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耐光性に気を付けよう♪

8月 12th, 2014 Posted in Color study(色彩学)

絵の具についてもう少し。

「色鉛筆」も絵の具の一種です。
ヒオウギ貝

形から「棒状絵の具」と呼ばれています。

顔料(色の素)と粘土、ワックスを混ぜて押し固め、
木の軸に挟んで作ります。

さて、ここからが本題。

「絵の具」というのは、ホルベインさんがおっしゃるには、
「色がついた接着材」

色鉛筆も水彩も油彩も顔料は同じですが、
接着材部分が違うというわけ。

色鉛筆はワックス(またはオイル)
水彩はアラビアゴム、油彩はリンシードオイル。

絵の具の耐光性(光に色褪せしない強さ)は、
顔料と包んでいる接着材部分影響されます。

たっぷりと包まれている方が、色褪せしにくいそう。

それでいうと、
油絵の具が一番耐光性が強く、
パステルは非常に弱い、ということに。

パステルは顔料を少量の粘着材で固めたものですから。

普段は耐光性のことなど気にされないかもしれませんが、
自分の作品、やっぱり色褪せさせたくはないですよね。

Beltaがポリクロモスに転向したのも、
耐光性を考慮してのことですから。

絵の具の耐光性は、「*」の数で表されます。

「*」が多いほど耐光性が高いのです。

色によっても違います。

耐光性を考慮すると、
重ね塗りをした場合、耐光性が低い(*が少ない)色を
一番表面にするのは芳しくないのです。

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大人のアート塗り絵の予定

【8月】

【8月の大人のアート塗り絵】

26日(火)14:00~16:00 ベスト電器 宍道店(松江)
26日(火)19:00~21:00 アンネイ(松江)

いずれも体験受講受付中です。
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参加費は3,000円(下絵、描き方レシピ、お茶、お菓子付き)
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色鉛筆については、
塗り絵教室の色鉛筆について

鉛筆ケースについては、
ペンシルケースについて
が参考になります。

ご興味のある方は、過去の講座の様子をご参考になさってください。

【7月の大人のアート塗り絵】

8日(火)13:00~15:00 カルチャーハウス香里ヶ丘(枚方)終了

9日(水)14:00~16:00 阿倍野市民学習センター(大阪)終了

22日(火)19:00~21:00 アンネイ =An・nei=(松江)終了

29日(火)13:00~15:00 カルチャーハウス香里ヶ丘(枚方)終了


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