【絵を描く暮らし】サクラ、サクラ
桜が咲き始めましたね。
というわけで、2015年に描いた桜、再ポスト。
© Belta(Mayumi Wakabayashi)
勝手に「白抜き」と呼んでいる技法です。
モチーフと背景、
通常はモチーフに色を付けるのですが、
背景の方に色を付け、モチーフを浮かび上がらせます。
ポイントはいくつかありますが、
一つは変化をつけること。
背景といっても同じ色で同じように色をつけると退屈します。
(見る方も描く方も)
この場合、はっきり浮き上がらせたり、溶け込ませたりして
変化を付けています。
塗り方は、クロスハッチングとくるくる塗りを合わせて。
色鉛筆はポリクロモスで、芯は思いっきり尖らせて、繊細に。
綿棒も使っていますよ。
「塗る」というより「削る」とか「彫る」イメージの
ストロークです。
4月14日のクロスハッチングの教室は、
この「削る」や「彫る」のイメージをつかんでいただくといいなぁと
思っています。
実際に色鉛筆で削ったり、彫ったりするわけではないのですが、
「塗る」というイメージのままだと、鈍い線になりそうなので。
美しく発色させるストロークができると、
作品全体の色が変わってきますよ~。
クロスハッチング教室はあと少しだけお席があります。
ストロークを整えきれいな発色をさせたい方、
背景を美しく塗りたい方、
美しいグラデーションを作り方、
ぜひご参加くださいね。
詳しくは、
【教室】色鉛筆テクニック教室 クロスハッチング編
をご覧ください。
初心者の方もお気軽にどうぞ。
基礎練習(とっても重要)なので、
これからの色作りに役立ちます。