BeltaのColored Pencil Gallery  色鉛筆ギャラリー

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Stonehenge Paper ストーンヘンジ ペーパー

以前から気になっていたstonehenge paper(ストーンヘンジ)

ストーンヘンジはアメリカ製の水彩紙です。
100%コットンでアシッドフリー。
滑らかな表面を持ち、水彩、ペン画、鉛筆、パステルに向いています。

アメリカの色鉛筆画家たちはよく使っている紙のようで、
これらの本の中でも紹介されています。

(↑Ann先生の本)

Ann先生はワークショップで絶賛されていました。

手持ちの色鉛筆で発色チェックです。

K…カリスマカラー、P…ポリクロモス、H…ホルベイン
V…ヴァン・ゴッホ、T…トンボ色辞典 DA…ダーウェントアーチスト
A…アルブレヒトデューラー(水彩)、FA…ファーバーカステル水彩色鉛筆、
P…ペリシア

この発色を見ると、
カリスマカラーとストーンヘンジを組み合わせを
したくなる気持ち、よくわかります。
押さえないと暴走気味に発色します(笑)

ポリクロモスはややあわい感じに発色しますね。
その分、ムラになりにくいと思います。

ややぎこちなさを感じるのがトンボの色辞典ですが、
硬めの芯ですので、仕方ありませんね。
そんなところも含めて好きですが(笑)

圧巻だったのはペリシア。

とっても滑らか。
肌感覚として気持ちの良さを感じるくらい。

三菱鉛筆はユニがどうしてもなじめなくて、
1本も持っていないのですが、
ペリシアはユニとは別物です。
Stonehengeとの相性もとても良いと思います。

消しゴム実験はこれからですが、
現時点でのストーンヘンジの使用感としては、

1.発色がきれい
2.表面が滑らかなので、緻密な絵が描ける
3.アシッドフリーなので、黄ばみの心配が少ない
4.色鉛筆を走らせて気持ちがいい

個人的には、とても気に入っています。

次に取りかかる絵からは、
ストーンヘンジを使うつもり。

楽しみ♪すでにワクワク。

※ストーンヘンジは日本では取り扱いがありません。
色鉛筆ファンの一人としては、
ぜひみなさまにも試していただきたいと思っています。

少量ですが、ご希望の方にお分けいたします。
info@belta.jp(若林)まで、
メールタイトルを「ストーンヘンジ希望」として、
メールでお問い合わせください。

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ペリシアとカリスマカラー

ペリシアとの使用感を比べてみました。
比べたのは、
柔らかい色鉛筆の代表、カリスマカラーとホルベインのアーチストです。

同じ色を持っていないので、
手持ちの中で近い色同士を比べました。

ペリシア…セルリアンブルー
カリスマカラー…ノンフォトブルー
ホルベイン…スカイブルー

もう一つは、
ペリシア…マゼンタ
ポリクロモス…ミドルパープルピンク
カリスマカラー…ポピーレッド

ペリシア、赤を購入すれば赤で比べられたのに。

強い筆圧から弱い筆圧へとグラデーションを作り、
練り消し、トンボのMONOで消し比べと
ダーウェントのブレンダーでのぼかし比べをしました。

紙はオリオンのボタニカルアート用(BBケント紙)です。

■使用感、柔らかさについて
・ペリシア
やわらかい。紙に抵抗なくくっつく感じ。
くっつくけれど、とても滑らかで、広い面を塗りやすい。

・カリスマカラー
やわらかいけれど、ペリシアの後に使うと、紙にこつこつと当たる感じがする。
ペリシアに比べると、さらさら感がある。
ペリシアほどではないけれど粘りもある。

・ホルベイン
さらさらとしたやわらかさ。紙にあたるとこつこつした感じがする。
カリスマカラーより粘りは少ない。
ややおとなしい感じがする。

・ポリクロモス
この中ではかなり硬い感じがする。
紙の存在が芯を通して伝わってくる

■発色について
・ペリシア
いきなり鮮やか。
軽い筆圧で、薄く塗ってもぱっと色が出る。
軽い筆圧だと、紙の目の白さがそのまま残る。

・カリスマカラー
ペリシアほどではないけれど発色は強い。
軽い筆圧だと、紙の目の白さがそのまま残る。

・ホルベイン
ペリシアほどではないけれど発色は強い。
個人的な感想だけれど、素直な色が多い気がする。
軽い筆圧だと、紙の目の白さがそのまま残る。

・ポリクロモス
ペリシア、カリスマカラーと比べると薄付きな感じ。
だけれど、薄く重ねることで深い色になる。
軽い筆圧でも、塗りつぶしがきれい。紙の目の白さが消える。

■消え方、ブレンドについて
練り消し、トンボのMONO、ともにポリクロモスが一番よく消える。
メーカーが良く消えると言っているカリスマカラーは案外消えない。

ブレンドはポリクロモスが一番均一。

参考までに、今描きかけの絵に使ってみました。

ブドウがペリシアのマゼンタです。
違い、わかりますか?

■Belta的感想
ペリシアの一番の特徴は発色の強さ。
口では言いにくいのですが、とても強い発色をします。

芯が柔らかいので、
最近はやり(?)の細密画的な絵には向いてないかもしれませんが、
油絵的な絵を描きたい方にはぴったりだと思います。

実際、鉛筆で塗っているというより、
絵筆を使っている感じがしましたから。

芯が柔らかい分、しょっちゅう削ることになります。
すぐに短くなるので、やや心臓に悪いかも(ビンボー症・笑)

最高で36色まで。
もっと色数があるといいなぁと思いますが、
混色で色は増やせますものね。

Beltaもポリクロモス36色に2色足しているだけです。

どの色鉛筆も魅力的。
Beltaは当分、ポリクロモスとカリスマカラーがメインで、
ヴァン・ゴッホとペリシアと色辞典に適宜応援してもらうことにします。

レトロな雰囲気を出したいときには、
ダーウェントのアーチストで。

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Pericia 三菱 ペリシア

11月 23rd, 2010 Posted in Pericia Tags:

三菱鉛筆の高級モデル
「ペリシア」を買ってみました。

といっても3色だけ。
マゼンタ、イエロー、セルリアンブルー。

おおおお、高級感あふれるボディです。

メーカーサイトによると、

「色鉛筆を徹底追求したユニカラードペンシル<ペリシア>。
今までにない、なめらかでしっとりソフトな描き心地。そして優れた着色性」

だそう。

早速削って使ってみました。
手元に良い紙がなかったので、PMパッドで実験です。

確かになめらか、しっとり。
紙にぴたっと吸い付く感じです。
発色もきれい。
特にイエローの発色が強い。

ポリクロモスと比べると、
3倍くらい「柔らかい」感じ(ホントか?)

柔らかい分、芯の減りが早くて、
ちょっとどきどきします。

高級顔料と特殊ワックスが使われているせいか、
鉛筆というより、絵の具のような雰囲気があります。

国産の柔らかい色鉛筆の代表のホルベインより、
「くっつく」感じ、かな。

そう、くっつく、ぺたっとくっつく、と表現してもよさそう。
ヴァン・ゴッホがさらさらに感じるくらいだから。

粉も良く出るので、ブラシは頻繁に使う方が良いでしょう。

柔らかい芯がお好きな方には、ぴったりでしょうね。

おもしろく感じたのは、軸の塗装。
つや消しでややさらさら。
手にもぴったりとフィット。

ますます高級感を高めます。

お値段は、1本315円。
日本製の色鉛筆の中では(おそらく)最高価格でしょう。
関税がかかっているポリクロモスと同じお値段なんですね。

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