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【色鉛筆】愛用の120本 ③

8月 12th, 2019 Posted in colored pencils, Polychromos

よく使う120色の色鉛筆をご紹介するシリーズの3回目です。

黄色からオレンジ
【色鉛筆】愛用の120本 ①
ブルーからブラック
【色鉛筆】愛用の120本 ②

ご覧ください。

今日は茶色系。

黄色からオレンジ系の茶色です。

183
184
185
263(必須カラー グリーンゴールド 渋い金には欠かせない)
182(必須カラー ブラウンオーカー 焼き色用)
187(必須カラー バーントオーカー 焼き色用)
179
180
283(必須カラー バーントシェンナ 一般的な茶色 使いやすい)
280
177
176
175(必須カラー ダークセピア 黒の代わり 明度を低くする)
173(ホルベイン ベージュ 必須カラー  ポリクロモスにはない色)

【色鉛筆】愛用の120本 ②

8月 11th, 2019 Posted in colored pencils, Polychromos

よく使う120色の色鉛筆をご紹介するシリーズの2回目です。

黄色からオレンジについては、
【色鉛筆】愛用の120本 ①
ご覧ください。

今日はブルー系。

ブルー系は、ペンシルケースの中では2カ所に置いています。
今日は前半部分、ブルー、ターコイズ系、ブラックです。

110
152
145
140
120
143
156(必須カラー 白いものの影、グリーン作りに。赤みのないターコイズ)
153
155
149(必須カラー グリーンの影用 赤みのないターコイズ)
246
157(必須カラー ダークインディゴ 黒との混色、黒の代用、茶色の影)
199

【色鉛筆】愛用の120本 ①

8月 10th, 2019 Posted in carandache, FaberCastell, Polychromos

「ポリクロモスの40本を選んで」
「買い足すと良いポリクロモスを教えて」

というご要望をいただいているのですが、
なかなかお応えできずにいます。

じっくり選ぶのは少し時間がかかるので、
私のペンシルケースの中身をお教えすることにしますね。

よく使うもの120色と
頻繁ではないけれど使うもの120色くらいあるのですが、
よく使う120色を。

よく使う120色は、
愛用の120本用のペンシルケースに入れています。

ただ、入れ替えをすることも多いです。

並べる順番はちょいと癖があるので、
ご参考にはならないかな。

圧倒的にポリクロモスが多いのですが、
中には違うものもあります。

ブランド名がないものはポリクロモス、
そうでないものはブランド名を書きますね。

「絶対にないと困る!」という必須色は、ちょっとだけ解説をします。

色名はよく変わるので、番号のみお知らせします。

では最初の17色を。
黄色~赤

103
102
104
105(必須カラー 赤みを含まない黄色。緑を作るのに便利)
106
107
108
109
111
113
115
118
121
219(必須カラー ポリクロモス一番の真っ赤。赤には欠かせない)
070(パブロの朱赤 必須カラー 黄色と組み合わせると抜群)

【色鉛筆情報】オールド ポリクロモス

4月 4th, 2019 Posted in color, colored pencils, FaberCastell, green, Polychromos

時々、教室にいらっしゃる方の色鉛筆の中に
面白いものを見つけます。

先日の宍道町の教室では、
古いポリクロモスの24色セットをお持ちの方がいらっしゃいました。

ぱっと目を引いたのは緑のバリエーション。

目を引いた理由は、

今の24色セットには入っていない色ということと、

今とは違う色名であること。

写真は小さくてわかりにくいので、解説しますね。

167 サップグリーン
168 モスグリーン
170 アップルグリーン

です。

この3つ、すべて今は名前が違います。

今は、

167 パーマネント グリーン オリーブ

168 アースグリーン イエローイッシュ

170 メイグリーン

です。

ポリクロモスはねぇ、いつのことなのか、
たくさんの色の名前が変わったんですよね。

番号を覚えてなくて、名前だけで「いいかも」と思って買ったら、
すでに持っていたこと、とっても多かったです。

「メイグリーン?持ってないから買っちゃった」

でも、自宅にはアップルグリーンがあった、というわけ(笑)

どうして名前を変えたのでしょうね?

「パーマネントオリーブグリーン」より「サップグリーン」の方が、
「アースグリーン イエローイッシュ」より「モスグリーン」の方が、
ずっと覚えやすいし、実際の色を把握しやすいですよね。

そして色校正についていうと、

この3色のうち、現行の24色セットに入っているのは、168だけです。

他の2色は60色セットにも入っていないのです。

この2色は個人的にはとっても使い勝手が良い色で、
私にとってはなくてはならない色。
買い足しお勧め色なんです。

何年前(何十年前?)のセットかわかりませんが、
当時は24色セットにあったんですねぇ。

なぜ除外したのかしらね。
あるといいのにね。

それにしても、古い色鉛筆を拝見できるのは、
とっても楽しい。

色鉛筆の歴史を見ているようです。

買うなら、24色セットより36色セット♪

   
   

<教室の色鉛筆について>

教室ではホルベインの36色セットをお勧めしていますが、
すでにお持ちの色鉛筆があれば、それをお使いくださいね。

100円ショップ、無印良品、子ども用のもの以外でしたら、OKです。
これらは、重ね塗りがしづらいのです。

なくてはならない色たち(ポリクロモス編)の一部です

3月 16th, 2019 Posted in FaberCastell, Polychromos

「ポリクロモスの36色にプラスするならどんな色?」
「よく使っているポリクロモスの色を教えて」

というご質問を複数の方からいただいていて、
お応えしようと思うのですが、ゆっくり時間がとれなくて。

取り急ぎ、思いついた色を挙げてみますね。
まだ他にもあるのですが、特徴的なものをご参考まで。

なくてはならない色ばかりなので、
使っている色鉛筆だけでなく、ストックをしているものばかりです。

残りはまた後ほど

123 フューシャ
219 ディープスカーレット
187 バーントオーカー
283 バーントシェンナ
146 スカイブルー
170 メイグリーン
167 パーマネントオキサイドグリーン
158 ディープコバルトグリーン
266 パーマネントグリーン
268 グリーンゴールド
205 カドミウム イエローレモン
136 パープルバイオレット
132 ライトフレッシュ
119 ライトマゼンタ
129 ピンク マダー レーキ
157 ダークインディゴ
175 ダークセピア
103 アイボリー
115 ダークカドミウムオレンジ

(続く)

【色鉛筆情報】ポリクロモス 111周年缶 当時の色も

3月 15th, 2019 Posted in FaberCastell, Polychromos Tags:

記事がたまっているので、いろいろと~。

ポリクロモスは今年111周年だそう。

111年を記念して、発売当時の缶でのセットが販売されています。

まだ楽天で販売されていないので画像がないです。

パッケージだけでなく、鉛筆にも当時の刻印があります。
しかも、ライトブルー、サターンレッド、ライトグレーなど、
当時の色の色鉛筆もあるそうです。

あ~、いいなぁ。

楽天、アマゾンではまだ見かけませんねぇ。

ミッドタウン、ロフトの一部で販売されているようです。

◾️ポリクロモス色鉛筆111周年レトロ缶
ショートサイズ12色 ¥3,000
12色セット ¥4,100
24色セット ¥7,700
36色セット ¥11,300

100年記念のボックスは持っているんですよね。

どうしよう?
買っても使えないかな?
でも欲しいなぁ。
限定色試したいなぁ(笑)

【絵を描く暮らし】ハーブ♪

2月 16th, 2019 Posted in colored pencils, FaberCastell, herb, Polychromos

先日描いたガーデニングツールと組み合わせようと
ハーブを描いてみました。


© Belta(Mayumi Wakabayashi)

かわいい包装紙やポストカードができそう。

色鉛筆はほとんどポリクロモスで、
1色だけパブロを使っています。

最近、ポリクロモスについてご質問をいただくことが多いので、
ちょこっと情報です。

ハーブを描く時によく使っているのが、170と167。

このイラストにもたくさん使っています。

こちらのポストカードもぜひご利用くださいね。

ポリクロモス Beltaセレクトを考えています。

2月 15th, 2019 Posted in colored pencils, FaberCastell

最近、複数の方から
「ポリクロモス(もしくはアルブレヒト=デューラー)の
36色セットに買い足すと良い色を教えて欲しい」というご質問を
いただいています。

何を描くかで違うので、一概に「この色!」とは言えないと思いますが、
私がよく使っている色、なくてはならないと常備している色を
ご紹介したいと思っています。

ただ、今はゆっくり選び出す時間がとれなくて。

もう少しだけお待ちくださいね。

【色鉛筆情報】その1 ポリクロモスのスタジオボックス

2月 8th, 2019 Posted in FaberCastell, Polychromos

少し前のことですが、2月4日はプライベートレッスンでした。
仲良し3人グループで、アットホームにわいわいと。

内容は色鉛筆やイラストなどなど、
ご質問にお答えしながらのフレキシブルな教室です。

今回は色鉛筆で、お客様がご持参された色鉛筆がすてきでしたので、
ご紹介しますね。

ポリクロモスの36色のスタジオボックスです。とってもおしゃれですよ~、これ。

丈夫な紙製ですので、軽くて持ち運びにも便利そうです。
そしてふたは磁石でぴたっとくっつきまし。

ファーバーカステルグリーンがきれい~。

一瞬欲しくてクラクラっとしましたが、
ポリクロモスは36色セット以上持っていますもんね。
(というよりも、同じ色を複数本持ってる)

「これから買おうかしら?」と思われている方は、
候補の一つとして考えてみられてはいかがでしょう。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ファーバーカステル Faber-Castell ポリクロモス油性色鉛筆36色スタジオボックスセット
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プライベートレッスン、随時受け付けています。
1時間5,000円で2時間からお申し込みください。
最大3人までで、会場費は私と折半します。
ご興味のある方はinfo@belta.jp若林まで
お知らせください。

【絵を描く暮らし】水彩色鉛筆について

1月 13th, 2019 Posted in ALBRECHT DÜRER, FaberCastell

2019年版のBelta通信、ただいまご購読者募集中です。


先日のミッドタウンのイラスト教室にいらっしゃった方は、
ファーバーカステルの水彩色鉛筆のアルブレヒト=デューラーを
お持ちでした。

水彩画をされている方で、補助的に水彩色鉛筆を使われるそう。

この方に限らず、水彩色鉛筆をお持ちの方、多いですね~。
実は私も色鉛筆を使い始めたころは水彩色鉛筆をよく使っていましたよ。

これ水彩色鉛筆で描いています↓
20数年前(笑)

© Belta(Mayumi Wakabayashi)

すべての色鉛筆を使ったわけではないのですが、
これまでの経験からいうと、
重ね塗りをするなら、油性の色鉛筆がきれい、
水を使うなら、水彩絵の具の方がきれい

だと思います。

それはさておき、

色鉛筆と水彩の両方が楽しめるということで、
水彩色鉛筆をお持ちの方、多いと思います。

そして、買ったけれど、今一つ使い方がわからない、
という方も多いのではないかしら。

「両方」というと、お得な感じがしますが、
「要素」が増えると、それだけ使い方が難しくなるのです。

なので、使い方としては、「要素を減らす」ことから始めると、
使いやすくなると思います。

「要素を減らす」とは、

まずは
「色鉛筆として使う」
「水彩絵の具として使う」

です。

それから、
「色鉛筆と水彩の両方の性質を使う」

に移行すると良いのではないかと。

ちなみに、上のキノコの絵は、
「水彩絵の具」として使っています。

「水彩絵の具として使う」場合、
筆と水という要素が加わるので、
「色鉛筆として使う」より、また要素が増えますが。

というややこしそうなことはおいといて、
久しぶりに水彩色鉛筆を水彩絵の具として使ってみました。

使っているのはアルブレヒトデューラーです。
手元にはあまり色がないので、3色だけ使いました。

アルブレヒトデューラーは、水にとても溶けやすいタイプです。

葉っぱを塗ってみます。
輪郭線は油性の色鉛筆です。

3色を少しずつ間を空けて薄く塗りました。

水筆で溶かします。
この場合、黄土色が一番他の色の影響を受けやすいので、
黄土色から水筆でなぞります
(水の量に注意。ティッシュで余分な水を取りながら使います)

同じ色で同じ手法で、今度は少し色を濃く塗ってみました。

水を使う場合、ポイントは触りすぎないこと。
「あれ、ちょっとここ直したい」と思ってもいじらないことです。

水に任せて「まぁ、こんなもんだ」と思うのが一番です。

このとき、注意したいのが、
混色したときの色。

とにかく塗らなきゃと、たくさん色を使うと、
混色したとき、思わぬ色になることが多いです。

最初は色数を少なくして試すのがオススメ。
2色から3色まで、です。

水で溶かす場合、「色鉛筆」の性格は薄くなり、ほとんど水彩絵の具と
思っていただくと良いと思います。

次に「色鉛筆と水彩絵の具の両方として使う」です。
例を2つご用意しました。

最初は、塗った線を全部は溶かさない、です。

同じ葉っぱ。輪郭線は油性の色鉛筆です。
ざざっと塗ります。
少し線が見えるよう、方向を意識して描いています。

水筆でなぞりますが、全部をなぞっていません。
ところどころ、塗り残して線を見せています。
やっぱり触りすぎないことが一番。

線が残るので、線を使った質感を出しやすくなります。

次は、溶かした後にドライで描く例です。

水で溶かす前の写真を撮り忘れました。ごめんなさい。

大まかな木の形に塗ったあと、水筆でなぞります。
このとき、なんとなく形っぽくなっていればOK。
塗りすぎない、いじらない、ことがポイント。

完全に乾いた後で、枝をちょこちょこと描きます。
この線はもう水を使わずこのままです。
水彩色鉛筆の黄緑が手元にないため、
油性の黄緑を少し重ねて明るさを出しています。

この方法は大きな絵を描くとき、とても便利です。

「色鉛筆と水彩の両方できる」と思うと、
ついつい「両方使わないといけない」と思いがち。

まずは、要素を減らして描いてみる。

それから、ミックスしてみる、と段階を踏んで練習すると良いと思います。

「水彩色鉛筆の使い方がよくわからない」と思っていらっしゃる方、
ご参考になるとうれしいな。

水筆