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【絵を描く暮らし】トレースで楽しんで♪

4月 10th, 2020 Posted in other

先日、「本をトレースして楽しんでいる」というお声をご紹介しました。

掲載許可をいただきましたので、
画像でご紹介しますね。

左のネモフィラのリースをトレーシングペーパーでトレースして、
スケッチブックに描いてくださいました。
(スケッチブックについては別記事で書きますね)

トレーシングペーパーに1度写しておくと、
何度も使えるので便利です。

色を変えたり、タッチを変えたりしていろいろ遊べます。

トレースの方法は先日もご紹介しましたが、
もう1度使う道具をご紹介しておきます。

1.トレーシングペーパー
たぶん、一番よく見かけるのはコクヨだと思いますが
メーカーは何でもOKです。
100円ショップにもあるのではないかしら。

2.鉛筆
私はうすい線にしたいので、2Hを使っています。
ただ、紙によっては2Hでは薄くて見えにくいかもしれません。
2H~HBまでの硬さであれば良いと思います。
メーカーはどれでもOKです。

3.一円硬貨
あなたのお財布の1円玉です。
キャッシュレス支払いのため、最近見かけなくなっているかも。
紙をこするのに使います。

4.練り消し
トレースした線を薄くするために使います。
鉛筆の線を練り消しで押さえて薄くします。
硬さがいろいろありますが、何でもOKです。

手順です。

① 下絵の上にトレーシングペーパーを重ねて2Hの鉛筆でなぞります。
透けて見える線を鉛筆でなぞります。

写し終えたところ↓

② トレーシングペーパーを裏返し、なぞった線をなぞります。
表裏の両面に図柄が描かれた状態になります。

裏返してなぞり描きします↓

なぞり描き終了↓
両面に鉛筆の線が描いてある状態です。

③ 絵を描く紙にトレーシングペーパーを当てて位置決めをしたら、
1円玉でこすります。

④ トレースできました。
線が濃いようなら、練り消しで押さえて薄くしてから色を塗ります。

鉛筆の線が濃すぎると、色鉛筆の色を濁らせます。

私は見えるか見えないかくらいまで薄くしますよ~。

トレースすると、下絵の線がほとんど見えないので、
とっても自然な仕上がりになります。

トレーシングペーパーに写し取った線は、
何度も使えます。

この本をぜひご活用ください。

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