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trend 色鉛筆画にも、トレンドがあるようです。

6月 8th, 2010 Posted in books

あまり意識されることはないと思いますが、
色鉛筆画にもトレンドがあるようです。

かつては色鉛筆画と言えば、
ざらっとした紙に柔らかいタッチ。

手軽に扱えるという特徴を活かした
ささっと描ける絵で、どちらかというと、
素朴さを感じさせる絵が多かったように思います。

それから、
きたのじゅんこ先生や、
猫のダヤンの池田あきこ先生が登場。

きたのじゅんこ先生

猫のダヤン

色鉛筆の柔らかい色とタッチは、
ファンタジーやメルヘンの世界の表現にぴったりでした。

そしてさらに現在では、
色鉛筆による表現は、
細密画、写実画へと変化しているようです。

すぐに思い浮かぶのは、
原田シンジ先生
河合ひとみ先生、
生田貴子先生
の3人のお名前。

細密画は、
かつての、メルへタッチ、柔らかい味わい、子どもの塗り絵、
というイメージを覆し、色鉛筆の可能性を見せてくれました。

アメリカでは早くから、細密画も描かれていたようで、
色鉛筆協会(CPSA)のサイトには大半の方が、
「これ、本当に色鉛筆?」という絵がたくさんあります。

先ほどの3人の先生方は同じ細密画でも、
それぞれ特徴があります。

塗り方も、鉛筆も違います。

いつかその違いなどお話ししますね。

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