鉛筆削り情報
やはりご質問をいただきましたので、
みなさまにもシェアしますね!
「シャープに削れる鉛筆削りが欲しい」
そうですよね、私も欲しいです。
数年前、愛用の鉛筆削りメーカーが倒産したのは本当にショックでした
さて、鉛筆削りは、
手動、電動、ポータブルなど動力の違い、
らせん刀と普通の刀(呼び方がわからない)の刀の違いがあります。
すべての鉛筆削りを調べたわけではないので、
私の経験からのお話になります。
まず、刀については、らせん刀の方がシャープに削れる期間が長く続きます。
「らせん刀」というのは、
子どものころ使った手動の鉛筆削りの刀です。
スパイラル刀とも言います。
もう一つは、こういの。
手軽で、短い色鉛筆も削りやすく、よく削れます。
が、激しく消耗します。
私の使い方ではあっという間に削れなくなります。
一つ一つ、特徴をご紹介していきますね。
まずはらせん刀。
■ らせん刀
電動、手動、ポータブルとそろっていますね。
<電動 ポータブル>
電動のらせん刀の場合、
問題となるのは削りすぎと芯が折れた場合。
削りすぎについては、ストッパーがついているものが安心ですが、
ついていても効かないものもあるようです。
らせん刀の中で芯が折れた場合、
芯を取り除くことができないと、使えなくなります。
私は以前、ポータブルの電動鉛筆削りを数個、
教室に持参していました。
ここ数年、それをやめたのは、
中で芯が折れ、鉛筆削りが使えなくなることが頻発したから。
鉛筆削りの使い方をご説明しても、
ん十年ぶりに使う方は、すぐには慣れません。
よく折れました。
鉛筆を引き抜くときに斜めになることが多いのでしょうね。
最近の鉛筆削りは安全のため、
らせんに手が届かなくなっているものが多く、
折れた芯を取り除けないのです。
教室でそれが起きちゃうと、
みなさんが削れなくなるので、
手動の携帯用のものを持参するようになりました。
ですので、電動のらせん刀の場合、
色鉛筆もok!と明記してあるものの方が、安心ではないかと思います。
今、気になっているのはこちら。
実際に削ってみてはいませんが、
メーカー品なので安心かな、と。
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気になっている理由は、
・充電式(電池が要らない)
・2B以上、色鉛筆対応
・軸8mmまでOK
・最短46mmまで可能
・短い鉛筆排出機能
・オートストップ
・お値段はけっこうします。
<手動>
手動のものも同様で、折れた場合が問題ではありますが、
電動のものより芯が取り出しやすいです。
また、開発時間が長い分、製品としては電動のものより熟成している感があります。
子ども用は極端に芯が短く削れるものもあるので、それはご注意。
実際に削った様子を見たものから、2つご紹介します。
どちらもカール事務機です。
まずはこちら。
エンゼル5。2タイプあり、ロイヤル3は芯が2段階の長さに削れます。
パステルトーンとメタリックと色も選べます。
折れた芯も取り出せます。
8mmの色鉛筆が削れるかどうかは不明ですが、
ホルベイン(7.8mm)は削れます。
もう一つ、カール事務機からカールくんの家。
とてもシャープに長い芯で削れます。
ただ、ストッパーがないのか、鉛筆がすぐに短くなる傾向があるようです。
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■ 普通の刀(呼び方を知っている方教えてください)
傾向としては、新品のうちはらせん刀よりシャープに削れますが、
摩耗しやすいです。
刀が良いものを選ぶと良いと思います。
私が愛用しているのは中島重九堂の刃がついているもの。
刃にNJKの刻印があります。
いろいろな製品になっていて、
今、私が一番使っているのがトンボのippo。
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刃が2枚ついているからお得(笑)
長い刃の方がシャープに削れるので、こちらを主に使っています。
色鉛筆が短くなると短い方の刃を使います。
3㎝くらいまで削れますよ。
ただ、何度もいいますが、摩耗しやすいです。
常時4~5個、ストックしているくらいです。
昨年だけで20個は使ったのではないかしら。
良い点は
持ち運びが楽(削りかすは完全収納ではないので、ビニール袋に入れます)
芯が折れても取り出しやすい。
刃が二枚(笑)
お得価格
もっとも20個も使えば、電動のポータブルを買う方が安くなるかも(笑)
このタイプの鉛筆削りで芯が折れるのは、
刃が摩耗してしまい、削りにくくなったときです。
シャープに削ろうとして、
鉛筆削りと差し込んだ鉛筆を両方反対方向にねじるように回すと、折れます。
新しいものに交換しましょう。
ただ、
鉛筆削りは固定し、鉛筆を回すのが基本だと思います。
ふぅ、長くなりました。
以上、マニアックBeltaでした~。