BeltaのColored Pencil Gallery　 色鉛筆ギャラリー

少し前にご質問をいただいたのでお答えしますね。

「下描きは何を使っていますか？」

とてもよくいただくご質問です。

何度かお答えしていますが、最新版ということで。

私は下描きにいわゆる「鉛筆」はあまり使っていません。
理由は紙が汚れるから。
「絵を描く」というと2Bや4Bの鉛筆のイメージがあるかもしれませんが、
練り消しですっきりとは消えず、紙を汚す可能性があります。
また、上に色絵筆が乗ると、下になった鉛筆の線は練り消しで消えず、
色鉛筆の色を変えてしまいます。

私も以前はモレスキンの下描きに2Bを使っていて、
紙や色が汚れるのがとても気になっていました。

2B以上は、下描きではなく、メモやアイディアスケッチに使っています。

ただ、下描きには2H、HBを使うことがあります。

基本的に、以下の3つの方法で下描きをしています。
（アフィリエイトを含みます）

・ペンで描くとき…下描きをして、ペンで線を描く場合

カランダッシュのスケッチャーペンシル

© Belta(Mayumi Wakabayashi)2023

ノンフォトブルーといって、スキャンや写真に写りにくい
水色の鉛筆です。
練り消しでとてもよく消え、紙を汚しにくいです。

ですので、ミルームやFantistのレッスンでは、
このスケッチャーペンシルをおつけしています。

購入できるところは限られていて、
確実なのは、東京では世界堂の新宿本店。
池袋の世界堂では見当たりませんでした。

大阪は上本町のホルベインのショールーム。

あとはアマゾン、楽天で。
どちらもけっこうなお値段になっています。
私は今年初めにアマゾンでまとめて買ったのですが、
その業者さんは今在庫がないのかな。

・色鉛筆で描く時…ペンを使わず色鉛筆で塗る場合

ファーバーカステルのポリクロモス　コールドグレーⅡ

明るくて色味が少ないグレーで、練り消しでよく消えます。

色味が少ないということは、その上に乗せた色鉛筆の色味が変わらないということ。
若干明度が落ちることがありますが、練り消しで消えますから、
色を乗せる前に練り消しで消してしまいます。

とてもよく使うので、常時2～3本用意しています。
これはLakitさんのレッスンにおつけしています。

ファーバーカステル ポリクロモス色鉛筆・単色 231 （コールドグレー II） 110231 価格：336円（税込、送料別) (2023/10/14時点)

鉛筆での下描きはまた今度。

まずは、この2つをご紹介♪