【本】なつかしい「色えんぴつを楽しむ本」
松江に帰ってきました。
寒い。
さて、本棚を整理していたらこんな本が出てきました。
2006年刊の色鉛筆のムックです。
上の表紙を外した本体の表紙はこんな感じ。
ちょうど、第一次塗り絵ブームがブームから定着し、
色鉛筆で絵を描くことが少し盛んになってきたころですね。
今のコロリアージュブームの前ということになります。
その頃手に入る色鉛筆のカタログになっていて、
色見本が充実しています。
2006年なので、ヴァンゴッホの箱が
曲線的なころです(今はフラットなメタル缶)
ベロール社のプリズマカラーから
サンフォードのプリズマカラーになったころ
(今はカリスマカラー)
まだ三菱のペリシア、カランダッシュのルミナンス6901は
販売されていません。
当然ながらダーウェントのプロカラーもないですよ。
お店の情報もなつかしくて、
ファーバーカステルがミッドタウンにお店を出すことが決まったとあります。
そうそう、なんと大阪に色鉛筆とパステルの専門店があったそう!
確か2008年に閉店されたそうで、
私が大阪で仕事をし始めた2008年秋にはもうなかったように思います。
付録にファーバーカステルのアートグリップ3色がついていますがこれも旧モデル。
現行品とはデザインが違います。
こうしてみると、この12年で色鉛筆界は大きな
動きがあったんですね。
ポリクロモスやアルブレヒトデューラー、
パブロなど今も人気の色鉛筆のカタログにもなりますが、
やっぱり古い感じ。
Amazonのマーケットプレイスに4冊ありましたが、
内2冊はプレミア付き。お値段にびっくりでした。