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【本】12色は何色?

11月 17th, 2021 Posted in other

11月 夜間の教室をします。

11月24日(水)18:30~210:30
参加者募集中です。
詳細は、こちらをご覧ください。

12月のオンライン教室は塗り絵とイラスト。
開催日はこちら。
6日(月)13:00~15:00(塗り絵教室 モチーフはお正月)
12日(日)14:00~16:00(塗り絵教室 モチーフはお正月)
16日(木)13:00~15:00(イラスト教室)


もうすぐ「塗り絵でまなぶ 色鉛筆画のきほん」がリリースです。

この本の副題は「12色でお花もお菓子もこんなに描ける」です。

使っているのは12色の色鉛筆のみ。

そこで疑問に思うのは「この12色はどんな色?」ですよね?

「12色セット」といってもメーカーによって色構成は様々ですものね。

本のモチーフを描くのに使ったのは、
ホルベインとトンボの色鉛筆です(黄色の缶です)

これには理由があって、
ご自宅に「12色セットなら、持っているわ!メーカーは知らないけれど」
という方、多いと思います。

そういう方々は、おそらくは文房具屋さんで
色鉛筆を購入されたのではないでしょうか。

文房具屋さんが扱う文具の色鉛筆は、
メーカーは違っても同じ色構成のものがとっても多いです。

それは、

黄色
橙色




黄緑
うす橙色
桃色
水色
茶色


です。

ということは、この12色で描ける(塗れる)ものならば、
多くの方が特に新たに色鉛筆を購入しなくてもすぐに本を活用できる、
ということになりますね。

またこの12色は基本色ばかりですので、
たくさん色をお持ちの方でしたら、
当然持っていることになりますし。

ただ、文具の色鉛筆で50以上のモチーフを描くとなると、
私のテクニックではとても時間がかかってしまうのが問題でした。

本を作るためには、同じモチーフを3~4回、
ものによってはさらに数回塗る必要があります。

硬い文具の色鉛筆では、時間がかかりすぎます。

決められた時間の中で仕上げるためには、
もう少し柔らかい芯を使う方がよさそうです。

そこでホルベインも使うことにしたのです。

ただ、ホルベインの12色セットはこの色構成とは違います。
(画材メーカーはメーカーによって色構成はさまざま)

このあたりの矛盾が悩ましいところではありましたが、
多くの方がお持ちであろうし、
買うにしても気軽に買える文具の構成を優先したというわけです。

本には画材メーカーの12色セット(ホルベインとポリクロモス)をお持ちの場合、
買い足すと良い色もご紹介しています。

ぜひぜひご参考にしてください。

本が出るまであと3日!

どきどきどきどき、わくわくわくわく。

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