BeltaのColored Pencil Gallery  色鉛筆ギャラリー

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紙 ジプシー

色鉛筆をさわり始めた10数年前、
好きな色鉛筆はすぐに出会えたけれど、
なかなか出会えなかったのが「紙」

本当にいろいろな紙を試しました。

元々紙が大好き(笑)
ノートを選ぶのも紙質(万年筆の乗りがいいもの)ですし、
墨で絵を描いていたときも、
墨より紙探しをしていたくらい。

それはさておき、

これまで使った紙の変遷です。
並行して使っていますので、必ずしも、順番ではないのですが。

マーメイド(ざらざら 水彩色鉛筆はこれ)

ORION シリウス(しっとり 消しゴムに強く、鉛筆画でお世話になりました)

マルマン ポストカード(たぶん、画用紙)

マルマン絵手紙用(やや黄色 つるしっとり )

アラベール(黄色 ざらざら)

KMKケント(真っ白 つるつる 発色が鮮やか)

コットマン 細目(クリーム しっとり)

リペルペーパー(スーパーホワイト つるつる鮮やか 消しゴムでよく消える)

BBケント(ベージュっぽい つるしっとり)

Color pencil pad(白 ざらざら 画用紙っぽい)

PMパッド(白 薄い ややざらざら)

Stonehenge(やや白 しっとり)

この他にもいくつか試しています。

Stonehengeは好きだけれど、
KMKの真っ白が良いときもあります。

リペルペーパーの強烈な発色も捨てがたい。

たぶん、ざらざらの紙より、
つるつる、しっとり系の紙の方が好き。

その割にはアラベールが好きだったりします。
アラベールはとんと見かけなくなりました。

【関連記事】
紙の白さ比べ

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リペルペーパー厚口 八切(394×265mm)

Stonehengeとコットマン細目

 Stonehenge paperとコットマン細目を比べてみます。

cotman 細目&ヴァン・ゴッホ

Stonehenge paper&いろいろ

茶色のマカロンが同じヴァン・ゴッホですので、
比べてみます。
cotman

Stonehenge

コットマンの方がややムラが見えますね。
コットマンで描いたときは時間がなくて、
あまり丁寧に塗っていないのも確かですが。

ただ、以前からコットマンは
色を塗り重ねたときに、
色が繊維に絡みつくような時があると感じています。

色鉛筆をもっと長いストロークで走らせると、
ムラにはなりにくいのでしょうね。

個人的な好みですが、
コットマンとStonehenge paperでは、
今のところStonehengeの発色の方が好き。

紙は描く人がどういう効果を求めているかですし、
一人の人でも目指すものが違ってきますので、
今後好みが変化する可能性はあります。
   
   
    
さて、
ずっと好きだった絵を毎日描こうと決めた2010年春。
たくさん絵を描くことができました。

2011年も楽しく描いていきます。
「絵描きで詩人」を目指して。

明日は、オレンジのジャケットです。
だいぶできました。

color pencil : Faber Castel Polychromos、Karisma Color、Van Gogh、Derwent Artists
paper : Stonehenge

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コットマン水彩紙シリーズ ※細目B5

コットマン水彩紙シリーズ ※細目B5

価格:525円(税込、送料別)

紙の白さ比べ

色鉛筆用として、
愛用している紙の白をさを比べてみました。

左から右へ、白さが増してきます。

一番左はmuseのアラベール 232.5g

かなり黄色です。
ちょっぴりざらざら。
好きな紙ですが、最近、カワチ画材で見当たらなくなりました。

その次がコットマンの細目。
それからマルマンの絵手紙用ポストカード。

この2つは同じ紙なのかしら?
厚みが少し違う気がします。

その次が、BBケント紙。
オリオンのボタニカル用です。
この紙の色は少しグレーを感じる色です。
落ち着いた感じ。

次は、museのColored pencil pad。
世界堂で見つけて、名前に引かれて購入しました。
かなり白い。
手触りがややざらざらで、
一般的な画用紙を思わせる紙です。

次はKMKケント紙。
「真っ白」と呼べる色です。
つるつる。

最後はリペルペーパー。
こちらも真っ白。

クリーム色の紙に描いていると、
無性に真っ白な紙に描きたくなり、

真っ白な紙に描いていると、
クリーム色の暖かさが恋しくなる。

不思議(笑)

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アラベール。楽天で見つからず。

コットマン水彩紙シリーズ ※細目B5

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価格:525円(税込、送料別)

Colored pencil pad 楽天で見つからず。


リペルペーパー厚口 八切(394×265mm)

paper 色鉛筆画にぴったりの紙

どの画材もそうですが、
紙、もしくは紙の役目をするものによって、
絵は大きく変わります。

水彩なら、「水彩用紙」というのが
世にはたくさん出回っています。

けれど色鉛筆の場合、
「色鉛筆専用紙」というものはありません。

水彩色鉛筆なら、水彩紙が良いのでしょうが、
油性を使う場合、紙の選択に悩みます。

色鉛筆は紙の凸凹にひっかっかって色が付きますので、
かつては、キャンソン、マーメイドなど、ざらっとした水彩紙を
勧める本が多かったように思います。

これらの紙は凹部分には色が入らないので、白く残ります。
紙の目の白いところがふんわりと優しい表情の絵ができます。

ただ、最近は、色鉛筆で細密画的に描く傾向があり、
そういった描き方には、ざらっとした紙は不向きです。

ケント紙、コットマン細目、リペルペーパーのような
つるっとした紙(コットマンはややざらざら)が使われるようになりました。

Beltaが今使っている紙は、下記の6種類です。

muse アラベール
色…かなり黄色
厚さ…版画用の紙だそうで厚め。
表面…ちょっとだけざらざら。

マルマン絵手紙用水彩紙

色…クリーム色
厚さ…中くらい
表面…アラベールより緻密な感じ


KMKケント200

色…真っ白
厚さ…厚め。「200」という数字が厚さを表しています。150はもっと薄い
表面…つるつる。なめらか

コットマン細目
色…クリーム色
厚さ…厚め
表面…緻密

コットマン水彩紙シリーズ ※細目B5

コットマン水彩紙シリーズ ※細目B5

価格:525円(税込、送料別)

リペルペーパー
色…真っ白
厚さ…厚め(厚さはいろいろあります)
表面…つるつる。しっとりした感じ


リペルペーパー厚口 八切(394×265mm)

PMパッド
色…真っ白
厚さ…薄い。ぺらぺら。透ける
表面…ざらざら

PMパッドホワイト B5

PMパッドホワイト B5

価格:520円(税込、送料別)

その他、興味があるのが、BBケント紙。
ボタニカルアート用のものを見つけたので、
いずれ購入する予定です。

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色鉛筆画に必要なもの

色鉛筆は、とても手軽な画材です。

Beltaが毎日のように絵を描くことができるのも
その手軽さのおかげ。

色鉛筆画に最小限必要なものは、
色鉛筆と紙ですものね。ほんと、手軽です。

その他いくつかのツールがあると
さらに描きやすくなります。

色鉛筆画を始めるに当たって、
用意すると良いツールをご紹介しますね。

一つ一つのアイテムの紹介は、後ほど。
今日は全体をざくっと。

必須は★三つ。
あった方がいいものは★二つ。
無くてもなんとかOKのものは★一つ。

色鉛筆★★★
当然ですが、色鉛筆が必要です。

色鉛筆は大きく分けて2種類あります。
「油彩」と「水彩」です。

水彩は、描いた後、水を含ませた筆でなどると、
水に溶け、水彩画のような表現ができます。

油彩は、テレピン油やメルツ液で溶かすことができます。

日本、海外ともにいくつかのメーカーがあり、
ブランドもさまざま。

価格は1本100円から500円くらい。
柔らかい芯から硬い芯まで。

どちらがいいかではなく、好みの問題。

Beltaが今使っているのは、
ポリクロモス、色辞典、カリスマカラー、
ダーウェントアーチスト、ホルベインアーチスト、
(以上油性)
アルブレヒデューラー、クラシカラー、ベロール水彩(以上水彩)

セットで買う場合、
買い足しをする気がなければ36色は必要。

買い足しをしていくなら、24色でOK。

<参考記事 色鉛筆画家と色鉛筆>
artist & colored pencils 色鉛筆画家たちの色鉛筆 生田貴子先生
artist & colored pencils 色鉛筆画家たちの色鉛筆 河合ひとみ先生
artist & colored pencils 色鉛筆画家たちの色鉛筆 原田シンジ先生

紙★★★
紙の種類はさまざまです。

一般的には、水彩画用の紙が使われています。

基本的にややざらっとした紙が使われますが、
最近ではKMKケントのようなつるっとした紙を使う方も
多いようです。

Beltaがよく使っている紙は、
muse アルベール、
KMKケント200
コットマン細目
PMパッド
マルマン絵手紙用ポストカード
です。

その他、
マーメイド、
キャンソンなども。
こちらは主に水彩色鉛筆用。

気になっているのは
ボタニカルアート用のケント紙とリペルペーパー。
ボタニカルアート用のケント紙は目が詰んでいて、発色よさそう。
リペルペーパーは、注文しちゃいました。
もうすぐ届くので使用感アップしますね。

リペルペーパー厚口 八切(394×265mm)

ミューズ KMKケントブロック #200(厚口) A4 KL-5744

鉛筆削り★★★
やはり必要です。
カッターナイフで削っていますが、
鉛筆削りがあった方が便利だと思います。

鉛筆削りで削ると、ざくざく削れてしまうのが難点なんだけど。
ポリクロモス高いので、ちょっとずつ削りたい(笑)

欲しいのはこれ。
ELM-168 手動鉛筆削り器(メタルボディ )【送料無料】

エルム・ウェブショップ

【2010/11/07追記】
電池式のシャープナーを購入しました。
electric sharpener 電動シャープナーを購入しました。

<参考記事>
sharpener 鉛筆削り
sharpener Faber Castell 鉛筆削り ファーバーカステル

消しゴム★★★
なくても良さそうですが、
あるとやっぱり便利。

使っているのは2種類。
細いものと、練り消しゴム。

この2つはとってもすぐれもの。
練り消しゴムは、かすは出ない、
自由な大きさにすることができると、良いことだらけ。

細目の消しゴムは、はみ出したところを、すきっと消すのに欠かせません。

興味があるのが電動消しゴム。

羽根箒 or 製図用ブラシ★★★
柔らかい芯の色鉛筆は、
描いているとダマというか削りクズというか、粉がでます。
手で払うと紙が汚れるので、羽根箒を使います。

ホルベインユーザーには必需品ではないかしら。

エンオーク
メール便対応でしたので、送料もお得でした。

【2010/11/11 追記】
Ann
「ブラシ持ってないの?」にいたく反省。
羽箒ではなく、製図用のブラシを買いました
美しい絵には必需品です。★3つに昇格

綿棒★★
色鉛筆を滑らかに伸ばすのにあると便利。
ドラッグストアで安売りを買っています。

フィキサチーフ★★
定着液。
色鉛筆画は粒子が紙にくっついている状態です。
他のものとこすれると落ちてしまいますので、
色落ちしないよう、固定するためのものです。

トレーシングペーパー★★
下絵をトレースしたり、
作品を保護するカバーにしたり。

エクステンダー★★
短くなった色鉛筆、最後まで使いたい。
色鉛筆は、軸の太さがさまざまです。
太めのものは、普通の鉛筆用のエクステンダーに
入らないものもあるので要注意。

台、イーゼルなど★
肩こりさんにはあった方がいいでしょう。

カリグラフィ用の台を使っています。

【カリグラフィーの特殊な用具】傾斜台

カリグラフィー・ショップ

<参考記事>
絵を描く環境

マスキングテープ★
カリグラフィ用の台に紙を貼ったり、
トレースする際にトレーシングペーパーを止めたりと、
何かと便利です。

カメラ★
何日もかかる場合、モデルを写真に撮っておきます。

クロッキー用紙★
どんな紙でもいいのですが、
構図を決めたり、下絵を考えてたりする際、
使います。

一つ一つのアイテムは、
これから詳しくご紹介していきますね。

お楽しみに♪

cucumber きゅうり ①

7月 18th, 2010 Posted in color, colored pencils, cotman, green, holbein, model, paper, vegetable Tags:


(クリックすると拡大します)

旬のきゅうりです。
まだ途中。

生田貴子先生風の絵にしようと描き始めたのですが、
道は遠いかな?

色鉛筆はホルベイン アーチスト。
紙はコットマンの細目。

今、紙をいろいろと試しているところ。
ホルベインを使ったのは、
たまたま使いたい色が手持ちの色鉛筆の中で、
ポリクロモスではなく、ホルベインにあったから。

結果的に、これも生田貴子先生の組み合わせとなりました。

コットマンとホルベインの相性は良さそうに感じます。

【関連記事】
artist & colored pencils 色鉛筆画家たちの色鉛筆 生田貴子先生

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