リペルペーパー 使用感
リペルペーパー。
昨日から使っています。
河合ひとみ先生の
「逆引きでわかる 色鉛筆の技法書」で見つけました。
リトグラフ用に開発されたものだそうで、
色鉛筆の色もよく吸収するそう。
本の中の見本では、ガラスの透明感が、
ケント紙以上に表現されており、興味を持ちました。
購入したのは、「絵の具屋三吉」というお店で、
厚口 八つ切りを3枚購入しました。
厚口というだけあって、厚いです。
厚さ:300μm 坪量:234g/m2
サイトの説明によると、
「ポリプロピレンを主原料とし、水、油、酸、アルカリに強く、
破けにくい丈夫な合成紙です。
紙肌は滑らかで、白色です。両面使えます。
特に、鉛筆(色鉛筆)ののりが大変よく、
硬い芯でも滑らかな描き心地で、色も鮮やかに発色します」
見た感じ、本当に真っ白で、滑らかな感じがあり、
確かに「合成」という雰囲気です。
KMKケント紙より滑らかに感じます。
ポリクロモス、ホルベインが良く発色しました。
ケント紙にはのりにくかったダーウェント アーチストも、
きれいに発色します。
ありがたかったのは、消しゴムでとてもきれいに消えること。
ホルベイン、ポリクロモス、グラファイトの鉛筆が、
練り消しゴムでも、プラスチック消しゴムでも
とてもきれいに消えます。
難点を言えば、
のり良い分、線が残りやすいようです。
薄く塗るつもりが、少し強い筆圧になってしまうと、
パッと線上に鮮やかに発色しますので、
練り消しゴムで何度か薄くしました。
その点、筆圧コントロールがうまくいかない初心者の方には、
難しく感じるかもしれません。
逆にシャープな線はきりっと引けそう。
重ね塗りも今のところ(ビー玉途中)は問題なく、
グラデーションになってくれます。
まとめます。
<紙の色>
真っ白
合成的
<発色>
鮮やか
ノリがよい
ダーウェント アーチストもきれいに発色する
シャープな線が描ける
筆圧に注意。面を塗る際、
強すぎると鮮やかな分、線が強く残る
<消しゴム>
良く消える
<混色>
滑らかに混ざり合う
綿棒もよく効きます
<総評>
今のところは、大変気に入っています。
細密画を描く人にはとても向いていると思います。
購入したのは、絵の具屋三吉というお店です。
↓から購入できます。
リペルペーパー厚口 八切(394×265mm)
1枚157円(税込) メール便が使え便利でした。
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