BeltaのColored Pencil Gallery  色鉛筆ギャラリー

色鉛筆専門サイト。色鉛筆画とモレスキンスケッチ。色鉛筆と紙の情報も満載。
Home » other » 今日のおやつ

今日のおやつ

4月 5th, 2017 Posted in other

色鉛筆アーティストのBeltaこと若林眞弓の色鉛筆ブログです。
松江、大阪、東京で「大人のアート塗り絵」教室をしています。

カラー、心理学のブログはこちら Office Beltaのブログ


先日参加したアクセサリー教室では
たくさんのおいしい差し入れをいただきました。

デザインがすてきなものもあり、
少しずつ描いていこうと思います。

今、こんな感じ。

© Belta(Mayumi Wakabayashi)

パッケージの文字を書くのは楽しいです♪

そして良い練習になります。
特にパッケージの文字は良い練習になるんですよ。

というのは、

「形」を描くとき、大人は知識が邪魔をします。

「いちごってこんな形よね」
「目ってこんな感じよね」

無意識のうちに脳内で修正してしまって、
見たままには描けないのです。

文字の場合も同じで、
「花」という「文字」だと思ってしまって、
自分の「字」で「花」と描いてしまうのです。

そうすると、

パッケージの文字とは違う形になります。

ではどうするか?

というと、「文字」だと思わないようにします。

具体的には、

パーツごとに見ていきます。

このパッケージの「花」という文字について言えば、


草冠は、
太めの線で始まって、
少し右上がりで最後に少し下がりますが、
スタート地点よりも少し上で終わります。

左の点は、少し傾き、下が少し尖った楕円形。
右の点は、上が少し太く、左に向かって斜めに降り、先細り。

そうやって一つ一つのパーツを見て、
それらがどの関係にあるかを描くわけです。

こうして言っちゃうとややこしく感じますが、
慣れてくるとカンタンに描くことができます。

文字を絵として見ることで、
自分の癖のある文字ではなく、その「形」そのものを
描くことができるようになるのです。

これが「形」を描く「脳作り」の良い練習になる、
と思っているわけで。

「絵を描くのが苦手」
「絵心がない」という方は、
この作業の経験がないだけ、ではないかしら。

「絵を描きたいけど、形が苦手」と思っていらっしゃる方、
6月3日の大阪教室にぜひ♪

( in 東京)

Leave a Reply