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【テクニック】ストロークの長さと強弱

12月 5th, 2020 Posted in other

12月のモチーフは強い色を出します。
もちろんふんわりした色がお好みでしたらそれでもOKです。

年賀状など印刷する場合、強い色がオススメではありますが。

さて、その強い色の出し方について、です。

強い色を出すには「ストローク(線を描く動き)」を短くします。

長い線だと力が入らず、紙の目を埋めるくらい塗るのは難しいです。

短いストロークやくるくる塗りだと力が入ります。

逆に塗り始めのまだ色が薄いときは、長いストロークで塗ります。
塗り始めは紙を凹ませないよう、そっとソフトに塗りますから。

ここで短いストロークで塗ってしまうと、
一見きれいに見えても、実はムラになっていることが多いです。

そうすると、色を重ねていく段階で、だんだんムラが目立ったり、
きれいなグラデーションができなくなります。

時折、教室で「もっとストロークを長くして」とアドバイスをするのは
そのためす。

最初はソフトに長いストロークで、
色を強くする段階では、短いストロークで。

ストロークを使い分けてくださいね!

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