【テクニック】ストロークの長さと強弱
12月のモチーフは強い色を出します。
もちろんふんわりした色がお好みでしたらそれでもOKです。
年賀状など印刷する場合、強い色がオススメではありますが。
さて、その強い色の出し方について、です。
強い色を出すには「ストローク(線を描く動き)」を短くします。
長い線だと力が入らず、紙の目を埋めるくらい塗るのは難しいです。
短いストロークやくるくる塗りだと力が入ります。
逆に塗り始めのまだ色が薄いときは、長いストロークで塗ります。
塗り始めは紙を凹ませないよう、そっとソフトに塗りますから。
ここで短いストロークで塗ってしまうと、
一見きれいに見えても、実はムラになっていることが多いです。
そうすると、色を重ねていく段階で、だんだんムラが目立ったり、
きれいなグラデーションができなくなります。
時折、教室で「もっとストロークを長くして」とアドバイスをするのは
そのためす。
最初はソフトに長いストロークで、
色を強くする段階では、短いストロークで。
ストロークを使い分けてくださいね!