【テクニック】黄色で光りを表現する
昨日のランチのスケッチ、
ちょいと疲れていたので、今日になって解説です。
© Belta(Mayumi Wakabayashi)
実物より黄色を鮮やかにしています。
理由は、
おいしそうに見える
画面が明るく見える
透明感を出す
ためです。
元の画像がないので、わかりにくいかと思うのですが、
文字だけで説明をしてみますね。
色を全部入れ終えたら、
明るくしたいところに黄色を塗り重ねます。
このイラストの場合は、
スパークリングワインの底、前菜全て、
スープの左側、パスタところどころ、です。
薄く重ねるのではなく、
ぐいぐいと紙の目がつぶれるくらい重ねています。
生ハムのピンクにも重ねていますよ~。
ポイントは、重ねる前の色を濃く塗ること。
サーモンのオレンジ色も
生ハムのピンクも、
スープの色も、とっても強く塗っています。
強く塗っておくと黄色を強く重ねても、
ほとんど色が変わりません。
色が変わらず、明るさだけ増す感じになりますよ。
もちろん青系の色の上に黄色を重ねると
緑系の色になるか、濁るのでご注意です。
今回使ったのは、
ホルベインのダンディライオン145です。