BeltaのColored Pencil Gallery  色鉛筆ギャラリー

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【色鉛筆】愛用の120本 ④

8月 13th, 2019 Posted in colored pencils, FaberCastell, holbein, Polychromos

よく使う120色の色鉛筆をご紹介するシリーズの4回目です。

黄色からオレンジ
【色鉛筆】愛用の120本 ①
ブルーからブラック
【色鉛筆】愛用の120本 ②
茶色その1
【色鉛筆】愛用の120本 ③

ご覧ください。

今日は茶色系の2つめ

赤から紫系の茶色と、関連する数色です。

特にブランド名がないものは、ポリクロモスです。

186
188
190
191
217
225
140(ホルベイン タンジェリン 必須カラー 焼き色のベース)
937(カリスマカラー タスカンレッド 必須カラー ソースの色)
263
194
145(ホルベイン ダンディライオン 鮮やかで強い黄色。カナリーイエローより強い)
113(ペリシア ゼラニウムレッド 赤に厚みを与えてくれる)

ホルベインのタンジェリン(140)は焼き色のベースになる色なので茶色の仲間に入れています。
パン、ケーキ、ハンバーグ、揚げ物など、焼き色がつくものは、
まず、この色を塗ってから他の色を重ねています。

同じくダンディライオンは、36色セットに入っているカナリーイエローより
わずかに赤みが強く、鮮やかな黄色に発色します。

黄色を黄色として発色させたいときはこの色を使うことが多いです。
例えば、花の芯とか。

他にダンディライオンとパブロのスカーレット(070)を
組み合わせて花を描いています。

カリスマカラーのタスカンレッドは、
ドミグラスソースには欠かせない色。
このビーフシチューの色です↓

© Belta(Mayumi Wakabayashi)
↑ちなみにパンの色のベースになっているのが、ホルベインのタンジェリン。

【色鉛筆】愛用の120本 ③

8月 12th, 2019 Posted in colored pencils, Polychromos

よく使う120色の色鉛筆をご紹介するシリーズの3回目です。

黄色からオレンジ
【色鉛筆】愛用の120本 ①
ブルーからブラック
【色鉛筆】愛用の120本 ②

ご覧ください。

今日は茶色系。

黄色からオレンジ系の茶色です。

183
184
185
263(必須カラー グリーンゴールド 渋い金には欠かせない)
182(必須カラー ブラウンオーカー 焼き色用)
187(必須カラー バーントオーカー 焼き色用)
179
180
283(必須カラー バーントシェンナ 一般的な茶色 使いやすい)
280
177
176
175(必須カラー ダークセピア 黒の代わり 明度を低くする)
173(ホルベイン ベージュ 必須カラー  ポリクロモスにはない色)

【色鉛筆】愛用の120本 ②

8月 11th, 2019 Posted in colored pencils, Polychromos

よく使う120色の色鉛筆をご紹介するシリーズの2回目です。

黄色からオレンジについては、
【色鉛筆】愛用の120本 ①
ご覧ください。

今日はブルー系。

ブルー系は、ペンシルケースの中では2カ所に置いています。
今日は前半部分、ブルー、ターコイズ系、ブラックです。

110
152
145
140
120
143
156(必須カラー 白いものの影、グリーン作りに。赤みのないターコイズ)
153
155
149(必須カラー グリーンの影用 赤みのないターコイズ)
246
157(必須カラー ダークインディゴ 黒との混色、黒の代用、茶色の影)
199

【色鉛筆】愛用の120本 ①

8月 10th, 2019 Posted in carandache, FaberCastell, Polychromos

「ポリクロモスの40本を選んで」
「買い足すと良いポリクロモスを教えて」

というご要望をいただいているのですが、
なかなかお応えできずにいます。

じっくり選ぶのは少し時間がかかるので、
私のペンシルケースの中身をお教えすることにしますね。

よく使うもの120色と
頻繁ではないけれど使うもの120色くらいあるのですが、
よく使う120色を。

よく使う120色は、
愛用の120本用のペンシルケースに入れています。

ただ、入れ替えをすることも多いです。

並べる順番はちょいと癖があるので、
ご参考にはならないかな。

圧倒的にポリクロモスが多いのですが、
中には違うものもあります。

ブランド名がないものはポリクロモス、
そうでないものはブランド名を書きますね。

「絶対にないと困る!」という必須色は、ちょっとだけ解説をします。

色名はよく変わるので、番号のみお知らせします。

では最初の17色を。
黄色~赤

103
102
104
105(必須カラー 赤みを含まない黄色。緑を作るのに便利)
106
107
108
109
111
113
115
118
121
219(必須カラー ポリクロモス一番の真っ赤。赤には欠かせない)
070(パブロの朱赤 必須カラー 黄色と組み合わせると抜群)

【絵を描く暮らし】飯能のランチ 少し進みました

5月 11th, 2019 Posted in berol&sanford, colored pencils

ちょうど1週間前になりますね。
教室のみなさんとご一緒にした飯能市。

ランチをいただいた古民家レストラン ぽれぽれ。

トラベラーズノートに描いたランチ、少し色を入れました。

© Belta(Mayumi Wakabayashi)

ビーフシチューの色はカリスマカラーのタスカンレッド(937)

ドミグラスソース系の色は、たいていこの色をベースにしていて、
オレンジ、茶系をプラスします。

なんともおいしそうな色になるんですよね。

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カリスマカラー 油性色鉛筆単色 931〜940
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【色鉛筆】なつかしのベロールのカリスマカラー

5月 10th, 2019 Posted in berol&sanford, colored pencils

もう1ヶ月近く前のことになりますが。

4月のクロスハッチング教室にご参加くださった方の色鉛筆にわくわく。
写真を撮らせていただきました。

これ!

なつかしのベロール社のカリスマカラーです。
わぉ!

開けさせていただきました。
72色セットなので、2段になっています。

カッコイイ色鉛筆なんですよね。
私が知っている色鉛筆の中で、一番好きなデザイン。

ほんと、かっこよくておしゃれ。

このブランドは、細かいことはよくわかりませんが、
カリスマカラーやプリズマカラーという名前になったり。
会社もベロールからサンフォードになり、今はベステック。

正直、どういう経路をたどってきたのかはよくわかりません(笑)

わかっているのはデザインが変わってしまったこと。
品質(たぶん芯の品質)は変わらないそうですが。

↓デザインを比べてみました。

私も24色セットを2セット持っています。
合計49本持っています(白を1本買い足しているから)

この色鉛筆が私に色鉛筆の楽しさを教えてくれたんですよね。
色のノリや発色に「色鉛筆ってスゴイ!」と思ったのです。

今は私の描き方が変わったため、
メインから外れてはいますが、わくわくする気持ちは続いています。

気づかないうちに、色鉛筆も少しずつ変わっていきます。
ポリクロモスのデザインや色名もかなり変わりました。
発売当時のヴァンゴッホのケースがうねっていたこと、
覚えている方、いるのかしら?

そう思うと、ずいぶん長く色鉛筆を使ってきたことを実感しますね。

こちらが現行モデル↓

 

 

【色鉛筆情報】ダーウェント 比べてみました

4月 10th, 2019 Posted in colored pencils, derwent

東京画材ショーでダーウェントの新商品
「ライトファスト」をいただきました。

美術館の照明で100年退色しない、色鉛筆です。

↓ 上の方です。

この1ヶ月、時々使ってみています。

感想は、

「いいかも!」

です。

いただいた色がバイオレットというこもあるのでしょうが、
軽いタッチでもはっきりと発色します。
かなりなめらかな感じですね。

かといって柔らかすぎないので、
シャープな線が出ます。

手持ちのダーウェントの他のブランドと比べてみますね。

比べてみたのは、

アーチスト
プロカラー
カラーソフト
ライトファスト

です。

ライトファスト以外は紫を持っていないので、赤で比べました。

© Belta(Mayumi Wakabayashi)

簡単に言うと

アーチスト(硬い。発色は淡い)
プロカラー(そこそこ硬い。発色はアーチストより強い)
カラーソフト(柔らかい。クレヨンのように発色する)
ライトファスト(中くらいの硬さ。発色は強い)

私が比べたのは線のエッジ。

ぼんやりするか、シャープな線ができるか、です。
普通の力で塗って、紙の白い目がどれくらい見えるかを見ます。

やっぱりアーチストは紙の目は見えませんねぇ。
その点カラーソフトは紙の目がとてもよく見えます。
エッジもギザギザ。

ではアーチストがベストか、というと、

アーチストは本当に硬いんですよね。
私的には、「色鉛筆界のあずきバー」

なめらかなグラデーションができますが、
紙によってはきちんと発色するまで、何度も塗ることになります。
それでも発色が淡いこともあります。

カラーソフトは、細密には向きませんが広い面にはとっても便利。
しかも色が強い。

この2つが両極端とすると、

プロカラーとライトファストはその中間。

ただ、硬さでいうと、プロカラーの方が硬いです。
そして消しゴムで消えやすい。

その点ライトファストの方が少し柔らかい感じです。
スケッチの線描きにも向いているように思います。

実際、私は水彩の下絵に使っています。

ついでにダーウェントのカタログで比べてみますね。
豪華なカタログで、読み応えあります。

消えやすさは、5がもっとも消えにくいです。

■アーチスト
・芯が折れにくくしっかりした描き心地
・混色…3
・消えやすさ…3
・色の発色の強さ…3
・重ね塗り…4
・芯の強さ…5

(Beltaのコメント)
さすがあずきバー、数値からも芯の硬さがよくわかります。

■プロカラー
・Smooth、strong texture
・混色…5
・消えやすさ…1
・色の発色の強さ…5
・重ね塗り…5
・芯の強さ…5

(Beltaのコメント)
芯が硬く、消えやすい。だけど発色は強い。

■カラーソフト
・ソフトテクスチャー
・混色…4
・消えやすさ…4
・色の発色の強さ…4
・重ね塗り…4
・芯の強さ…3

(Beltaのコメント)
アーチストに比べると、同じメーカーとは思えないくらい
柔らかいです。軽い力で塗れますよ。

■ライトファスト
・自然な水溶性
・混色…5
・消えやすさ…5
・色の発色の強さ…5
・重ね塗り…5
・芯の強さ…4

(Beltaのコメント)
どれもレベル5、プロカラーに近い感じですね。
プロカラーに比べると消えにくい。

ライトファスト、良さそうです。

缶のデザインがもう少しソフトだといいなぁ。
大きな目はちょっとこわい。

【色鉛筆情報】オールド ポリクロモス

4月 4th, 2019 Posted in color, colored pencils, FaberCastell, green, Polychromos

時々、教室にいらっしゃる方の色鉛筆の中に
面白いものを見つけます。

先日の宍道町の教室では、
古いポリクロモスの24色セットをお持ちの方がいらっしゃいました。

ぱっと目を引いたのは緑のバリエーション。

目を引いた理由は、

今の24色セットには入っていない色ということと、

今とは違う色名であること。

写真は小さくてわかりにくいので、解説しますね。

167 サップグリーン
168 モスグリーン
170 アップルグリーン

です。

この3つ、すべて今は名前が違います。

今は、

167 パーマネント グリーン オリーブ

168 アースグリーン イエローイッシュ

170 メイグリーン

です。

ポリクロモスはねぇ、いつのことなのか、
たくさんの色の名前が変わったんですよね。

番号を覚えてなくて、名前だけで「いいかも」と思って買ったら、
すでに持っていたこと、とっても多かったです。

「メイグリーン?持ってないから買っちゃった」

でも、自宅にはアップルグリーンがあった、というわけ(笑)

どうして名前を変えたのでしょうね?

「パーマネントオリーブグリーン」より「サップグリーン」の方が、
「アースグリーン イエローイッシュ」より「モスグリーン」の方が、
ずっと覚えやすいし、実際の色を把握しやすいですよね。

そして色校正についていうと、

この3色のうち、現行の24色セットに入っているのは、168だけです。

他の2色は60色セットにも入っていないのです。

この2色は個人的にはとっても使い勝手が良い色で、
私にとってはなくてはならない色。
買い足しお勧め色なんです。

何年前(何十年前?)のセットかわかりませんが、
当時は24色セットにあったんですねぇ。

なぜ除外したのかしらね。
あるといいのにね。

それにしても、古い色鉛筆を拝見できるのは、
とっても楽しい。

色鉛筆の歴史を見ているようです。

買うなら、24色セットより36色セット♪

   
   

<教室の色鉛筆について>

教室ではホルベインの36色セットをお勧めしていますが、
すでにお持ちの色鉛筆があれば、それをお使いくださいね。

100円ショップ、無印良品、子ども用のもの以外でしたら、OKです。
これらは、重ね塗りがしづらいのです。

なくてはならない色たち(ポリクロモス編)の一部です

3月 16th, 2019 Posted in FaberCastell, Polychromos

「ポリクロモスの36色にプラスするならどんな色?」
「よく使っているポリクロモスの色を教えて」

というご質問を複数の方からいただいていて、
お応えしようと思うのですが、ゆっくり時間がとれなくて。

取り急ぎ、思いついた色を挙げてみますね。
まだ他にもあるのですが、特徴的なものをご参考まで。

なくてはならない色ばかりなので、
使っている色鉛筆だけでなく、ストックをしているものばかりです。

残りはまた後ほど

123 フューシャ
219 ディープスカーレット
187 バーントオーカー
283 バーントシェンナ
146 スカイブルー
170 メイグリーン
167 パーマネントオキサイドグリーン
158 ディープコバルトグリーン
266 パーマネントグリーン
268 グリーンゴールド
205 カドミウム イエローレモン
136 パープルバイオレット
132 ライトフレッシュ
119 ライトマゼンタ
129 ピンク マダー レーキ
157 ダークインディゴ
175 ダークセピア
103 アイボリー
115 ダークカドミウムオレンジ

(続く)

【色鉛筆情報】ポリクロモス 111周年缶 当時の色も

3月 15th, 2019 Posted in FaberCastell, Polychromos Tags:

記事がたまっているので、いろいろと~。

ポリクロモスは今年111周年だそう。

111年を記念して、発売当時の缶でのセットが販売されています。

まだ楽天で販売されていないので画像がないです。

パッケージだけでなく、鉛筆にも当時の刻印があります。
しかも、ライトブルー、サターンレッド、ライトグレーなど、
当時の色の色鉛筆もあるそうです。

あ~、いいなぁ。

楽天、アマゾンではまだ見かけませんねぇ。

ミッドタウン、ロフトの一部で販売されているようです。

◾️ポリクロモス色鉛筆111周年レトロ缶
ショートサイズ12色 ¥3,000
12色セット ¥4,100
24色セット ¥7,700
36色セット ¥11,300

100年記念のボックスは持っているんですよね。

どうしよう?
買っても使えないかな?
でも欲しいなぁ。
限定色試したいなぁ(笑)