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12日、13日の教室のモチーフはモノグラム。
© Belta(Mayumi Wakabayashi)2020
「事前に色合わせを考えておいてくださいね」とお願いしています。
「色合わせ」というと難しく考えがちですが、
何もたくさんの色を使って斬新な配色をする必要はないのです。
色数少ない配色もきれいで、私は大好き。
特にブルー系の濃淡はきれいだと思います。
例えばこんなの。
© Belta(Mayumi Wakabayashi)2020
使っているのは、ホルベインの36色セットのブルー系の4色です。
青は明度が低いので、明度幅を広く使え、引き締めやすいのです。
モノグラムではないのですが、こんな例もあります。
使っているのは主にポリクロモス、8色くらい。
© Belta(Mayumi Wakabayashi)2020
© Belta(Mayumi Wakabayashi)2020
ブルーの濃淡、いいでしょ?
その他、緑の濃淡、赤の濃淡などもオススメです。
斬新な色合わせをする必要はないですし、
それはとても難しいことです。
1色、2色、または3色。
補色2組の組み合わせ。
自然の色(例えば、バラの花と葉)を真似する、
好きなデザインを参考にするなども良い方法です。
世の中にはたくさんの配色の本があります。
つまり、自分でゼロから考える必要はない、ということです。
私はこの本が好きで、よく見ています。