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【絵を描く暮らし】中世写本

4月 27th, 2023 Posted in other

もう終了した展示会ですが。

4月の初め「本と絵画の800年」展を見に行きました。

© Belta(Mayumi Wakabayashi)2023

お目当ては中世写本です。

写本装飾まで手を広げるつもりはないのですが、
参考になり、大好きなのです。

本(多くは聖書)がとても貴重で、大切にされていて、
1冊1冊が手作りの時代ですから、
今とはずいぶんと違います。

羊皮紙に絵の具と金箔で美しく飾ります。

「不透明」なものが価値があるとされていて、
使う色も決まっています。

今回の展示で、素晴らしかったのが
ボルソ・デステの聖書で、
これは現物ではなく岩波書店による再現本。

フェッラーラの公爵ボルソ・デステが注文して
作らせた聖書で、ルネサンス一美しいと言われている聖書です。

写真撮影は不可でしたので、とにかくひたすら見ていました。
もちろん詳細は忘れましたが(笑)ぐっと響くものがありました。

写本装飾には手を出さないといいながら、
興味があるのは、やはり画材。

羽ペン、没食子(インクになります)金貨(伸ばして金箔にした)
金箔、蝋板(下書きやアイディアスケッチ用)
各種絵の具と絵の具の元になった石など、
やっぱり興味があります。

さて、この絵日記を描いているトラベラーズノートも
残すところはあと1ページ。

なんと2021年6月から使っているトラベラーズノートです。
1年以上も使ったのは初めて。

描かなかったわけではなく、
アートスパイラルや絵を描く手帳、アコーディオンフォルダーなど
他のスケッチブックが増えた結果、
トラベラーズノートを描くのが少なくなったというわけです。

他のノートが増えた原因は新型コロナ、かな?

頻繁に移動をしていたころは、
荷物を軽くしたいため、
モレスキンとトラベラーズノートだけに描いていました。

新型コロナの影響で、滞在期間が伸びた結果、
ついつい新しいスケッチブックに手を出す、というわけ。

そして、次の1冊をすでに用意してあるので、
またこつこつ描いていきます。

モレスキンも引き続き描きますよ!

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