2月のオンライン教室は塗り絵とイラスト。
6日(日)14:00~16:00 塗り絵(ドレッサー)
7日(月)13:00~15:00 塗り絵(ドレッサー)
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【教室】2月のモチーフはドレッサー
イラスト教室もあります。
スイーツを簡単に描けるコツをご紹介しますよ。
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18日(金)13:00~15:00イラスト基礎(○、△、□で描くスイーツ)
2022年の塗り絵教室のモチーフの予定はこちら↓
【教室】2022年 モチーフの予定
【教室】リバイバル教室(オンラインのみ)
毎月葉書で「Belta通信」というお便りを発行しています。
毎年テーマを決めていて、イラストでご紹介をします。
2021年のテーマは文様でした。
これは橘文様。
© Belta(Mayumi Wakabayashi)2022
柑橘類の橘がモデルです。
かわいいですよね。
今ちょうど柑橘類の実がなるシーズンですので、見つけたら観察してみてくださいね。
あの実の付き方から、この形を生み出し、アレンジして文様にする。
古の方たちのデザイン力、すごいなぁ。
橘は石清水八幡宮の御神酒に使われていますが、
そのパッケージには青海波もあしらわれています。
他にも京都の亀屋清永の包装紙も橘です(紅葉もある)
亀屋清永といえば、そう!清浄歓喜団!
ずっと食べてみたくて、やっと手にすることができたのが2018年、
そのときのスケッチです。
© Belta(Mayumi Wakabayashi)2022
奈良時代に伝わった唐菓子(からくだもの)で
当時の形を今に伝えるお菓子と言われています。
中国から伝わりましたが、オリジナルはインドのモーダカだそうで、
ガネーシャの好物だとか。
お米と小麦粉を練った生地を巾着型にし、
中にはスパイス入りのあんこが入っていて、
ごま油で揚げてあります。
硬いですよ~。
シナモン他の香りが強く、私たちが普段考える和菓子とは印象が違います。
伝わった当時小豆のあんこではなく、ドライフルーツやあまづらで作られていました。
おそろくもっとエキゾチックな感じだったのでしょうね。
亀屋清永には他にも餢飳(ぶと)というお菓子があり、
これは揚げ餃子に形がそっくり。
どちらも神饌で、元々は寺社で作られていたものだと思います。
今でも餢飳など唐菓子を神饌として作っている神社があるんですよね。
今作られている和菓子がこういうものからスタートしたと思うと、
わくわくします。
2022年のBelta通信は、そういう歴史を踏まえつつ、
現代の美しい和菓子や習慣をご紹介していきます。
これまでの形式とは違い、イラストメインでご紹介しますので、
お楽しみになさってくださいね!
ちなみにBelta通信に使ったイラストは、
次年度のBelta通信がまでブログ、SNSでは公開しないです。
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【Belta通信】2022年のテーマは和菓子
ところで、まったくの余談ですが、
清浄歓喜団が一瞬、ちらっと登場する漫画があります。
ゆうきまさみさんの「新九郎 奔る!」
後の北条早雲となる新九郎の物語。
舞台は1450年代で、新九郎の姉の伊都がおやつに清浄歓喜団と同じ形のお菓子を
食べるシーンがあります。
15世紀なると貴族のおやつとして食べられるようになるのかなぁ。
それはよくわからないけど、清浄歓喜団を見つけて喜んだ私でした(笑)
清浄歓喜団については、亀屋清永さまのサイトをご覧ください。
https://www.kameyakiyonaga.co.jp/