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天ぷら、揚げ物の色

色鉛筆アーティストのBeltaこと若林眞弓の色鉛筆ブログです。
松江、大阪、東京で「大人のアート塗り絵」教室をしています。

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先日の東京での滞在期間中に食べに行った
自由が丘の松田さん。

いも焼酎と和食のお店で、
お料理がほんと、おいしそうで。

今年になってから、
なんとお昼も始められるとお聞きしたので、
早速お邪魔しました。

今、お店のカウンターといただいた天丼を
描いている途中です。

この絵を元に、遠近法と色の話を少ししようと思います。

まずは遠近法。


© Belta(Mayumi Wakabayashi)
左のお店部分が遠近法でいう「一点透視」です。

完璧でなくても、これくらい描けていれば、
スケッチの雰囲気が出ますよね。

難しくはなく、

消失点(集中点)を決め(この場合、紙の外になります)
そこから、放射状にガイドラインを引き、
ガイドラインに沿って棚やカウンターを描きます。

間違いやすいのですが、縦線は関係ないです。
常に垂直。
この垂直が歪むと、異世界にいるような気分になります。

それから、等間隔の垂直線でも、奥に行くほど幅は狭くなります。
具体的には、並んでいるお酒の瓶の幅が、
奥に行くほど狭くなるわけです。

これを逆にしてしまって、奥に行くほど広くすると、
やっぱり異世界です。

これくらい小さな絵なら
気持ち狭くするだけで良いとは思いますが。

それから色について。

© Belta(Mayumi Wakabayashi)

天丼部分が塗りかけです。

以前、ご紹介した焼き菓子と同様で、
まずは、下塗り。

上の絵はちょうど下塗りが終わったところです。

下塗りは、オレンジ系の色を使います。

赤が強すぎず、黄色に寄りすぎず、
フルーツっぽくないオレンジを選びます。

天ぷらの場合、衣がでこぼこしていますので、
くるくると色鉛筆を回しながら塗り、
所々、濃く塗り、でこぼこ感を演出します。

このとき、濃く塗るところの大きさ、
位置をランダムに。

そろってしまうと、ものすご~くわざとらしいです(笑)

コツの一つは、中だけでなく、ふち(輪郭線)にかけた
ところにもいくつか、サイズを変えて塗ることです。

下塗りができたら、
その上に茶系の色で、揚げ色をやはり凸凹を意識して塗ります。

おいしそうになぁれ。

(in 松江)


教室のご案内です。
中には満席の教室もありますが、お席をご用意できるときもあります。
info@belta.jpまでメールでお問い合わせください。

【2月】
クリックすると、教室の様子を見ることができます。
2月11日(土)14:00~16:00 大人のアート塗り絵(武蔵小杉)終了

2月14日(火)13:00~15:00 大人のアート塗り絵(東武カルチュアスクール)

2月21日(火)19:00~21:00 大人のアート塗り絵(アンネイ教室)
ほぼ満席です。定期参加の方がお休みされたらお席をご用意できます。

【3月】

12日(日)14:00~16:00 大人のアート塗り絵教室 武蔵小杉
ほぼ満席ですが、お休みの方があり、お一人分ご用意できます。
ご興味のある方はメールでお問い合わせください。
info@belta.jp若林まで。

23日(木)19:00~21:00 大人のアート塗り絵教室 アンネイ(松江)

1月の大雪で中止になった宍道教室は、3月28日になりました。
3月28日(火)14:00~16:00です。
こちらは若干余裕があります。
ご興味のある方、info@belta.jp宛て
お知らせくださいませませ。

【6月】
大阪で教室をします♪

一緒に楽しく作品を作りましょう♪

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