BeltaのColored Pencil Gallery  色鉛筆ギャラリー

色鉛筆専門サイト。色鉛筆画とモレスキンスケッチ。色鉛筆と紙の情報も満載。
Home » work shop(教室) » 【イラスト教室】 文字について

【イラスト教室】 文字について

11月 21st, 2016 Posted in work shop(教室) Tags:

色鉛筆アーティストのBeltaこと若林眞弓の色鉛筆ブログです。
松江、大阪、東京で「大人のアート塗り絵」教室をしています。

カラー、心理学のブログはこちら Office Beltaのブログ


先日の大阪でのイラスト教室
みなさんが、案外と苦労されたのは「文字」
2016_11_18_haichu_01

「案外と」というのは、

「文字はいつも書いているのに、なぜ描きにくく感じるのだろう?」
と思われる方が多い、という意味です。

実は「文字としての文字」と「イラストとしての文字」は別もので、
「イラストとしての文字」は描きにくいものなんです。

というのは、

つい、いつも書いている「文字としての文字」になってしまうから。

パッケージに描かれている文字は、
明朝体だったり、ブロック体だったり、ロゴだったりと、
いつも書く文字とは違いますよね。

でも、「文字だから」という理由でいつも書く字として書いちゃうと、
あれ?違う、となっちゃうわけです。

ではどうするか?

文字として見ずに、「形」「絵」として見ると描きやすくなります。

その方法はいくつかありますが、

一つは、心の中で声に出して言いながら描くこと。

たとえばこの文字。
2016_11_18_haichu_02

「ハイチュウ」と言葉として考えずに、

「最初の形は、上は平らで、左側は斜めに少しカーブして、次はまっすぐ下に降りる。
 まっすぐ下に降りた線と、上の平らの線の端っこを緩やかにつなぐ」

こうやって小さく砕いて、心の中で言いながら描くと、
文字としては認識されず、「形」として認識されるので、
描きやすくなります。

ちなみに、これは文字だけでなく、他の形も同様です。

知っているモノ、知っている形に対しては、
人は「こんなもの」というラベルをつけています。

そのラベルに従った形を描こうとするのですが、
目の前にある実物はそのラベルとは違うのです。

この「ラベル付けした自分の認識」と「実物」との「差異」が
絵を描きにくいと感じさせる原因の一つなんですね。

「ラベル付けした自分の認識」がよく知っているものほど、
この差異は大きくなっていきます。
(つまり描きにくい)

文字は当たり前にしょっちゅう書いているものですから
描きにくさも大きくなります。

なので、日本語よりアルファベットの方が
むしろ描きやすい(形が取りやすい)ということになります。
形もシンプルですしね。


「パッケージを描いて、絵を描くチカラをアップしよう♪」

またそんな教室をやりたいな♪

ささっと描くにはぴったり。
定番です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

マルマン S140 B5E スケッチブック 図案シリーズ 画用紙 24枚
価格:160円(税込、送料別) (2016/11/21時点)

愛用のスケッチャー

やっぱり便利。ピグマ。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

サクラクレパス 水性サインペン ピグマ01 黒
価格:143円(税込、送料別) (2016/11/21時点)


イラストのご依頼等、
こちらのフォームからお問い合わせくださいませ。
★お問い合わせ★

後ほど担当者からお返事をさせていただきます。


【11月】

6日(日)大人のアート塗り絵(武蔵小杉)

8日(火)大人のアート塗り絵(池袋 東武カルチュア)

18日(金)イラスト教室(大阪)

19日(土)大人のアート塗り絵(大阪)

22日(火)大人のアート塗り絵(松江 アンネイ)
  
  
【12月】

5日(月)大人のアート塗り絵(大塚 サロン イル トゥリパーノ)
満席、キャンセル待ち受付中です。

13日(火)大人のアート塗り絵(池袋 東武カルチュア)

12月5日以外はまだお席に余裕があります。
ご興味のある方は、info@belta.jpまで
メールでお知らせください。


カラーの専門店 カラーショップ Belta

楽天 カラーショップBeltaのロゴ

Leave a Reply