【ぬりえ彩色レッスン帖】 タルト & つなぐ色
寒いですね!
松江は大雪。
明日の教室、1つはお休みが決定。
後1つも難しいかも。
気を取り直して。
「素敵なぬりえになる! ぬりえ彩色レッスン帖
のタルトを塗りました。
寒いので、あったかい気分になるように、
お花を添えて、テーブルクロスは春色の黄緑。
リンゴはカラメル色に。
さて、ここからは色の話し。
焼き菓子は、実物のお菓子を焼くイメージで、
生地の色からだんだん焼けていく色を重ねて塗ります。
なので、最初は山吹系の色から始め、
最後は茶色系、焦げ茶色系の色を塗ることになります。
このとき、焼け色順に、3色から4色の色があると
色を作りやすい上に、イメージをつかみやすくなるのです。
どういうことかというと、
この間の「つなぐ色」が欲しいのです。
たとえばホルベインの36色セットだと、
左の生地色としてマリーゴールド、
右の焼き色としてバーントシェンナが
使えます。
でも、間をつなぐ色がないのです。
ライトレッドでは、焼き色にしては赤過ぎる、
イエローオーカーではグレーが入っていて、少し鈍くなる
(使えなくはないですが)
オレンジでは、必要以上に鮮やか過ぎる、
だと思うのです。
生地色より焦げ色に近く、
焦げ色よりソフトな色で。
そこで、Beltaはポリクロモスのバーントオーカー(187)を
つなぐ色として使いました。
ホルベインや他のメーカーでも良い色があると思います。
他のものを塗るときも「つなぐ色」を意識してみてくださいね。
なめらかなグラデーションになると思います。
塗り方、下絵は、こちらの本をご利用ください。
「素敵なぬりえになる! ぬりえ彩色レッスン帖
![]() ファーバーカステル ポリクロモス油彩色鉛筆 バーントオーカー 187
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