【イラスト教室】 文字について
色鉛筆アーティストのBeltaこと若林眞弓の色鉛筆ブログです。
松江、大阪、東京で「大人のアート塗り絵」教室をしています。
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先日の大阪でのイラスト教室で
みなさんが、案外と苦労されたのは「文字」
「案外と」というのは、
「文字はいつも書いているのに、なぜ描きにくく感じるのだろう?」
と思われる方が多い、という意味です。
実は「文字としての文字」と「イラストとしての文字」は別もので、
「イラストとしての文字」は描きにくいものなんです。
というのは、
つい、いつも書いている「文字としての文字」になってしまうから。
パッケージに描かれている文字は、
明朝体だったり、ブロック体だったり、ロゴだったりと、
いつも書く文字とは違いますよね。
でも、「文字だから」という理由でいつも書く字として書いちゃうと、
あれ?違う、となっちゃうわけです。
ではどうするか?
文字として見ずに、「形」「絵」として見ると描きやすくなります。
その方法はいくつかありますが、
一つは、心の中で声に出して言いながら描くこと。
たとえばこの文字。
「ハイチュウ」と言葉として考えずに、
「最初の形は、上は平らで、左側は斜めに少しカーブして、次はまっすぐ下に降りる。
まっすぐ下に降りた線と、上の平らの線の端っこを緩やかにつなぐ」
こうやって小さく砕いて、心の中で言いながら描くと、
文字としては認識されず、「形」として認識されるので、
描きやすくなります。
ちなみに、これは文字だけでなく、他の形も同様です。
知っているモノ、知っている形に対しては、
人は「こんなもの」というラベルをつけています。
そのラベルに従った形を描こうとするのですが、
目の前にある実物はそのラベルとは違うのです。
この「ラベル付けした自分の認識」と「実物」との「差異」が
絵を描きにくいと感じさせる原因の一つなんですね。
「ラベル付けした自分の認識」がよく知っているものほど、
この差異は大きくなっていきます。
(つまり描きにくい)
文字は当たり前にしょっちゅう書いているものですから
描きにくさも大きくなります。
なので、日本語よりアルファベットの方が
むしろ描きやすい(形が取りやすい)ということになります。
形もシンプルですしね。
「パッケージを描いて、絵を描くチカラをアップしよう♪」
またそんな教室をやりたいな♪
ささっと描くにはぴったり。
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