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塗り絵に活きる色彩学

塗り絵(色鉛筆画)を描くときにも、
色彩学の知識は大いに役立ちます。

例えば、ゼリービーンズを描くとき。
こういうのはどうでしょう?

グリーン一色だと、楽しそうな雰囲気は少ないですね。

では、こちらはいかがでしょうか?

赤は、目立つし、派手だし、元気いっぱいの色ですが、
そんなに楽しそうではないですね。

ではでは、こちら。

ぐっと楽しそうになりましたね。
並べてみます。

3枚そろうとにぎやかな感じがでますね。

この違いは、色相の数と差。

色相環の色がまんべんなく含まれていると、
カラフルで楽しい、お祭り気分の配色になります。

運動会の万国旗が良い例ですね。
ワクワク感が高まります。

反対に、色相の数が少ない、または色相差が少ないと、
例え赤でも、楽しいお祭り気分にはなりません。
強烈にはなりますが(笑)

塗り絵の際にも、
色彩の知識を活かすと、
表現の幅が広がりますね。

(in 大阪)

3Colors magic 3つの色から生まれる魔法 ②

やっと完成しました。

(クリックすると拡大し、鮮明になります)

上段も3色、
下段も3色のみ。

3色で生まれる色のなんと美しいこと。
アップで見てね。
  

  

3Colors magic 3つの色から生まれる魔法

使った色鉛筆は3色のみ。
3色からいったいどれだけの色が生まれるのでしょう。


(クリックすると拡大し、鮮明になります)

使った紙はPMパッド
色鉛筆は、ファーバーカステル ポリクロモス

Paper :  Too pm Pad
colored pencil : Faber Castell polycromos

PMパッドホワイト B5

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Lesson_02 混色レッスン_02

6月 28th, 2010 Posted in Color study(色彩学), lesson & technic

混色レッスン。


(クリックすると拡大し、鮮明になります)

コンセプト、わかりますか?

下絵がフクザツすぎて、今一つでした。
次回は、下絵はシンプルにして再挑戦です。

このレッスン、限られた色で色を作ること、
色をよく見ること、
混ぜる分量や先に塗る色で、
色が大きく変化することなど、
とても勉強になりました。

分割数が多すぎて、雑多な印象になってしまいましたが。

最初の1枚でしたので、とにかく塗ってみよう!でした。

次の1枚は、どのモチーフを主役にするかを意識して、
配色を考えてみます。

塗りはじめる前に計画を立てること。

紙はPMバッド。
色鉛筆は、ファーバーカステル ポリクロモス。

マーカー用の紙ですが、インクジェットもキレイに発色します。
色鉛筆にも向いています。
薄くて透ける紙ですが、しっかりしていて使いやすい。
愛用の紙の一つ。

Paper :  Too pm Pad
colored pencil : Faber Castell polycromos

PMパッドホワイト B5

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value Scale 明度 スケール

絵としては面白くないのですが、
スケーリングの練習です。

最低明度から最高明度まで。

一つの絵の中に、これが全て入っていると美しいと、
クリスティン・ニュートン先生から教わりました。

使用色鉛筆は、
Fabercastell のポリクロモス バーントアンバー。

紙は、
museのkmkケント200

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ミューズ KMKケントブロック #200(厚口) A4 KL-5744

クリスティン・ニュートン先生の本

RBRの本

Hand graphite 手 鉛筆画です

5月 31st, 2010 Posted in books, Color study(色彩学), graphite

今日の午後、松江から大阪へ移動です。
明日からオレンジ再開!

今日の絵はこれ。
手

色鉛筆画でなくて、ごめんなさい。
3年前に描いた鉛筆画です。

鉛筆画を勉強する良い点は、
「明度」に対する感覚が養えること。

絵を描くとき、カラーの絵でも「明度」は大きな意味を持ちます。
明度を描くことで、立体感が表現できるのです。

参考文献

【大人の塗り絵】に役立つ色彩学 ナチュラルハーモニー

5月 6th, 2010 Posted in Color study(色彩学), red, vegetable

大人の塗り絵はアーティスティックがふさわしい。

アーティスティックな色鉛筆画への第一歩は、立体感。

プチトマトの塗り絵は、立体感の練習にぴったりなのです。

立体感を出すコツは、光と影。
ハイライトとシャドウを塗り分けると、
立体感がでてきます。

その際、役に立つのが色彩学の知識です。

自然界では光が当たっているところは黄色みを帯び、
影になっているところは青みを帯びます。

「ナチュラルハーモニー」ですね。
ルードがいう「色相の自然連鎖}

逆に言えば、ナチュラルハーモニーにすれば、
自然でなじみ深い調和となるわけです。

塗り絵をする場合も、
ナチュラルハーモニーを意識して色を付けると、
立体感を表現できます。

【大人の塗り絵】はアーティスティックに!ワークショップ (大阪)
はおかげさまで満席となりました。