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【絵を描く暮らし】三国志展と線の話

7月 27th, 2019 Posted in other

東京で見てきた三国志展。
いつものようにトラベラーズノートに描いておきました。

© Belta(Mayumi Wakabayashi)

遺跡から出てきた陶器の楼です。
現物はかなり大きなものでした。

少し粗い線で描いているのがわかりますか?

私は閉じた線で描くことが多いのですが、
遺跡から出てきたものは閉じてない線の方が
似合うように思います。

「閉じた線」というのは、
線と線のつなぎがつながっている線です。

上のスケッチの左側に描いている
武器の線がそうです。

1本の線です~っと描き、
きちっと止める。

それに対して、右の穀物倉楼は、
やや短い線をつないでおりますが、
きちっと止めてないですよね。

これが閉じてない線です。

閉じた線は、かわいらしさや平面的な雰囲気をだしやすいです。

閉じてない線は、大人っぽく、光を表現しやすい感じ。

描きたいものによって変えるといいですよね。

三国志展、すごく面白かったです。
NHKの人形劇「三国志」の人形の展示もありますよ。

東京国立博物館です。

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