【絵を描く暮らし】お花 と Belta的色の選び方
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手遊びに描いているお花の絵。
仕事ばかりしていると気楽なものを描きたくなります。
© Belta(Mayumi Wakabayashi)
せっかくなので、この花を描くときにどうやって色を選んだか
ご紹介しますね。
ゼラニウムは、ちょうどポリクロモスに「ペールゼラニウム」という色があるので、
これをメインの色(固有色)としました。
あとは、影色になるものと、光があたっている明るい色が必要です。
影色は濁らせたくないので、黒や茶色といった濁りを感じる色は使いません。
なので、色相で暗く感じる色を選びます。
とすると、ディープスカーレットレッドがぴったり。
そして光が当たっている明るい色は、
ペールゼラニウムよりオレンジよりのスカーレット レッドを使います。
固有色を決め、暗い色、明るい色を選ぶわけです。
この3色の選び方は当たり前のように思いますが、
実は案外とされている人は少ないようです。
そして、この3色を重ねてみて、
さらに必要があれば、他の色を重ねます。
締めるためにさらに明度が低い色、
明るくするためにさらに明度が高い色(もしくは黄色よりの色)
を追加して仕上げます。
状況によっては、今度は濁る色を追加することもあります。
ただし、最初に濁る色を使うと、元の澄んだ色には戻せないので、
濁る色は終盤に選び、使うのも最後の方です。
こう考えると、色選びって楽でしょ?
まずは基本、
固有色、影色、明る色、この3つから。
<参考記事>
愛用の色鉛筆120色です。
120本のペンシルケースの中身 まとめ