BeltaのColored Pencil Gallery  色鉛筆ギャラリー

色鉛筆専門サイト。色鉛筆画とモレスキンスケッチ。色鉛筆と紙の情報も満載。
Home » color » derwent ヨーロッパの味わい?ダーウェント。

derwent ヨーロッパの味わい?ダーウェント。

7月 21st, 2010 Posted in color, colored pencils, derwent, green, model, red, vegetable Tags: ,

ダーウェント アーチストで描いたトマトです。

(色鉛筆 : ダーウェント アーチスト  紙 : museのアラベール)

ダーウェント アーチストは、かなり固い印象の色鉛筆。
ベロール(現サンフォード)好みとしては、
買ってはみたものの、
『固すぎる…』と多少の不安がよぎります。

ケント紙に乗せるてみると案の定、
つるつる滑る上、色づきがとても薄く、
「しまった」です。

ところが、
アルベールのような少しざらざら系紙に変えたら、、
これがなかなかいいんですね~。

固くて薄付きの分、逆にムラなく塗れ、
色を重ねることで深みも出ます。
上のトマトがそうです。

重ねた色の下の色が微妙に影響して、
味わいを出してくれます。

色もヨーロッパ風とでもいいましょうか。
鮮やかではありませんが、渋くて良い色です。

黄みを帯びた紙に描くと、
古い書物や図鑑のような雰囲気になりそう。
尖らせて地図を描くのもいいな。

スノーマンも、ピーターラビットも、
ダーウェントで描かれたと言います。

気に入りました。

<ダーウェント アーチスト>
故郷 : イギリス 湖水地方

軸 : 8mm

芯 : 4mm 太芯です

堅さ : 硬質

色数 : 120色

色の特徴 : 渋く抑えた色調
自然を描くのに向いていそう。

紙との相性 :
○ ちょっとざらざら系の紙(アラベール、コットマン細目)
× つるつる系の紙(ケント紙)
ケント紙には色が乗らず、苦労します。

紙が仕上がりに大きく影響しそうな色鉛筆です。

注意点 :
軸の後ろの色と、芯の色と大きく違うことがあります。
試し書きで色を確認してから使うか、
カラーチャートを作っておく方が良いでしょう。

ダーウェントと言えば、欲しい色鉛筆がもう一つ。
ドローイングセットです。
セピア系の色ばかり集めたものです。
これはいつか手にいれるつもり。

Leave a Reply