【絵を描く暮らし】いちごのミニタルト
この季節になると描きたくなるのがいちご。
年中描いてはおりますが、気持ちの乗り方が違います。
ちなみにいちごは大好きですが、描くのは苦手です(笑)
昨日描いたのはミニタルト。
© Belta(Mayumi Wakabayashi)2020
数年前、青山のレストランでいただいたランチのデザートの一つです。
いちごの数を見ればいかに小さいかわかりますよね。
今回、描きたかったのはいちごの上にうっすらとかかったゼリーです。
ポイントは、明るいところと、ぐっと深い色の対比。
そしてハイライトです。
ぐっと深い色があることで、逆に透明感がでます。
いちごの丸くなったところには、かなり薄く塗っています。
これも透明感につながります。
色鉛筆はポリクロモスです。
一部ホルベインのマゼンタとカーマインを重ねています。
タネは無視(笑)
いちごのタネにはシャドウとハイライトがあり、
このサイズで描くと、私のテクニックでは不気味になりそうでしたから。
と逃げる(笑)
きれい、おいしそうに見えれば、それでヨシ。
イラストは正しく描くのではなく、すてきに描く!ということで(笑)