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【色鉛筆】ポリクロモス36色に追加するなら

2月 2nd, 2025 Posted in colored pencils, FaberCastell, Polychromos

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ポリクロモスに関してご質問をいただきました。

「ポリクロモス36色セットに追加すると良い色を教えてください」

私も最初は36色セットから使い始めました。
(オークションでゲット)

36色もあるから、何でも描けるだろうと思ったら、
意外と使いにくい。

そこで描きながら、あるといいなと思う色を
少しずつ増やしていきました。

今でも120色全部は持っていなくて、
自分が使う色のみを持っています。

ですので、私が選ぶ色はもしかすると
他の人にはあまり役に立たない可能性もあります。
描くもの、目指す表現で違いますものね。

ですので、あくまでもご参考ということで。

実は同じ質問を数年前にもいただきました。
そのときの答えがこちら↓
【色鉛筆】ポリクロモス36色セットにこれをプラス
かなりの数を入れていますので、
人によっては不要な色もあるでしょう。

最小単位としては、
グリーン系を2色(167と170 サップグリーンと自然の黄緑)
ピンク系を1色(123←青みのピンク 個人的には必須です)
茶系を1色(283 普通の茶色)
青系を1色(146 影色に)
紫系を1色(138 明るい紫 混色では作りにくい)
グレー系を1色(231 下描きと明度を低くする)

があるだけで、かなり使いやすくなると思います。

それにポリクロモスにこだわらず、
使いやすい色をプラスするの方法です。

例えば、
ホルベインのジョーンブリヤン(122)も
あるととても便利です。

この色は一口で言えないくらい便利な色です。

他にも複数のブランドを混ぜて使っています。

どんな色を持っているかは、こちらを見てくださいね。
120本のペンシルケースの中身 まとめ

現在は微妙に変わっていますが、
大筋では一緒です。

この中にホルベインのジョーンブリヤンがないのは、
ホルベインの36色は120色とは別のペンシルケースに入れて、
使っていたから。
【色】ホルベイン ジョーンブリヤン 122

最近よく使っているのは、
ヴァンゴッホの633。
少し青みがかった黄緑で濁りがなく、
スカッとした緑色を作るときに便利。

ということでポリクロモス36色セットに加えると
便利な色でした。

ただ、12色でも、幅広い表現が可能です。
この本を書いて実感しました。

———————

さて、ここまでの話しは、混色というより、
すぐに使える便利な色、ということです。

ここから下はマニア話です。

たぶん、文字だけで読んでもわからないと思いますので、
飛ばしてください。

色をたくさん持つメリットは、
混色で作れない色が使える、という他に、
色を深める、グラデーションの味わいを深くする、
ことがあります。

これがすごく大切で、
例えば、色を深めるのに必要な色は、
濁りのない同系色と補色です。

赤を作るにも複数の赤を混色します。

一見すると単なる「赤」に見えるのですが
単色の赤よりずっと色が深くなります。

初心者の方や、そこまで色にこだわらない方には
あまり関係ないと思いますが、
私が大切にしているのはそこ。

だから、同系色をたくさん持っていて、
ほとんど色が変わらない混色をします。

さらにぐっと深くするときは、補色をプラス。
(黄色は除く)

他にもグラデーションや
光や影色やなんだかんだと
ややこしいことを考えて色を作っています(笑)

長年やってきて、今ではかなりシンプルに
説明できるようになりましたが。

色を買うときも、そういうことをちらっと考えながら
選んでいます。
濁るかマットになるか、などなども考えていますよ~。

実はまだまだたくさん考えています。
マニアですから(笑)

教室では、考え続けてシンプルになったお話を
盛り込んで色の説明をしています。

時々、「ややこしい話しをし始めたぞ」と思われるときは、
まだシンプルになていないと思ってください(笑)

この本もぜひご参考に。

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