホワイトをお持ちの方は少ないかしら。

    ホルベインは50色セット以上に入っていると思いますが、
    単色でも購入できます。

    とても柔かな芯なので、ナイフで削ります。
    カバー力が強く、他の色を塗った上でも、白く発色します。

    欠かせない色なので、常時数本ストックしています。

    色は青みのない白で、べったりとした描き心地。

    ポリクロモス→ホルベイン→ホルベインソフトホワイト
    の順で「真っ白」に近くなります。

    「白」といってもいろいろなんですよね。

    この絵は、
    ポリクロモスでアタリとグラデーションとサンタさんを描き、
    ホルベインで肉付け、
    ホルベインのソフトホワイトで輝く白を塗りました。

    上の写真の小さな小さな色鉛筆がソフトホワイトです。

    使っている紙は、キャンソン XLブラック A4 039-086 です。
    両面使える紙だそうです。
    つるつる面はペンやマーカー、
    しぼのある方は色鉛筆やパステルに向いているそう。

    今回、初めて使いました。
    ペンで文字をたくさん書くので、つるつるの面に書いています。

    薄いけれど、イイカンジだと思います。
    気楽に使えますしね。

    キャンソン XLブラック A4 039-086

    [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

    ホルベイン アーチスト色鉛筆 OP501 ソフトホワイト
    価格:211円(税込、送料別) (2017/12/25時点)

    【色について】コールドグレー#Ⅱ の使い方

    12月 23rd, 2017 Posted in color, FaberCastell, grey(gray), Polychromos

    Beltaの絵に無くてはならない色の一つが、
    ポリクロモスのコールドグレー(cold gray) #Ⅱ

    数字が小さいほど明るい色なので、
    この色は、コールドグレーの中で2番目に明るい色ということになります。

    この色が大切な色だという理由は以下の2つです。

    1.下書きに使う


    © Belta(Mayumi Wakabayashi)


    © Belta(Mayumi Wakabayashi)


    © Belta(Mayumi Wakabayashi)

    こういうペンを使わない絵の下書きは、
    コールドグレーⅡで描いています。

    コールドグレーⅡはとても明るい色で、
    軽く描くと練り消しよく消えるので、
    下書きにぴったりなのです。

    線が目立たない上、消そうと思ったらカンタンに消すことができる、
    というわけです。

    できれば、紙を傷めないため、練り消しは最小限にしたいのです。
    きちんとモチーフに色を塗れば、下書きの線は見えなくなります。

    コールドグレーⅢは濃すぎて、線が目立ちます。

    コールドグレーⅠはワックス(オイル)成分が多いので、
    この上に色が乗りにくく、逆に線が目立つことになります。

    やっぱりコールドグレーⅡがいい!

    2.さりげない陰色に使う

    これを見てください。

    微妙ではありますが、立体的ですよね?
    わずかに陰をいれているので立体感があります。

    この陰色がコールドグレーⅡなのです。

    コールドグレーは、黒が明るくなった色なのです。
    それに対してウォームグレーは、黄みを帯びています。

    ということは、

    他の色に重ねたときに違いが出てきます。

    ウォームグレーは、色を重ねると、元の色に少し黄みがかって暗くなり、
    コールドグレーは、色を変えることなく、色を暗くすることができる、
    ということです。

    しかも明るいので、黒ずむことなく陰を作わけです。

    ただ、光の強さや光の色によっては、
    ウォームグレーやクールグレーⅢやⅣを使うこともあります。

    こういうお話はややこしそうに思われるかもしれませんが、
    ちょこっと知って、システマチックに使えると、
    「しまったー!」が少なくなりますね。


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    後ほど担当者からお返事をさせていただきます。


    定例教室のご案内です。

    Office Beltaの塗り絵教室は、
    2時間で、ポストカードサイズの塗り絵を1枚仕上げます。
    色鉛筆の基礎が身につきますよ!

    入会金なし、1回完結型でタイミングが合うときに参加できる
    とても参加しやすい教室です(東武カルチュアスクールは3回が1クールです)

    ご興味のある方は、
    info@belta.jpまでメールでお問い合わせください。
    携帯メールをお使いの方は、PCからのメールを受け取れるようにしてくださいね!
    参加費は大阪教室以外、3,000円~3500円(下絵、塗り方レシピ代込み)です。

    大阪はたまにしか行けないので、
    ボリュームのある教室になっています。

    【12月】
    2日、3日、大阪教室
    2日(土)1day イラスト教室
    3日(日)13:00~16:00 塗り絵教室

    9日(土)14:00~21:00 大人のアート塗り絵(武蔵小杉)

    12日(火)13:00~15:00 大人のアート塗り絵(東武カルチュアスクール)

    19日(火)19:00~21:00 大人のアート塗り絵(アンネイ・松江)

    【1月】

    14日(日)14:00~16:00 大人のアート塗り絵教室(武蔵小杉)
    12:00~ランチ新年会です。ぜひご一緒に♪

    23日(火)14:00~16:00 大人のアート塗り絵(宍道・松江)

    アンネイ教室はお休みです。

    【2月】

    5日(月)14:00~16:00 大人のアート塗り絵教室(大塚 サロン イル・トゥリパーノ)