derwent ヨーロッパの味わい?ダーウェント。
ダーウェント アーチストで描いたトマトです。
(色鉛筆 : ダーウェント アーチスト 紙 : museのアラベール)
ダーウェント アーチストは、かなり固い印象の色鉛筆。
ベロール(現サンフォード)好みとしては、
買ってはみたものの、
『固すぎる…』と多少の不安がよぎります。
ケント紙に乗せるてみると案の定、
つるつる滑る上、色づきがとても薄く、
「しまった」です。
ところが、
アルベールのような少しざらざら系紙に変えたら、、
これがなかなかいいんですね~。
固くて薄付きの分、逆にムラなく塗れ、
色を重ねることで深みも出ます。
上のトマトがそうです。
重ねた色の下の色が微妙に影響して、
味わいを出してくれます。
色もヨーロッパ風とでもいいましょうか。
鮮やかではありませんが、渋くて良い色です。
黄みを帯びた紙に描くと、
古い書物や図鑑のような雰囲気になりそう。
尖らせて地図を描くのもいいな。
スノーマンも、ピーターラビットも、
ダーウェントで描かれたと言います。
気に入りました。
<ダーウェント アーチスト>
故郷 : イギリス 湖水地方
軸 : 8mm
芯 : 4mm 太芯です
堅さ : 硬質
色数 : 120色
色の特徴 : 渋く抑えた色調
自然を描くのに向いていそう。
紙との相性 :
○ ちょっとざらざら系の紙(アラベール、コットマン細目)
× つるつる系の紙(ケント紙)
ケント紙には色が乗らず、苦労します。
紙が仕上がりに大きく影響しそうな色鉛筆です。
注意点 :
軸の後ろの色と、芯の色と大きく違うことがあります。
試し書きで色を確認してから使うか、
カラーチャートを作っておく方が良いでしょう。
ダーウェントと言えば、欲しい色鉛筆がもう一つ。
ドローイングセットです。
セピア系の色ばかり集めたものです。
これはいつか手にいれるつもり。