【Belta Design】つれづれなるままに
大きな紙を切らしてしまって(今は回復)
手元の小さな紙に何ということもなく描いたもの。
© Belta(Mayumi Wakabayashi)
私らしい描き方ではないかと。
輪郭線がないだけでなく、
輪郭に向かって少しずつ明るくしてぼかす。
立体感や光の感じが出るので、多用している描き方です。
下のがま口。
白い花模様は、塗り残しではなく、練り消しで消して白くしています。
けっこうきれいに消えるものでしょ?
練り消しで消すと、描くことではできないような淡い色を作ることができます。
このとき、大切なのは、最初の塗り面。
面が荒れていると、ムラができて、きれいではないのです。
つまり、「塗る時にガチャガチャと往復塗りをしちゃ、だめよ。」
ということです。
往復塗り(ジグザグ塗り)で面を作ったとき、
そのままでよければ、まぁ、良いのですが、
消すことになったとき、きれいな色にはなりにくい…
私もさんざん「ま、いいか」とジグザグ塗りをして後悔しましたから、
よくわかるのです。
練り消しで消すのは、こんなふうに模様を作る場合もあれば、
光を表現する場合もあります。
光を表現するために消すときに、なんどムラになってがっくりしたことか。
みなさまも、お気をつけくださいね!