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【Belta Design】つれづれなるままに

9月 3rd, 2019 Posted in other

大きな紙を切らしてしまって(今は回復)
手元の小さな紙に何ということもなく描いたもの。


© Belta(Mayumi Wakabayashi)

私らしい描き方ではないかと。

輪郭線がないだけでなく、
輪郭に向かって少しずつ明るくしてぼかす。

立体感や光の感じが出るので、多用している描き方です。

下のがま口。
白い花模様は、塗り残しではなく、練り消しで消して白くしています。

けっこうきれいに消えるものでしょ?

練り消しで消すと、描くことではできないような淡い色を作ることができます。

このとき、大切なのは、最初の塗り面。

面が荒れていると、ムラができて、きれいではないのです。

つまり、「塗る時にガチャガチャと往復塗りをしちゃ、だめよ。」

ということです。

往復塗り(ジグザグ塗り)で面を作ったとき、
そのままでよければ、まぁ、良いのですが、
消すことになったとき、きれいな色にはなりにくい…

私もさんざん「ま、いいか」とジグザグ塗りをして後悔しましたから、
よくわかるのです。

練り消しで消すのは、こんなふうに模様を作る場合もあれば、
光を表現する場合もあります。

光を表現するために消すときに、なんどムラになってがっくりしたことか。

みなさまも、お気をつけくださいね!

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