【色】ポリクロモスで作った色相環
昨日の基礎教室は色のお話でした。
まずは三原色、色相環♪
他に良い学び方があれば良いのですが、
今のところ、三原色と色相環、トーン表が
色を把握しやすいと思っています。
先日、ホルベインの三原色で作った色相環をご覧いただきましたので、
今度はポリクロモスです。
昨日のお客様はポリクロモスをお持ちでしたので、
一緒に作りました。
© Belta(Mayumi Wakabayashi)2021
左がホルベイン、右がポリクロモスです。
三色だけとは思えないですよね。
色彩検定ではカラーカードを使って色を勉強しますが、
カラーカードでは、混色は実感できないです。
実際に手を動かして、自分で混色するのが一番です。
ちなみに私はガッシュ(不透明水彩)で混色を勉強しました。
ガッシュでも教室ができたらいいのですが、
ガッシュの扱いから練習することになり、
2時間で色相環はかなり難しい。
その点色鉛筆でしたら2時間で作れますし、
ストロークの練習にもなるわけです。
三原色でたくさんの色ができるとわかっていても、
自分の手で作ってみると、みなさん驚かれますね。
理論と実践は違いますから正確なものではないにしろ、
その驚きは大切かなと。
こうやって三色でたくさんの色が作れることを実感できましたので、
次は三色で作品を仕上げます。
三原色だけ描いたイラストは、たくさんの色を使ったイラストとは
また違った趣があります。
色が破綻しないといいますか、
とても調和していることを実感されるはず。
5月の教室は詳細が決まりましたら、お知らせしますね。
教室はタイミングが合わない、という方は、
お手元の塗り絵等でぜひ三色で塗ってみてください。
楽しくて、良い練習になりますから。
教室で色の解説に使っている本
私の先生の先生の本