【モレスキン】【描きかけ】 帆船 ダンマルク
9月 大阪で教室開催します。
2日 大人のアート塗り絵(初心者向け)
3日 色鉛筆上級コース(経験者向け)
上級コースは、デモンストレーション多めで、
マニアックなテクニックをご紹介します。
上級コースはお席が少なくなってきました。
夏になると海を描きたくなります。
海といえば、帆船。
人類が作ったもっとも美しい乗り物、だと勝手に信じています。
今日描いたのはデンマークの「ダンマルク」
© Belta(Mayumi Wakabayashi)
月をバックにシルエットにしようかと思ったのですが、
そうすると幽霊船っぽくて。
なので、月明かりを背に受けて、という形にしました。
それにしても大きなお月様。
大きな月、大きな惑星というイメージが好き♪
まだまだ描きかけです。
この後、帆を描き、全体を調整してできあがり。
この最後に「調整する」というのが大切なんですよね。
色は、周囲の色によって見え方が違ってくる
「対比」という現象が起こります。
© Belta(Mayumi Wakabayashi)
このオレンジを教室で塗られた方、多いと思います。
そのときのこと、ちょっと思い出してくださいね。
最初にオレンジ本体を塗ったとき、
「ちょうどいいな」と思っても背景を塗ったら、
「あれ、薄んじゃない?」と思われた方、
いらっしゃるのではないかしら。
また、
お花を塗った後で、葉っぱを塗ると、
急に活き活きし始めた経験をお持ちの方も
いらっしゃると思います。
© Belta(Mayumi Wakabayashi)
これらが「対比」という現象なのです。
他の色との関係で、見え方が違ってくるのです。
1カ所を塗って「ここはもうOK」と思っても、
他の色が入ると、「こんなはずではなかった…」ということに
なり、また塗り足すというわけです。
なので全体を塗ったあと、調整をします。
教室で「1カ所にこだわらないでね」というのは、
そういう理由もあるのです。
簡単なカラーの基礎をさらうのに便利。