【テクニック】ぼかし~
今日は美容院に行ったり、
猫さんの世話をしたりで、大忙し。
こんな時間になってしまいました。
遅い時間ですが、テクニックを一つご紹介します。
こちらをご覧ください↓
© Belta(Mayumi Wakabayashi)
お花の周辺にも少し色が付いていますよね。
教室でもよくご紹介しているのですが、
モチーフの外へ、あえてはみ出して色を付けるテクニックです。
「塗り絵」には「線の中を塗る」というイメージがあるせいか、
「はみ出す」ことがあまりお好きではない方が多いようです。
そんなことはなくて、
塗り絵だってはみ出しOKなのです。
このチューリップは全部はみ出しているんですよね。
ただ、単純にはみ出しているのでなく、
「この辺りの空気に色を付ける」というイメージを持って、
はみ出させているのです。
はみ出させる方法は、
1.綿棒でモチーフの色を外までもっていく、
2.モチーフの外を塗り、綿棒で伸ばす
です。多くの場合、この2つのミックスです。
どちらも使う道具は「綿棒」です。
綿棒で、紙の目の中まで色が入るように
丁寧に丁寧に色を伸ばすのがポイント。
色が足りなければ塗り足し、また綿棒で伸ばします。
色鉛筆の線が見えちゃうと、その線に目が引かれますから。
塗る場合は慎重に、慎重に。
そして、ぼかす方向やぼかした色の形も意識してみてくださいね。
なんでもいいからぼかす、ではせっかくの色がもったいない。
チューリップの塗り絵はこれを使いました。