【色鉛筆】クロスハッチングに使う色
最近、教室でもよくご紹介しているクロスハッチング。
太さ、間隔、色、などいろいろなアレンジありますが、
よく使っているのがこの細かいクロスハッチング。
© Belta(Mayumi Wakabayashi)
色の変化をつけながら背景を塗っています。
主に使っているのが、
ホルベインだと、
バイオレット、スカーレット、ビリジアン、
カナリーイエロー、マゼンタなど。
いずれも、白やグレーが入っていない清色(マットではない)です。
色は少し濁らせる方が深みが出るので、
複数の色を重ねます。
清色同士を重ねた色と、
マットな色を重ねた色だと、
清色同士の方がスキっとした感じになるのです。
いわば、透明なセロファンを重ねた感じです。
対して濁った色、特に白が入った色は不透明な感じ。
それが悪いわけでなく、ちゃんと使っています。
ただ、不透明な色をクロスハッチングで透明にするのは
とても難しいことなので、不用意に使わないよう心がけてはいます。
、
イエローオーカー、ローアンバー、バーントシェンナ、
ライトレッド、モスグリーンなどは濁りがあったり、マットな感じがする色ですね。
フォレストグリーン、ホーリーグリーン、
ロイヤルブルーは少し黒系の色が入っていて、濁った感じがします。
鮮やかな色が魅力的。
もう少し芯が硬いともっといいのになぁ。
【ホルベイン】 アーチスト色鉛筆36色セット/基本色 新メタルケース OP930
|
最近「この本を見て、教室を知りました」とおっしゃるお客様が
何人かいらっしゃいました。
ありがたいことです。感謝。