【教室】フルーツピクルスとバラ そして黄色のチカラ
6月大阪で教室をします。
14日(日)梅田
15日(月)天満橋
16日(火)神戸
関西のみなさま、予定を空けておいてくださいませませませ。
大阪教室でデモンストレーションに使った下絵を塗って仕上げました。
© Belta(Mayumi Wakabayashi)2020
教室のデモンストレーションは、
実際に下絵を塗りながら、塗り方をご説明します。
ときには、
「ここが気になるのでどうかしたい」
「こんな色にしたい」
というご質問をいただくことがあるのですが、
そういうときは、お客様の状況と近くなるように自分の下絵を塗ってから、
その回復方法をご説明しています。
作品はお客様のものですから、
直接手を入れるのは避けたいわけです。
口は出しますが(笑)
そうやって使ったデモンストレーションの下絵は、
捨てるには忍びず、
余白がきれいなものは帰宅後仕上げます。
いろいろな色や塗り方がされているので、
それをカバーするために強めの色で塗ることが多く、
上の2枚もかなり強く塗っています。
特に左のフルーツピクルス、鮮やかですよ~。
鮮やかさの元は黄色。
最後にホルベインのカナリーイエローを塗り込んでるからなんですよ。
これは私がよく使う手法で、
ポリクロモスだと赤みのないイエローを使っています。
ポイントは、元々の色をしっかり強く塗っておくこと。
例えば、この例だとオレンジ。
うすいと、黄色と混ざって別の色になります。
下の色を強く塗っておくと、上に黄色を重ねても、
ほとんど色は変わらず、明るさや強さが生まれます。
ただし、マゼンタからシアンまでの色の上には重ねません。
これらの色にはイエローが含まれていないため、
イエローとの混色になり(別の色になる)
場合によっては濁ります。
お勧めは、赤、オレンジ、黄色、緑系、
つまり黄色が含まれている色です。
そして強く発色させたい色です。
なので、右のバラの花にはイエローはあまり重ねていません。
その代わり、色は少し変わりますが、
ジョーンブリヤンを重ねています。
この説明でわかりますか?
「ん?」と思われた方は、
ぜひ教室にご参加くださいね。
ご説明しますので。
3月の教室は
24日(火)アンネイ(松江・東出雲町)
25日(水)宍道町(松江・宍道町)
です。
4月は、
12日(日)武蔵小杉
14日(火)池袋
6月は大阪、神戸でも教室をします。
いずれも、参加者募集中です♪
ぜひご一緒に♪