BeltaのColored Pencil Gallery  色鉛筆ギャラリー

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消して色作り

12月 16th, 2013 Posted in brown, color, lesson & technic, making, orange

一つの描き方に拘らず、
さまざまな描き方を試すことにしています。

2013_12_15_kumasan_01_s
© Belta(WAKABAYASHI Mayumi )

このスケッチは、パンと皿以外は色を置いた後、
一度練り消しで消しています。

消しても全部が消えるわけではなく、
手では描けない微妙な色が残ります。
その上に色を乗せると、おもしろい色が生まれるのです。

だから、下に塗る色はまったく違う色を塗ることもあります。

この絵も透けて見えますよね。
背景のイエローの端々にインディゴブルーが。

スキャン画面では汚れた感じに見えますが、
実物の絵はちょっとイイカンジです。
自分で言ってる(笑)

紙:モレスキン スケッチブック
色鉛筆:ファーバーカステル ポリクロモス
    ホルベイン アーチスト

paper : Moleskine sketchbook
colored pencil : Faber castell polychromos
Holbein artists

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クイズ の答え(綿棒の使い方)

10月 24th, 2013 Posted in blender, lesson & technic, tool

昨日のクイズの答です。

クイズは
この絵に、
2013_09_27_pumpkin_01_s
© Belta(WAKABAYASHI Mayumi )
なぜ、綿棒を使わなかったか?というものです。

では、こちらをご覧ください。
綿棒

数色の色を重ねて混色しました。
どちらも左は重ねただけ、右は綿棒でこすりました。

スキャン画像ではよくわからないかもしれませんが、
綿棒の方は、色が混ざっています。

綿棒を使わなかった方は、色の下から他の色が見えていますね。
でも、全体としては混色された色です。

綿棒の方は混ぜてしまうので、全体の彩度が落ちていますが、
綿棒ナシの方は、一つ一つの色は彩度が落ちずに、混色されるのです。

いわば、スーラやシニャックの点描画のような効果が出る、
とBeltaは思っています。

かぼちゃの影や、雲などを濁らせたくないので、
綿棒でこすらなかった、というわけです。

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クイズ なぜ変になるのでしょう?(綿棒の使い方)

10月 23rd, 2013 Posted in lesson & technic

綿棒をよく使っています。

綿棒を使うと、

ムラがなくなる
透明感が出る
明るい色になる
混色される
周囲にぼかすことができる

などの効果がありますから、
講座を受講されるお客さまにも使い方をお教えしています。

お客さまもびっくりされて、綿棒を使ってきれいない色を作り出されるのですが、
ちょっと注意が必要な場面もあるのです。

例えばこの絵。
綿棒は全く使っていません。使うと変になるからです。

2013_09_27_pumpkin_01_s
© Belta(WAKABAYASHI Mayumi )

なぜだと思いますか?

答えは明日のお楽しみ♪

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塗る順番 暗い色から?明るい色から?

10月 18th, 2013 Posted in lesson & technic

色鉛筆で着彩するとき、悩むのは塗る順番。

どこから、何色から塗ればいいのかを悩みます。

よく言われるものを挙げてみますね。

・暗い色から明るい色へ

・明るい色から暗い色へ

・グレーで影を付けながら下塗りをしてから

・メインとなる色よりワントーン落ちた色で下塗りをしてから

この違いを生むのは、
使っている色鉛筆と、求める仕上がりの違い、使う人のスキルによるもの
だと思っています。

Beltaはどの塗り方もやっていて、使い分けています。

例えばポリクロモスで、水色のリボンの絵を描く場合は、
濃い色から影を付けて塗っています。
暗い色から
© Belta(WAKABAYASHI Mayumi )
これは下塗り。

使っているのは暗ターコイズブルー系の色、1色だけです。

陰影を付けながら下塗りをして、この後メインの水色系の色を重ねます。

先に影を暗い色で描くと、立体感が掴みやすくなるんですよね。
この時点でもうできあがりが見えてくるでしょ?

後はメインの色を重ねてみて、場合によっては調整カラーで深みを出せばOK、
となります。

ただし、最初から影がはっきりと見える方向けかもしれません。

初心者の方は、最初から影を探すのも難しいですし、
影だけ塗ってもピンとこない可能性があります。

色鉛筆については、
柔らかい芯の色鉛筆(ホルベイン、カリスマカラーなど)は
暗い色から塗る方が向いているように思います。

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白を描く #2

5月 29th, 2013 Posted in lesson & technic

昨日に引き続き「白」編です。

2013_05_26_aki_01_s
© Belta(WAKABAYASHI Mayumi) Do not use this image without permission.

下段の柿、上段右端の瓢型の寒天。
どちらにも、細いハイライトがあります。

Beltaはこのハイライトを塗り残しで作っています。

幅は1ミリ以下ですが、そんなに細くはないですね。
これくらいなら、塗り残しで十分可能です。

でも、ケシやトマトの茎のもけもけを描くとなると、
塗り残しではシャープな線は期待できませんよね。

方法はいくつかあります。

<事前派>

1.ボールペンを使う
使い終わったボールペンで線をなぞり、紙を凹ませておきます。
紙が凹んでいるので色鉛筆を塗っても、色がのりません。

2.マスキング液、マスキングシートを使う
水彩でよく使われるマスキング液を予め塗っておき、
乾燥後、色鉛筆で塗ります。

かたまったマスキング液を外したらOK。

<事後派>
1.ナイフを使う
色を塗った後に、デザインナイフでひっかきます。
おそらくは一番細い白い線が描けます。

2.電動消しゴムを使う
塗った後、周囲を覆い、白くしたい部分だけを露出させます。
そこを電動消しゴムでがーーーーと。

ややテクニックが必要

塗った後、消しゴムで消すのは、
鉛筆画ではよくやっていました。

鉛筆は通常のケシゴムでよく消えるので、
電動消しゴムではなかったのですが。

建物などの細い直線のハイライトには便利でした。
ただ、曲線となるとちょっとテクニックが要りそうです。

現在、マスキング液を試してみようかな、と思っているところ。
細いハイライト以外にも使い道は広そうだから。

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大人の色鉛筆アート塗り絵のスケジュールです。

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11日(火)12:30~14:30 カルチャーハウス香里ヶ丘(枚方)

12日(水)14:00~16:00 阿倍野市民学習センター(大阪)

21日(金)19:00~21:00 アンネイ(松江)

【6月】
山陰合同銀行 法吉支店さまでロビー展をさせていただきます。

テーマは、
「松江のおいしいものと花」


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白を描く

5月 28th, 2013 Posted in color, lesson & technic, model, sweets, wagashi, white Tags:

松江の「たちばな」の和菓子です。
2013_05_26_aki_01_s
© Belta(WAKABAYASHI Mayumi) Do not use this image without permission.

白い器に白いうさぎ。

さて、どうするか?

一口に「白」といっても、純粋な白は理論上のものであり、
実物の白は微妙に色があります。

それを丁寧に拾っていくわけですね。

どんな色があるかというと、

近接しているものの色が照り映えている色
白が落としている影の色

なのだと思います。

照り映えている色は、近接しているものの色の高明度の色、
影の色は、主にグレー。

ですが、このグレーが面白い。

細かい話になりますが、証明の色を反映するので、
いろいろなグレーになるのです。

青みがかったり、黄みがかったり。

実物そのものの色を再現する必要はないですけどね。

上の絵は全般に青みをかけています。
青みというより紫かな。

余談ですが、明るい紫はグレーとして使えます。

食べ物だから、もう少し温かみのある色でもよかったですね。

ウォームグレー、そろえなくちゃ(笑)

また色鉛筆を買う話でオチがつきました(笑)
       
   
    
    
入荷しました。

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【色鉛筆 テクニック】 尖らせて、細い線で塗る!

4月 11th, 2013 Posted in lesson & technic

塗り絵講座でお客さまからご質問をいただきました。

「同じ色で同じように塗っているのに、
先生(Beltaのことです)と私、どうして違うのでしょう?」

ご質問の箇所は影です。
shadow

その方はムラ無くグレーを塗っていらっしゃいましたが、
色が曖昧だったのです。

違いは、芯の細さ。

Beltaは、キンキンに尖らせた細い線で塗りました。
もちろん、途中何度も削っています。
お客さまは、丸くなった芯で塗られていたのです。

たったそれだけで発色が違います。

丸い芯の方が早く塗れるのでつい削らずに塗っちゃいますが、
丸い芯は鈍い色になります。

ご自分の色がどことなく曖昧だなぁと感じたら、
ぜひ芯をこまめに削って描いてみてくださいね。

違いが出ると思います。

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大人のアート塗り絵のスケジュールです。

【4月】

9日(火)12:30~14:30 カルチャーハウス香里ヶ丘(枚方)

10日(水)14:00~16:00 阿倍野市民学習センター(大阪)

22日(月)19:00~21:00 アンネイ(松江)


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ご質問にお答えします「色鉛筆と下書き」 鉛筆は要注意。

4月 2nd, 2013 Posted in lesson & technic

よくご質問をいただくのが「下書き」

2013_04_01_yakiniku_01
またもやご質問をいただいたので、お答えします。

色鉛筆で絵を描く場合、
最初に悩むのが下書きだと思います。

下書きせずに色鉛筆で描きはじめるのが一番だとは思うのですが、
最初はなかなかそうもいかず、下書きをする必要があると思います。

下書きには、
いろいろな方法がありますよね。

一番お勧めしないのは、
濃い「鉛筆」での下書き。

鉛筆で書いた上に色鉛筆を重ねて描くと、
もう消えなくなるのです。

黒鉛の上にワックスが重ねられるのか、
黒く残ってしまうので、色鉛筆の色が変わってしまいます。

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大人のアート塗り絵のスケジュールです。
【3月】

10日(日)講師養成講座 大阪

12日(火)12:30~14:30 カルチャーハウス香里ヶ丘(枚方)

13日(水)14:00~16:00 阿倍野市民学習センター(大阪)(終了)

19日(火)19:00~21:00 アンネイ(松江)(終了)

【4月】

9日(火)12:30~14:30 カルチャーハウス香里ヶ丘(枚方)

10日(水)14:00~16:00 阿倍野市民学習センター(大阪)

22日(月)19:00~21:00 アンネイ(松江)


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おそらくかなりの人が1度はやってしまうことではないかしら。

鉛筆を使う場合、
薄い色鉛筆で下書きをし、消しながら色鉛筆を使うこと。
まだ消していない鉛筆の粉が飛んで汚さないように気を付けながら。

それから、下書きの筆圧に気を付けて。

芯が硬い鉛筆は、筆圧が強いと紙を凹ませてしまいます。
鉛筆を消した後でも、凹みは残りますからね。
凹んだラインには色鉛筆が乗らず、白い線となるので要注意です。

↓ぼちぼち使い始めています。
なかなかいいですよ。

ご質問にお答えします。色を塗る順番は?色について

3月 19th, 2013 Posted in lesson & technic

よくご質問をいただくのが、
色鉛筆で色を塗る順番です。

昨日は場所、位置についてお話ししました。

今日は色について。

色の順番はあるのか?ということですね。

これもいくつかの考え方があります。

下塗りのことまで含めると、いろいろな方法があります。
人によって、使う色鉛筆によって違いますね。

まずは下塗りについて考えてみます。

2012_06 tomato_drawing process

■ 下塗り
お化粧でいう下地、コントロールカラーのようなものです。

塗る色は、いくつかあります。

グレーで塗る、
共通する色で塗る、
コントロールする色で塗る

グレーや共通する色で塗りながら陰影をつけた上に色を重ねると、
陰影を深く表現できます。

コントロールする色とは、
例えば明るくしたいところには、薄くイエローを、
暗くしたいところにはブルーを塗っておくなどです。

この色についてはいろいろですね~。

色の明るさから考えると、

■ 暗い色から塗る

影になるところなど暗い色から塗ります。

暗い色→メインの色→明るい色 という順番です。

明るい色で全部の色を混ぜあわせるという感じでしょうか。

色鉛筆は明るい色(黄緑、黄色、明るいグレーなど)は、
1度濃く塗ってしまうと、他の色が乗りにくくなりますので、
明るい色を最後に塗るのです。

柔らかい色鉛筆に向いている塗り方だと思います。
sunflower_drawing process

■ 明るい色から塗る

明るい色から順に暗い色を塗っていきます。

明るい色は濃く塗ってしまうと、他の色が乗りにくくなりますので、
軽いタッチで塗る必要があります。

軽く軽く塗り重ね、最後にシャドウを入れるわけですね。

硬筆の色鉛筆に向いている塗り方だと思います。

ご参考になりますように。
ご質問ありがとうございました。  
 
  

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色鉛筆 塗り絵のワークショップ 教室、レッスンのスケジュールです。

大人のアート塗り絵のスケジュールです。
【3月】

10日(日)講師養成講座 大阪(終了)

12日(火)12:30~14:30 カルチャーハウス香里ヶ丘(枚方)(終了)

13日(水)14:00~16:00 阿倍野市民学習センター(大阪)(終了)

19日(火)19:00~21:00 アンネイ(松江)

【4月】

9日(火)12:30~14:30 カルチャーハウス香里ヶ丘(枚方)

10日(水)14:00~16:00 阿倍野市民学習センター(大阪)


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ご質問にお答えします。色を塗る順番は?場所について

3月 18th, 2013 Posted in lesson & technic

よくご質問をいただくのが、
色鉛筆で色を塗る順番です。
lotus_01

これは…
色々な考え方がありますね。

背景、メインといった「場所」の順番、
暗い色、明るい色といった「色」の順番もあります。

使う色鉛筆の種類にもよっても違うと思います。

いくつかの例をご紹介しましょう。

「場所」で考えても、いくつかの考え方があります。

絵を汚さないことを優先するか、
立体感を優先するか、
それとも気分を優先するかですね。

絵を汚さないことを優先するなら、
上から、または利き手の対角から(右利きの場合は左上から)
2013_03_15_town_01_s
© Belta(WAKABAYASHI Mayumi)  Do not use this image without permission.

ただ、上下を気にしないなら(Beltaはそうです)あまり関係がないでしょう。

立体感を優先するなら、
下になるものから塗り始め、上になるものを後から塗る方法があります。

そうすると、立体感や奥行き感が自然にだせますよね。
ただし、塗りやすさを考えると、上になる方からという方法もあります。
 

気分を優先するなら、
好きなところから、または退屈なところから。

好きな場所を塗ってワクワクしちゃうか、
退屈な場所を塗って、やっつけてしまうか。

例えばアン・カルバーグ先生は背景から塗るとおっしゃっていました。
背景は退屈なので、先に済ませてしまうとか。

ご参考になりますか?

ご質問ありがとうございました。

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大人のアート塗り絵のスケジュールです。
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13日(水)14:00~16:00 阿倍野市民学習センター(大阪)(終了)

19日(火)19:00~21:00 アンネイ(松江)

【4月】

9日(火)12:30~14:30 カルチャーハウス香里ヶ丘(枚方)

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