今日のおやつ
色鉛筆アーティストのBeltaこと若林眞弓の色鉛筆ブログです。
松江、大阪、東京で「大人のアート塗り絵」教室をしています。
カラー、心理学のブログはこちら Office Beltaのブログ
先日参加したアクセサリー教室では
たくさんのおいしい差し入れをいただきました。
デザインがすてきなものもあり、
少しずつ描いていこうと思います。
今、こんな感じ。
© Belta(Mayumi Wakabayashi)
パッケージの文字を書くのは楽しいです♪
そして良い練習になります。
特にパッケージの文字は良い練習になるんですよ。
というのは、
「形」を描くとき、大人は知識が邪魔をします。
「いちごってこんな形よね」
「目ってこんな感じよね」
無意識のうちに脳内で修正してしまって、
見たままには描けないのです。
文字の場合も同じで、
「花」という「文字」だと思ってしまって、
自分の「字」で「花」と描いてしまうのです。
そうすると、
パッケージの文字とは違う形になります。
ではどうするか?
というと、「文字」だと思わないようにします。
具体的には、
パーツごとに見ていきます。
このパッケージの「花」という文字について言えば、
草冠は、
太めの線で始まって、
少し右上がりで最後に少し下がりますが、
スタート地点よりも少し上で終わります。
左の点は、少し傾き、下が少し尖った楕円形。
右の点は、上が少し太く、左に向かって斜めに降り、先細り。
そうやって一つ一つのパーツを見て、
それらがどの関係にあるかを描くわけです。
こうして言っちゃうとややこしく感じますが、
慣れてくるとカンタンに描くことができます。
文字を絵として見ることで、
自分の癖のある文字ではなく、その「形」そのものを
描くことができるようになるのです。
これが「形」を描く「脳作り」の良い練習になる、
と思っているわけで。
「絵を描くのが苦手」
「絵心がない」という方は、
この作業の経験がないだけ、ではないかしら。
「絵を描きたいけど、形が苦手」と思っていらっしゃる方、
6月3日の大阪教室にぜひ♪
( in 東京)