BeltaのColored Pencil Gallery  色鉛筆ギャラリー

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【色鉛筆】インクテンス100色になりました!

7月 21st, 2023 Posted in colored pencils, derwent Tags:

溶けたらインクのように透明感のある色になる
ダーウェントの水彩色鉛筆のインクテンス。

これまで72色まででしたが、100色セットが登場しました!

やっと楽天やアマゾンでの販売が始まりましたよ!

インクテンスの面白いところは、
その色もさることながら、
乾くと耐水性になること、布にも描けることです。

布に描いた場合、乾いたら水洗いもできるそう。
(洗剤で洗うのはだめみたい)

無地の布バッグに模様を描くのも楽しいんじゃないかしら。

100色あれば、とっても楽しめますよね。

ただ、お値段がちょっと高め。

最近、行っていませんが、
以前は伊東屋さんで単色買いができました。

先日100色になったばかりですので、
すぐには単色販売はできないかもしれませんが、
1色ずつコツコツ買うのも良いかと。

ちなみに私は赤を1色だけ持っています。

次に買うなら、青系の明度の低い色がいいな。

深い青なら、1色だけで楽しく描けますから。

Amazon

【色鉛筆情報】ダーウェント お試しセット

5月 17th, 2022 Posted in colored pencils, derwent

イギリスのダーウェントさんが色鉛筆のお試しセットを販売しています。

油性色鉛筆、水彩色鉛筆、ペン、水筆が
各1本ずつのセットで税込み3850円。

ダーウェントさんといえば、
アーティスト、スタジオ、ライトファストなどの油性色鉛筆、
インクテンス、メタリックなどの水彩色鉛筆、
とてもたくさんの種類があります。

ですので、どの色鉛筆が自分に合うかわかりいくいですよね。
1本ずつでもゆっくり試せるのは、とてもうれしいことです。

定価だと8010円分だそう。
昨年人気ですぐに売り切れたのも納得です。

ダーウェントの色鉛筆は本当に個性がさまざま。
この機会に試してみてはいかがでしょう?

【色鉛筆情報】ダーウェントのクラウドファンディング

7月 25th, 2020 Posted in colored pencils, derwent

ネットショップで塗り絵の通販をしています。

楽天市場 Belta Design
BASE カラーショップBelta

楽しい塗り絵がそろっています。
新作も作成中!

Office Beltaの塗り絵の特徴(自慢の紙!)についてはこちら↓
【Belta Design】塗り絵発送中~

便利なペンシルケース、わずかですが在庫があります。
ペンシルケース、わずかですが在庫があります

ぜひ、ご利用くださいね!


オンライン教室(zoom)をしています。

■8月の大人のアート塗り絵教室(海)
8月2日(日)14時~16時
8月6日(木)14時~16時

■ 大人のアート塗り絵 初心者限定教室(金魚)
8月18日(火)14:00~16:00
8月22日(土)14:00~16:00


色鉛筆でおなじみのダーウェントさんが、
クラウドファンディングをされています。

対象は本革のすてきなペンシルケース。

実物はMakuakeをご覧くださいね。
https://www.makuake.com/project/derwent/

最近、あまり使ってないけれど、
本当は大好きダーウェント。

おそらくブランドの多さは世界一。

硬い芯で渋い色が魅力のアーティスト。
柔らかな芯カラーソフト、メタリック、インクのような色になるインクテンス、
プロカラー、ライトファスト、使ってみたいものばかり。

いつか欲しいと思っているのがこちら。
渋い色!

地図を描くのにもよさそう

【色鉛筆情報】ダーウェント 比べてみました

4月 10th, 2019 Posted in colored pencils, derwent

東京画材ショーでダーウェントの新商品
「ライトファスト」をいただきました。

美術館の照明で100年退色しない、色鉛筆です。

↓ 上の方です。

この1ヶ月、時々使ってみています。

感想は、

「いいかも!」

です。

いただいた色がバイオレットというこもあるのでしょうが、
軽いタッチでもはっきりと発色します。
かなりなめらかな感じですね。

かといって柔らかすぎないので、
シャープな線が出ます。

手持ちのダーウェントの他のブランドと比べてみますね。

比べてみたのは、

アーチスト
プロカラー
カラーソフト
ライトファスト

です。

ライトファスト以外は紫を持っていないので、赤で比べました。

© Belta(Mayumi Wakabayashi)

簡単に言うと

アーチスト(硬い。発色は淡い)
プロカラー(そこそこ硬い。発色はアーチストより強い)
カラーソフト(柔らかい。クレヨンのように発色する)
ライトファスト(中くらいの硬さ。発色は強い)

私が比べたのは線のエッジ。

ぼんやりするか、シャープな線ができるか、です。
普通の力で塗って、紙の白い目がどれくらい見えるかを見ます。

やっぱりアーチストは紙の目は見えませんねぇ。
その点カラーソフトは紙の目がとてもよく見えます。
エッジもギザギザ。

ではアーチストがベストか、というと、

アーチストは本当に硬いんですよね。
私的には、「色鉛筆界のあずきバー」

なめらかなグラデーションができますが、
紙によってはきちんと発色するまで、何度も塗ることになります。
それでも発色が淡いこともあります。

カラーソフトは、細密には向きませんが広い面にはとっても便利。
しかも色が強い。

この2つが両極端とすると、

プロカラーとライトファストはその中間。

ただ、硬さでいうと、プロカラーの方が硬いです。
そして消しゴムで消えやすい。

その点ライトファストの方が少し柔らかい感じです。
スケッチの線描きにも向いているように思います。

実際、私は水彩の下絵に使っています。

ついでにダーウェントのカタログで比べてみますね。
豪華なカタログで、読み応えあります。

消えやすさは、5がもっとも消えにくいです。

■アーチスト
・芯が折れにくくしっかりした描き心地
・混色…3
・消えやすさ…3
・色の発色の強さ…3
・重ね塗り…4
・芯の強さ…5

(Beltaのコメント)
さすがあずきバー、数値からも芯の硬さがよくわかります。

■プロカラー
・Smooth、strong texture
・混色…5
・消えやすさ…1
・色の発色の強さ…5
・重ね塗り…5
・芯の強さ…5

(Beltaのコメント)
芯が硬く、消えやすい。だけど発色は強い。

■カラーソフト
・ソフトテクスチャー
・混色…4
・消えやすさ…4
・色の発色の強さ…4
・重ね塗り…4
・芯の強さ…3

(Beltaのコメント)
アーチストに比べると、同じメーカーとは思えないくらい
柔らかいです。軽い力で塗れますよ。

■ライトファスト
・自然な水溶性
・混色…5
・消えやすさ…5
・色の発色の強さ…5
・重ね塗り…5
・芯の強さ…4

(Beltaのコメント)
どれもレベル5、プロカラーに近い感じですね。
プロカラーに比べると消えにくい。

ライトファスト、良さそうです。

缶のデザインがもう少しソフトだといいなぁ。
大きな目はちょっとこわい。

東京画材ショー行ってきました!

3月 9th, 2019 Posted in colored pencils, derwent

東京画材ショー行ってきました。

10時スタートでしたので、10時少し前に到着したら、
もう大行列!

過去一番の混み具合でした。

いろいろ発見や新商品があり、勉強になりましたよ。
今後使おうと思うものもたくさん。

ごく一部をご紹介しますね。


下は、ステッドラーのバディ。
2歳から使えるそうです。

太軸で持ちやすく、発色が強い。
ガラスなどのつるつるの面、段ボールなどのざらざらの面にも描け、
水によく溶けるのが特徴です。

つまり水で溶かして遊ぶだけでなく、
家具や壁に描いても水で拭けば、きれいに落ちるわけです。
お洋服なら、洗えばきれい。

とても太いので、専用の鉛筆削りで削るわけですが、
それは指を入れても、指が切れない仕組みになっているそう。

もちろん口に入れても大丈夫。

太軸なので、ご高齢の方でも使いやすいと思いました。
短くなったときにエクステンダーがあるともっと良いな。

そして、上はダーウェントの新商品 ライトファスト。
耐光性が高く、美術館レベルの光度で100年の耐光性があるそう。

36色のラインアップで半分以上が
グレーやブラック、渋いグリーンと自然を描くのにぴったりの色です。
ちょっと興味です。

使ったらまたポストしますね。

そしてダーウェントといえば、このカタログ!

厚さが5mmくらいあり、オールカラー。
読み応えのあるカタログです。

そして発見!

ダーウェント用のエクステンダーを見つけました!
インクテンスやアーチスト用のものがあるそう。

ダーウェントは軸の太さが8mmあるものがあるので、
普通のエクステンダーには入らないのです。

でも専用のエクステンダーなら、大丈夫ですよね。

ダーウェントは色鉛筆も鉛筆も愛用しているので、
このカタログはありがたいです。

その他、紙もいろいろいただきました。
なんとあの紙が国内販売!という衝撃の事実も。

おいおいとご紹介しますね。

【色鉛筆】ダーウェント グラフィティント

3月 26th, 2018 Posted in colored pencils, derwent

東京画材ショーで試させていただいた中で、
おもしろいな!と思ったのが、

ダーウェントの「ウォーターソリュブル・グラフィティント」

色鉛筆ではなく、
グラファイトの鉛筆(普通の鉛筆)に色をプラスしたものです。

色鉛筆というのは、顔料(ピグメント)に
粘土やタルク、オイルやワックスをブレンドして作られます。

その粘土、タルク、オイル部分が普通の鉛筆と同じ黒鉛、
ということらしいです。

色がシックで落ち着いていて、水にも溶けます。

なんと渋い発色!
ヨーロッパの製品らしい落ち着いた色合い。

トーンがそろっているので、調和が取れた画面になりますね。
自然を描くのにぴったりだと思います。

ダーウェントの製品はそそられるものがありますね!

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ダーウェント グラフィティント 24色セット 700803
価格:10220円(税込、送料無料) (2018/3/26時点)

【色鉛筆】ダーウェントのプロカラー

3月 14th, 2018 Posted in derwent Tags:

絵を描く暮らしを提唱している若林眞弓の
色鉛筆ブログです。

カラー、NLP(心理学)についてのブログもあります。
Office Beltaのブログをご覧くださいね!


東京画材ショーでダーウェントのプロカラーを試させていただきました。


楽しみにしていたんですよね。

色みは好きだけど、
「アーティスト」は少し硬くて、紙を選ぶ。
「カラーソフト」は柔らかくて、細かいものが描きにくい。

この中間があるといいのにな、と思っていたものですから。


左はおそらく画用紙。右はケント紙のようななめらかな紙です。
なめらかな紙でもきれいに発色していますね。

ホルベインやカリスマカラーをお使いの方には、
少し乗りが悪く感じるかもしれませんが、
色の乗りは良いと思いました。

アーティストは、つるつるの紙は少し苦手で乗りが悪く、
色がかなり薄くなってしまいますが、
プロカラーはそんなことはありません。

そして色が渋い(彩度が少し低い)

ダーウェント(に限らずヨーロッパ)の色鉛筆は、
色が沈んだ感じで、すごく雰囲気のある色を作ってくれるのです。

と思っていたら、パンフレットにも書いてありました。

(クリックすると拡大します)

上から5行目の文頭です。
「彩度が押さえられているため、破たんの少ない、自然な画面を創ることが出来ます」

高彩度の色を多用すると、画面が賑やかになり過ぎることがあります。
その危険が少ないよ、という意味です。
自然の景色は穏やかにまとまるでしょうね。

でも、高彩度の色鉛筆は破たんしやすいという意味ではないですからね。
(使い方、好み、何を描くか、で使い分けるということです)

ところで、ダーウェントの軸は直径8mm。
太くて削れる鉛筆削りが少ないのです。

会場で見せていただいたダーウェントの手回しの鉛筆削りは、
ちゃんと削れました(自社製品ですから当然かな)

昔ながらの手回しですが、プラスチックパーツが多いのか、
軽くて持ち運びもできそうです。

電動のシャープナーも試させていただき、
こちらもよく削れて良い感じでした。

小さいけれど、電池の重さ分、こちらの方が重かったです。

当日、ブースで買おうと思っていたら、
楽しくて忘れてしまって…

こちらが手動。キンキンに削れます。

こちらが電動。

やっぱり72色欲しい(笑)


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募集中の教室のご案内です。

Office Beltaの塗り絵教室は、
2時間で、ポストカードサイズの塗り絵を1枚仕上げます。
色鉛筆の基礎が身につきます。

入会金なし、1回完結型で参加できるときにご参加を。
とても参加しやすい教室です。

ご興味のある方は、
info@belta.jpまでメールでお問い合わせください。
参加費は大阪教室以外、3,000円~3500円(下絵、塗り方レシピ代込み)です。

【3月】

3日(日)14:00~16:00 大人のアート塗り絵教室 武蔵小杉(武蔵小杉)終了。様子はこちら
13日(日)13:00~15:00 東武カルチュアスクール(池袋)
20日(火)14:00~16:00 大人のアート塗り絵教室 宍道教室(松江)
20日(火)19:00~21:00 大人のアート塗り絵教室 アンネイ教室(松江)

【4月】
7日(土)14:00~16:00 大人のアート塗り絵教室 武蔵小杉(武蔵小杉)
10日(火)13:00~15:00 大人のアート塗り絵教室 東武カルチュアスクール(池袋)
11日(水)14:00~16:00 大人のアート塗り絵教室 サロン・イル・トゥリパーノ(大塚)

【色鉛筆情報】ダーウェントから新しい色鉛筆

12月 3rd, 2017 Posted in colored pencils, derwent

ダーウェントから新しい色鉛筆がリリースされました。

名前は「プロカラー」
3本だけ買ってみました。

メーカーによると、カラーソフトより芯が硬いけれど、
発色は鮮やか、だそうです。

確かにカラーソフトに比べると硬く、
細かなものも描きやすいように思います。

そしてアーティストより、色が鮮やか!

日本での発売は12月だそうですから、
これから楽しみに待つことにします。

赤の色鉛筆コレクション

一部ですが、赤の色鉛筆のコレクションです。

セットだけでなく、赤だけを持っているブランドも多いのです。

赤はどのセットにも入っている上、
よく使う色ですから、まずは赤を買うことにしています。

イラストの方は上から、

ホルベイン、ポリクロモス、ペリシア、ヴァンゴッホ、
カリスマカラー、パブロ

です。

途中まで描いて、松江に持って帰ったら、
カリスマカラーを東京に置き忘れ~。

左は、水彩色鉛筆。

ステッドラーのカラトアクレェル、
ダーウェントのインクテンス、
カランダッシュのミュージアムアクアレル。

ミュージアムアクアレルは非常に美しい発色です♪
一目で好きになりました。

ところで、これも色見本です。

色見本を作るのは、
色を探しやすくするためではなく、
どんな発色をするか確認するためです。

同じ赤(スカーレット系、カーマイン系)でも、
ずいぶん発色が違いますよね。

青に寄っていたり、黄みが強かったり。
少し黒を感じさせる色が入っていたり。

それを見るためのものだと思っています。

発色がわかれば、
塗ったあとで「あれ、こんなはずでは~」ということが少なくなりますから。

持っている色の色見本を一気に作るのは大変ですが、
こんなふうに小さなものをちょこちょこ作るのはできそうですよね。

できれば、飾れるように作れば、作った後も楽しめます。

それにしても、ミュージアムアクアレル、いいなぁ。

基本色12色セット

20色セットは2種類あります。
ランドスケープとマリン。
山色セットと海色セットですね!

ランドスケープ

マリン

76色木箱セット

黒の比較 compare black color

ちょっと前に描いていた各ブランドの黒の比較。

書きかけになっていたので、あらためて書きます。

少し前の睡蓮で、仕上げに黒を使うというお話を書きました。

それに関連して、手持ちの「黒」を比較してみました。
black_01

すみません、文字が逆になってる!

上から、

ダーウェント アーチスト
Derwent artists

カランダッシュ パブロ
Caran d’Ache Pablo

ファーバーカステル ポリクロモス
Fabecastell Polychromos

ヴァン・ゴッホ
van Gogh

ホルベイン アーチスト
Holbein artists

カリスマカラー
karismacolor

塗ってみた個人的な感覚ですが、
上から順に芯が硬いものから柔らかなものへ並んでいます。

よく使っているのは、
ポリクロモス、パブロ、ホルベイン。

パブロのブラックはポリクロモスより硬いのですが、
発色がよく、隅々まで紙の目を埋めるように塗りたいモノ、
小さなパーツ(目や文字)に愛用しています。

ホルベインは柔らかいのですが、少しさらさら。
カリスマはねっとり、
ヴァンゴッホはその中間くらいかな。

この3つは、背景に黒を入れる際によく使っています。
カリスマは練り消しでは消えにくいので、最後の仕上げに。

ダーウェントのアーチストは、硬い芯で薄付きです。
カサカサした感じの黒に発色します。
(悪い意味ではありません)