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初心者は写真をモデルにするのがお勧め

3月 10th, 2012 Posted in work shop(教室)

スケッチ教室を開催することにしました。

そのスケッチについてのご質問にお答えします。

「スケッチは、実物を見て描いていますか?」

実物を見て描いているものもあれば、
写真を撮って、その写真を見て描いているものもあります。

例えばお料理の絵は写真です。
できたてをいただきたいですから、
写真を撮ります。

せっかくのお料理、一刻も早くいただきたいので
写真を撮るのも申し訳なく、
心の中で謝ってからぱちりと。

その写真を元にスケッチします。


その他のもの、
差し入れやお土産、買ったものなどは、
実物を見て描いています。

初心者の方へのお勧めは、
写真を元に描く方法。

美術の先生や画家の中には、
「実物を見て描くのが一番」とおっしゃる方が
たくさんいらっしゃいます。

Beltaも実物の方が良いと思います。

ですが、初心者の方には写真をモデルにして描く方が、
描きやすいのです。

というのは、実物(三次元)を絵(二次元)にするとき、
視点がずれてしまい、難しいから。

常に同じ視点でものを見続けられたらいいのですが、
人の顔は動くので、どうしても視点がずれてしまいます。

すると、先ほど描いた線とは一致しなくて、
おかしく感じてしまうのです。

また、光の問題もあります。
時間と共に光も動くので、
影やハイライトの位置が変わります。

初心者はそれらを追いかけるのが難しいのです。

その点で、光も影も視点も固定されている写真をモデルにすると、
とても描きやすくなるというわけ。

絵を描くことが楽しくなり、慣れてきたら、
今度は実物を見て描けば良いと思います。


スケッチ教室
4月8日(日)開講です。

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