【色】考えてみてね!どんな色を使う?
昨日は池袋でカラーの教室でした。
教室の様子はまた後ほどとして、
24時間以内に復習すると、知識の定着が高まると言われているので、
復習をしていただくことにします。
もちろん教室にご参加されなかった方も
考えてくださいね!
正解というものはなくて、
いくつかの考え方があると思います。
ご自分の考え方を見つけてくださいね。
【例】
赤い花を描こうと思います。
↑イメージです。
この花を描くわけではないです。
メインの色はこの赤にすることにしました。
一番彩度が高く、鮮やかな赤です。
この色に何色を重ねたらいいかを考えます。
Q.花びらの先端はもっと明るい色にしたい。
光が当たっているところは、少し明るくしたい。
でも、マットな感じではなく、透明感を保ちたい。
Q.いくつかの花は少し変化をつけたい。
メインではない花を、色みはあまり大きく変えずに
少しマットな感じにしたい。
Q.花びらが重なっているところは、暗くしたい。
マットにも濁った感じにもしたくない。
暗くはするけれど、赤の色みが感じられる色がいい。
Q.メインの花の一番の主役のところは、色に迫力を出したい。
濁らせず、真っ赤がさらに真っ赤に感じる色がいい。
Q.真っ赤にしたメインの花の一部に変化をつけたい。
わずかに濁らせた深みのある色にしたい。
以上、考えてみてね!
ちなみに、必ずしもこの通りではありませんが、
色を作るとき、似たようなことをある程度考えています。
それから「濁る」ことは悪いことではないです。
濁らせることで深みを出すことができますからね。
そしてマットな色は、柔らかさや優しさを出すことができます。
厚みをかんじさせることもできますよね。
そして矛盾しているようですが、
マットにすることで、透明感を出すこともできるのです。
要はどこで、どう使うか、です。
感性や感覚で色を使うことができる人は好きに使って大丈夫。
あまり考えなくて良いと思います。
でも、「色を使うのが苦手」という方は(私です)
若干の知識と、考え方を持っておくと、色を扱いやすくなります。
他の人の色使いを見たときにも、
「ああ、こんなふうに色を使っているんだなぁ」と
読めるようにもなりますね。
秋には配色の教室もしようと思っています。
お楽しみに♪