色鉛筆の色を溶かす技法
かつて(10年くらい前)
ホルベインのメルツ液というものを使ったことがあります。
メルツ液とは、色鉛筆で塗ったところを筆でなぞると
色を溶かし、水彩のような効果を出すものです。
ホルベイン社が作っているので、
当然ホルベイン アーチストとは相性が良いのですが、
他の色鉛筆だと、溶けにくいものもあるみたい。
当時の手持ちの色鉛筆は、
トンボの色辞典とポリクロモス、カリスマカラーだったのですが、
ぼんやりした記憶の中で、あまり溶けなかったイメージがあります。
もしくは溶けてもきれいに見えなかったか。
そのせいか、当時の絵は残っておらず、
水彩色鉛筆へ方向転換をしましたから。
(アルブレヒト=デューラー、買いました・笑)
水彩色鉛筆はたまに絵封筒に使いますが、
今は、基本的に色鉛筆を「溶かす」ことはしていません。
特にこだわりはなく、
ただ、色鉛筆の手軽さが好きなだけ。
鉛筆削りでガ~っと削り、そのまま描く。
後片付けもほとんどなし。
その気楽さが、好き。
色鉛筆は、オイル、またはワックスがベースなので、
テレピン油でも同じことができます。
テレピン油は紙の裏まで透けてしまう(らしい)のですが、
海外の色鉛筆画家たちの中には使っている方も
いらっしゃるようです。
この方は溶剤をよく使われるみたい。
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絵をスライドショーで見ることができます。
メルツ 油性色鉛筆ぼかし液 |
成分:
界面活性剤
グリコールエーテル
ペン型もあります。
油性色鉛筆をぼかすことのできる水性ブレンドペンです【ホルベイン】メルツペン(ペンタイプ)… |